寄せられたご意見と回答(令和5年1月)

市立保育所 主食の持参について

内容

 今治市立保育所では、昼食の「白飯」を年少さん以上は自宅で炊いたものを持参しなければならないと聞きました。
 来年度より我が子も年少さんとなります。白飯を持参しなければならないと知ってかなり驚きました。
 しかも、その持参したご飯は冷蔵庫で保管され、食べる前にレンジで温めてくれるわけでもなく冷たいままです。
 夏場は食中毒も気になります。
 親から離れて頑張っている子供に、せめて出来立ての温かいご飯を食べさせてあげてください。どの親も、大切な子供に温かいご飯を食べさせてくれるなら多少の保育料の値上げはかまわないと思います。
 早々のご検討と実行を宜しくお願い申し上げます。

(令和5年1月30日受付 市内 30代)

回答

 3歳以上児の主食の持参につきましては、全国的に見ると、一部では有償または無償で提供を行っているところもありますが、大半は持参していただいているのが現状でございます。今治市におきましても、保護者の皆様に児童の食への関心を高めていただくとともに、保育所と家庭が連携して食育を推進していくという考えから、主食の持参を実施させていただいております。
 児童の健全な心身の発達を支える給食の提供は、保育の実施にあたり大変重要であると捉えており、今後、ご飯など主食の提供につきましては、調理室の整備や調理員の人数等の提供体制の課題を整理し、また、保護者の皆様のご意向を十分に確認したうえで、検討してまいりたいと考えております。
 このたびは貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。
 今後も保育所等の運営に関して不明な点やご心配ごとなどがございましたら、お気軽に市の保育幼稚園課にご相談くださいますようお願い申し上げます。

充電コインロッカー設置の提案

内容

 昨今、Eバイクと呼ばれる高機能型電動自転車の普及がかなり進んでおり、しまなみ海道においてもかなりの台数が見られるようになりました。
 しかしながらこれらはいずれも数十km程度の航続距離の物がほとんどであり、しまなみ海道のように上りセクションが連続する区間においては、全島を走りきる等の行程では不足気味ということとなります。
 そこで、要所要所に表題の充電コインロッカーを設置してみてはどうかというご提案でございます。通常の(駅に置かれているような)コインロッカーのロッカー内それぞれにコンセントを設けるというものとなります。
 現状環境用品としては同様の製品はないようで、「チューブの自動販売機」のような珍しいガジェットとして観光上のちょっとしたウリになると思います。通常のコンセントを設けておけば自転車のバッテリー以外でも充電が可能なため(モバイルバッテリー等)、通常の旅行者にも恩恵はあるはずです。もちろん充電には専用の充電器が必要なため、『そういったものが点在する』と広く告知する必要はあります。
 また充電には(満充電するならば)通常数十分~数時間かかるため、その間に充電箇所を中心としたエリアの散策を行う等、観光業的な観点からも良い結果をもたらすのではないかと思われます。
 こうした付加機能ロッカーが成功すれば他の自治体へ向けて販売していくことで地元経済にもかなりの貢献をもたらすのではないかと期待しております。

(令和5年1月30日受付 市内 40代)

回答

 ここ数年で急速にE−BIKEが普及し、サイクリストのみならず、老若男女どなたでも気軽にしまなみ海道のサイクリングを楽しむことができるようになりました。
 E−BIKEなど電動アシスト自転車の利用者が増加傾向にあるという背景から、著しい技術の進歩により、小型で大容量なバッテリーやアシストユニットが開発され、様々なメーカーから軽量かつ長時間、長距離走行が可能な自転車が次々と発売されていると伺っております。
 現状では、各レンタサイクルターミナルにおいて、利用者の方から電動アシスト自転車への充電の依頼はそれほどありませんが、安心して走行していただくための充電スポットなどの設備は将来において必要になるものと認識しております。ご提案の充電コインロッカーの設置も含めて、レンタサイクル事業者と連携して対応を検討してまいりたいと思います。引き続き、「サイクルシティIMABARI」の実現のため、皆さまの貴重なご意見を参考にさせていただきながら、今後も様々なサービスや事業を検討してまいります。

家族が県外から帰省した際のヘルパーさん訪問について

内容

 コロナ対策において、以前なら必要なことだったと思いますが、今現在でも同じことをされているので、ご意見をうかがいたく思います。
 義母が今治で一人暮らししており、ほぼ毎日ヘルパーさんに来ていただいており、助かっています。
 ですが、昨年の夏頃から体調が思わしくなく、市外に住んでいる義姉が週に1度泊まって、病院等連れて行ってくれています。
 私は遠方におり、年に数回帰省するだけですが、その度にヘルパーさんが2日入れなくなります。そうすると義姉が来るか、義母はひとりで過ごすことになります。最近、また体調が悪く、義姉の負担が多いため、主人が帰省しようかと言ったところ、ヘルパーさんが入れなくなるから、困るから、来ないで欲しいと言われたそうです。
 これで義姉が体調を崩したら、誰が義母の面倒をみるのか、病院とか連れていってくれるのか、私たちが帰省したら、帰ったあと、2日間ヘルパーさんも来てくれない、それはいくらなんでも困ります。
 私たちは帰省するためにワクチン接種も4回しており、検査もして陰性を確認しています。そろそろきちんと対策をとっている人の訪問はもう問題なしにして貰えないでしょうか。私の父も別のところで一人暮らしですが、そういう規制はありません。

