寄せられたご意見と回答(令和5年5月)

ファミリーサポートの利用料金・補助について

 私は、今治ファミリーサポートの活動会員として、子育て世帯のパパやママのサポートをしております。夫の転勤で、他県で子育てをしていた頃、他県のファミリーサポートさんに助けていただき、大変助かりました。体調が優れない時、リフレッシュしたい時等、子供を預かってもらい、有り難かった思い出があります。
 その時のお返しの気持ちで、我が子が大きくなってから、私に出来る範囲で今現在、活動しております。

 「子供が真ん中」の徳永市長のお考えは共感しております。私の仕事も、子供は社会の宝との想いから続けております。次の世代でも、今の子供達がしっかりと子育てできる社会へ繋げて欲しいとの願いは、私の願いでもあります。

 さて、ファミリーサポートの活動費ですが、1時間600円です。コロナ禍を経て社会経済状況の変化もあり、見直していただけないでしょうか?
 もちろん、活動は気持ちがあっての預かりです。車を使っての移動は、1キロ以上からしか手当がでません。

 預かりも、子供達との出会いと考えています。子供達に関わる一社会人として、愛ある対応で活動しております。
 今現在、ファミリーサポートで活動している方々が、今後も気持ちよく活動できますよう、見直しをお願いしたいです。
 他の活動会員さんと、費用の話をしたわけでもなく、私個人の思いですので、活動費等、事務局へお聞きになってください。活動報告書も毎月提出しております。

 お子さんを預けても、預かっても、お互い気持ち良い対応が望ましいとおもいます。参考までに、他市では、活動費の半額を市が負担しておりました。現在の情報は定かではありません。

(令和5年5月22日受付 市内 60代)

回答

 長年にわたり、ファミリー・サポート・センターの活動にご尽力を賜り、誠にありがとうございます。
 お問い合わせいただいた方をはじめ、提供会員の皆様のご協力によって、安心して子育てができる環境がつくられていることを日々感じており、あらためて感謝申し上げます。

 ご提案いただきました利用料につきまして、まずは県内自治体のファミリー・サポート・センターの状況を確認しましたところ、そのうち、約半数の自治体が本市と同じ600円という料金でございました。
 また、本市におきましては、数年前、センターが提供会員の皆様にアンケートを実施した結果、「現状の600円のままで」というご意見が多かったことから、従前の利用料金を据え置いたという経緯がございます。
 しかしながら、物価高騰などをはじめ社会情勢が変化し、会員の皆様それぞれの想いが変わっている場合もあるかと存じますので、あらためてのアンケート実施について、センターと相談させていただきます。

 利用料金に対する補助(助成)制度につきましては、各自治体で対象者の範囲を決めており、本市におきましては、ひとり親家庭を対象に半額を補助しているところです。
 また、他市の場合は、市からの補助ではなく、一部の事業所で、福利厚生の一環としての独自補助制度を設けている場合があるようでございます。

 このような他の自治体の状況とともに、依頼と提供のニーズバランスなども考慮しながら、対象者の範囲や補助(助成)方法等について、検討していきたいと考えております。

隣人の土地を購入する際の手続きについて

 現在、他県に住んでいるのですが、両親の体調不良の関係で今治市に戻る予定です。
 そこで実家の横の土地・建物を購入したいと動いているのですが、手続き等で困っており連絡させて頂きました。

 市役所の担当の方にも相談に乗って頂いているのですが市の所有地ではないとのことで、市としてはこのような案件の窓口がなく何もできないと言われてしまいました。

 両親の体調を考えると今すぐにでも移住したいのですが、他県からだと動くのが難しく、両親に頼むのも体調の関係で難しい状況です。

 隣の方ですので、数年前に死亡し、身寄りもないことはわかっていたのですが、確認のために登記簿謄本を確認しました。やはり既に死亡されている方のお名前になっており、所有者の名義変更もされていないので、連絡ができない状態の土地・建物になってます。

 家族を連れて今治に戻るため、その場所にどうしても住みたいと思ってます。
 おそらく今後もずっと空き家で放置されてしまうような土地・建物だと思いますので、なんとか市として管理して購入できるような状態にしていただけないでしょうか。

(令和5年5月19日受付 市内 30代)

