寄せられたご意見と回答(令和5年4月)

立花の通学路の整備について

 この春から娘が立花小学校に入学しました。支援学級に入ったため毎朝登校班に付き添いをしています。
 私自身が小学生だった時と同じ道を辿って登校していますが、親になって改めて歩いてみると危険だと感じる箇所が色々あります。
 立花中学校の信号を中学校側から小学校側に渡って進んでいると車道と歩道を分ける白線が消えてしまっている。(これはここに限らずあちこちで見られます)
 日浅産婦人科と竹内外科の間の道を立花幼稚園方面に進んでいると道に沿って深さのある水路がありますが、ガードレールのような柵がないうえに、道路から川に向かって斜めに下がっているため、広くはない道を車に気を取られていると水路の方に落ちてもおかしくないです。
 細かいことを気にしていては、「市内全体を見るとどれだけ整備せないかんの!」となってしまいますが、近所の保護者さんたちと話していて、私自身も実際毎朝歩いていて気になりましたので、もし機会があれば現地の様子を見ていただいて、可能であれば少しでも子供たちが安全に通学できるようご協力いただければ幸いです。
 ご検討よろしくお願いします。

(令和5年4月17日受付 市内 40代)

回答

 保護者の皆様には、登下校時など常日頃から、子どもたちの安全を見守っていただき、誠にありがとうございます。
 情報提供いただきました道路等につきまして、早速、担当者が現場を確認いたしました。
 1点目の、ファミリーマートから御物川までの区間の白線は、かなり薄くなり消えかかっておりましたので、早急に補修するよう対応いたします。
 2点目の、竹内外科から立花幼稚園方面に向かう道路沿いの水路は、転落防護柵を設置するにあたり、水路の清掃や管理をしている部落、自治会に了承をいただく必要があります。
 市から現状をお伝えしておりますが、役員会で協議するため、回答に1か月程度の期間を要するとのご返事をいただいておりますので、了承を得られましたら、転落防護柵を設置したいと考えております。
 現地の状況につきましては、教育委員会を通じて立花小学校にも情報提供を行い、本市といたしましても、子どもや高齢者の安全を守るため、日々のパトロールで安全施設等の状況を確認するとともに、県警や県などの関係機関と連携して、適正な維持管理と安全確保に取り組んでまいりますので、今後とも、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

桜井方面の自転車通行帯の整備について

内容

 新年度より健康と環境のため、週に何日かは自転車通勤をすることにしました。
 今まで車で走っている時には気が付かなかったのですが、特に喜田村交差点から桜井方面は自転車が通行する道幅は狭く、また路面状態もあまり整備がされておらずガタガタです。
 早速一度転倒してしまいましたが、毎日多くの学生さんが通る通学路であるにもかかわらず、非常に危険な状態が長年放置されているものと思われます。
 サイクリストの聖地をPRされるのであれば、まずはここから改善されるべきと思いますので、ご検討をお願いいたします。

(令和5年4月12日受付 市内 60代)

回答

 このたびは、危険個所の情報をご提供いただき、ありがとうございます。
 ご指摘をいただきました、喜田村交差点から桜井方面の県道今治波方港線は、愛媛県の管理となっておりますので、道路面の状態、自転車通行などにつきまして、本市からも早急に県へ改善を要望いたします。
 本市では、今治サイクルシティ推進計画を策定し、自転車の活用推進、また、安全に安心して自転車を利用できる環境を整えることを目指し、計画的に自転車通行空間の整備を進めており、その一環として、老朽化が進行している主要市道につきましては、令和4年度から令和6年度までの3か年で舗装修繕の重点対策を実施しているところです。
 4月18日には、行政と民間との連携により、自転車を活用したまちづくりを加速させていくため、関係者による「今治市サイクルシティ推進協議会」を設立いたしました。
 ご指摘いただきました「自転車の安全な利用環境の創出」につきましては、本協議会の重要な検討課題と位置付け、関係機関と連携しながら、施設整備への働きかけ、交通ルールの遵守、マナー向上など、効果的な安全対策に取り組んでまいりますので、引き続き、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

奨学金返済の支援について

内容

 今は、少子化で、子育て世帯への支援が、多いのは、良い事だとは、思います。でも、今の若者達が、子供を産める環境にしなくては、子供の少子化は、進んでいくと思います。
 我が家も20代の子供達ですが、「奨学金」という名前の「借金」により、未来を考えられないと言います。周りも今の世の中で、結婚や子供を持つ事に不安を覚えているのが、現実です。
 私の子供の一人は、精神的な障害になり、今は、働けていません。障害年金を月に65,000円貰っている中から、毎月3万を払っています。あと、6年も奨学金が残っています。
 私達も、自分の生活でいっぱいで、娘を養うのに、必死です。そんな子が、自立して、結婚や出産を考えられるでしょうか?
 どうか、そういう子に、奨学金の補助が下りるようにお願い致します。
 そして、なぜ、職種によって、奨学金が、出る会社と出ない会社があるのか?みんな、働いているのは、平等です。
 もっと、未来の子供を生む世代に助けてくれる制度を作って欲しいです。
 なぜ…少子化になるか?それが、国も市もみえてないのではないでしょうか?苦しいのは、子育て世帯だけではありません。
 今治市独自の「奨学金という名前の借金を持つ世代」への支援もお願い致します。