(令和5年1月18日受付 市外 60代)

回答

 離れて暮らすご家族をご心配されるお気持ちは、いかばかりかと拝察いたします。
 お困りの件についてですが、介護サービス事業者が「新型コロナウイルス感染が拡大している地域の家族等との接触があり、感染の懸念がある」ということだけを理由にサービスの提供を拒むことは、国からの通知でも正当な理由とは言えないとされており、このことは、事業所にも周知されています。
 それぞれの事業所では、感染拡大を防ぐために独自の対策をされているところもあるようですが、そのためにお困りのこと等がある場合、本市からも事情をよく確認したうえで、介護サービス事業所に対する指導権限を有する愛媛県にお話をさせていただきたいと思います。よろしければ、本市の介護保険課まで、具体的な事業所名等についてご連絡をいただけませんでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

波方港を発着する岡村航路ができないか

内容

 昨日、自家用車で大三島まで高速で向かい宗方港よりフェリーで岡村島へ渡りとびしま海道を初めてドライブしました。地図を見てふと思いましたが、岡村島へのアクセスは波方港からフェリーを出してもらえば大三島まで大回りせずに簡単に渡れて、観光以外でも広島へのアクセスが便利になるのになと思いました。しまなみ海道はどうしても無駄に東寄りに渡らなければならず距離がかさむので、波方港の航路を再開させてもらえたら便利だろうなと最近よく思うので投稿させてもらいました。

(令和4年12月29日受付 市外 40代)

回答

 自家用車の方が岡村島へ向かうには2つの航路があり、今治港発の「第二せきぜん(市営せきぜん渡船)」、もう1つは乗船された宗方港発の「フェリーみしま(大三島ブルーライン株式会社)」でございます。
 ご提案のとおり、今治港ではなく、波方港を発着する岡村島への航路ができた場合は、航行距離の短縮によって、広島側へのアクセスが向上するとともに、船舶の燃料費削減も見込まれますが、波方港では、以前にフェリー航路を廃止した際、船舶を係留するための施設を撤去しており、再度、同様の施設を設置するためには多額の費用を要することとなります。
 また、今治港発着の航路は、岡村島がある関前地区住民の通勤、通学、通院、買い物などの手段として利用され、その目的地の多くが旧今治市域であることから、島民の方にとりましては、今治港発着のほうが目的地までのアクセスが良い現状でもございます。
 現在のところ、上記のような理由から実現は非常に困難ではありますが、最適な航路等については、ご利用いただく様々な方のご意見をお聞きし、引き続き検討していくべき課題である考えております。
 今治港と岡村港を結ぶ航路は、フェリーのデッキに座り、穏やかに時間が流れるさまや来島海峡大橋の下をくぐる景色を眺められることも魅力の一つだと思っておりますので、ぜひ、次回は今治~岡村航路の利用もご検討いただければ幸いでございます。

旧日吉小学校の活用について

内容

 旧日吉小学校は市街地で、近くに商業施設や公共施設などもあり市内でも立地のいい場所ではないかと思います。このまま使われない校舎だけを置いておくのは、もったいないと思います。ぜひ有効活用してほしいと思います。
 例えば、大学や専門学校などの誘致や県立病院の移転先としての活用などがあると思います。
 また市で有効活用が難しいのであれば、思い切って民間事業者に売却するのも一つだと思います。ただ広大な駐車場になるといったのは残念なので、売却する際は民間事業者に開発計画を募り優れた案を出した事業者に売却するといった事なども考えていただきたいです。

(令和4年12月22日受付 市外 50代)

回答

 現状の旧日吉小学校跡地でございますが、運動場は高齢者のゲートボールや日吉中学校の部活動での利用、体育館はバレーボールなどの社会体育事業、旧校舎は防災備蓄倉庫や市公文書の保管などに全面利用されています。
 その一方で、現状の利用方法のままであれば、地域経済の観点から大きな機会損失につながっているとの声もあることから、「今後の中心市街地はどうあるべきか」という観点で、今年度から中心市街地の在り方について検討を始めており、旧日吉小学校の利用につきましても、この中で併せて検討していくこととしています。
 今まで以上に住みよいまちづくりを目指して、旧日吉小学校のみならず周辺部を含めて総合的に検討していく必要があることから、今回頂戴しましたご意見も参考にさせていただきながら、引き続き調査・研究を進めてまいりたいと考えております。

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