■企画展「村上家伝来のひな人形展」






 甲冑(かっちゅう)や武器など大名の公的(こうてき)な部分を表すものを「表道具(おもてどうぐ)」などと呼びますが、それに対して大名や婦人(ふじん)などが私的な場所で用いた道具を「奥道具(おくどうぐ)」と呼びます。能島(のしま)村上家伝来(でんらい)の奥道具の中には、華(はな)やかに装飾(そうしょく)された蒔絵婚礼調度(まきえこんれいちょうど)などが多く見られます。そのミニチュア版とも言える精巧(せいこう)な雛(ひな)道具も多く残されています。残念ながら男雛(びな)・女雛はありませんでしたが、三人官女(さんにんかんじょ)や衣裳人形(いしょうにんぎょう)など、江戸時代後期頃の雛人形も道具とともに残されていました。これらの資料からは、江戸時代以降も続く海賊(かいぞく)の末裔(まつえい)たちの華やかな一面を垣間見(かいまみ)ることが出来ます。

村上家伝来三人官女
村上家伝来三人官女

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