(令和5年4月7日受付 市内 50代)

回答

 このたびは、貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
 奨学金は、将来を担う人材を育成、支援する重要な制度であり、地方自治体によっては、人材の確保と地元への定着を促進するため、市内企業への就職などを条件として、独自の返済支援制度を設けている場合もございます。
 一方で、疾病や災害などの理由が生じた場合、多くの奨学金制度の中で、返還期限の猶予を申し出いただく仕組みがあり、お問い合わせいただいた方が利用されている奨学金の場合も、期限の猶予や月々の返還額についての相談に応じていただけることも考えられますので、ご利用の奨学金窓口にご相談してみてはどうでしょうか。
 国におきましては、若い世代が希望通り結婚し、希望する誰もがこどもを産み、育てることができるようにすることを目指し、経済的な支援も含めた少子化対策を政策の柱に据え、多方面での検討が行われています。
 本市におきましても、このような国の動向を注視するとともに、多くの方からいただく様々なご意見を真摯に受け止め、「市民が真ん中」、「子どもが真ん中」の視点から、持続可能な支援策を検討してまいります。

せせらぎ交流館での刺青をしている方の入浴ルールについて

内容

 せせらぎ交流館に全身刺青の入った方がいたので、役場にクレームを入れました。[衛生法上問題ないので刺青OK]と回答をいただきました。衛生上のクレームを入れた訳ではありません。一緒に居た子どもは怖がっていました。
 外国人観光客にタトゥーが入っている。日本人でもタトゥーを入れている。隠して入浴するマナーや文化の違いなど理解しているつもりです。タトゥー位は気にしません。あからさまに堅気ではない全身和彫の方も、何でもOKというのは全く納得できません。
 ルールも糞も無いじゃないですか。税金で建てた建物ですよね?JA委託の際は「次からは来ないでください。」と職員が対応し、ほとんど見かけませんでした。
 子育て世代サラリーマン気に入っていた場所ですが二度と行きません!

(令和5年4月2日受付 市内 30代)

回答

 「刺青をしている方々の入浴」につきましては、鈍川せせらぎ交流館に限らず、今治市が所有する他の温浴施設におきましても、ご意見を頂戴することがございます。
 民間が運営する施設の場合は、貼紙などによって、刺青をしている方の入浴をお断りするなど、独自の入浴規制を実施することも可能ですが、市が所有する公の施設は、住民の福祉を増進する目的で設置されたものであり、「正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならない」と定められています。
 公の秩序を乱す行為など、一定の条件に該当する場合には、利用をお断りすることも可能ですが、現在は、市と指定管理者(施設管理者)が協議の上、刺青をしているという理由だけでは、入館拒否や退館の条件には該当しないと判断しております。

 今後も、皆様方から様々な意見をいただく中で、よりよい利用環境の整備に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

河上安固やすかたのお墓について

内容

 祇園町に、河上安固の墓があります。
 「今治のくらし」という小学校社会科の教材に掲載している人物です。蒼社川の治水に尽力した郷土の偉人として、市内の小学生が学びます。
 そのような人物の墓でありますが、分かりにくい狭い場所にひっそりとあり、手入れをする人もいないのか、荒れた様子です。市の職員の方が、墓のある土地の持ち主が不明だと言っていたと聞きました。市内の小学生の先生が、児童と訪れようと墓を探したものの、見つけるのに苦労したとも聞いています。
 教育委員会や今治史談会などと連携して、功績を記した看板を設置するなど、もう少し大切にできないかと思います。よろしくお願いいたします。

(令和5年3月29日受付 市内 50代)

回答

 河上安固の墓につきましては、地域の大事な文化財であると認識しており、今治市の長い歴史の中では、河上安固のほかにも治水や新田開発、築城など、功績のある方の石碑や墓などが多数存在しております。
 そのすべてを保存顕彰していくためには、今後、未指定文化財の調査を行うことにより、歴史的価値を再確認し、総合的に本市の歴史文化の保存顕彰を進めて行く必要があります。
 そのため本市では、今治市文化財保存活用地域計画の策定に向け、準備を進めているところです。この計画の中で、未指定文化財のリストアップを行うこととしておりますが、指定文化財だけでも478件を超えるなど、本市は、ご存じのとおり、瀬戸内の交通の要衝であった地勢などから、県下でも非常に多くの後世に残すべき文化財を有するため、様々な条件を包括的に整理したうえでの対応になるものと考えております。
 また、地域の文化財は、地域の皆様と一緒になって保存顕彰していくことが重要となりますので、今後も、河上安固の顕彰について、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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