回答

 離れて暮らすご両親のことを心配されるお気持ち、お察しいたします。

 ご指摘の土地につきましては、現時点で市有地として活用する予定が無いため、現行の法制度上では、市として相続や売買を促したりすることができず、解決に向けては、隣人の法定相続人と、お問い合わせ頂いた方との間で交渉していただくことが必要と考えます。

 なお、交渉にあたりましては、法律などの専門知識が必要となるため、司法書士や宅地建物取引業者を、代理人に選任するという方法がございます。
 今回、市が取り組む「空き家バンク」に賛同してくださっている事業者の一覧表を送付させていただきますので、一度、代理人に依頼することもご検討いただけたらと思います。

 所有者不明の土地は、土地の再利用を妨げる要因として全国的な問題となっており、来年4月以降は、相続登記が義務化されます。
 本市としましても、このような法改正の動きとも連動しながら、空き家バンク等を通じて土地の有効利用を活性化させ、移住を検討される方々へのサポートをさらに充実させてまいりたいと考えております。

今治市の英語教育について

 周囲の方々から徳永市長さんすごく頑張っていろいろ改革してくれてるよね!子育て支援に力を入れてくれてる。という声を聞きます。恥ずかしながらこれまで考えたことがなかった地域のことなどを気になるようになってきて今治をもっと住みやすい街になるお手伝いが少しでもできれば、などと考えています。

 私はもう30年くらい英語を勉強していますし、短期留学の経験もありますが、英語力がなかなか上達しません。学生時代は英語が苦手でした。子供達にはこれからグローバルな時代だからと小さい頃から英会話教室に通わせたりましたのですが、中学で英語教育が始まったところで子供は英語が大嫌いになりました。当然英語は全く話せません。

 昔から感じていましたが、日本の英語教育には問題が多々あると思います。国の方針なら仕方ないと思っていましたが、ニュースで、他市の取り組み、その結果を聞き、今治市が動けばできるじゃないの?と思ったのです。

 今治市教育委員会などとの連携もありますが、今治市は四国巡礼やサイクリストの街で外国人が多く訪問します。世界の共通語は英語であり、若い世代が英語ができることは今治の発展にもつながると考えます。
 どうにか、今後の今治の発展のために市長のお力を借りられたらとメールをさせていただいた次第です。

 たくさんの意見メールが来る中で丁寧なお返事があると聞いています。そして反映もしてくださってるとききました。ぜひともよろしくお願いします。

(令和5年5月18日受付 市内 50代)

回答

 ご自身がお住まいの今治の現状や課題などにご関心をお持ちくださり、ありがとうございます。

 ご指摘のとおり、グローバル化が急速に進展する中で、外国語によるコミュニケーション能力は、生涯にわたり様々な場面で必要になると認識しており、進化に向けた変容が必要だと感じています。

 本市におきましては、子どもたちが、より身近に英語を感じることができるよう、小学校からALT(外国語指導助手)と担当教員との複数教員による授業を実施しております。重要な役割を担うALTにつきまして、令和4年度は11名でスタートしましたが、今年度は13名配置へと増員し、英語教育の充実を進めているところです。

 さらに、近年、サイクリングやHENRO巡礼、海事産業等の関係で外国の方が多く訪問している現状も踏まえ、教育委員会に英語力向上となるような取組を進めるよう、指示しているところです。
 その一環として、年2回開催している英会話教室につきまして、昨年度までは中学生を対象としておりましたが、小学校から中学校へのスムーズな移行と小学校高学年の英語の教科化への対応も含め、今年度からは、小学校6年生も対象として実施する予定です。

 デジタル教科書の導入など、これまでの英語教育を充実させていく手法が多様化している中で、情報提供いただきました他市町の取組も参考とさせていただき、他教科の学習とのバランスも考慮しながら、「何ができるのか、何をしないといけないのか」という視座に基づき、更なる英語力の向上に向けて教育委員会とともに取組を進めてまいります。

野間馬ハイランドの整備・ふれあいコーナーについて

 野間馬ハイランドのことについてです。ここ数年で感じていたことですが、今日子どもを遊ばせていて改めて感じたことを書かせて頂きたいと思います。

 同施設についてまず一点目です。
 20年以上前、まだ小規模だった野間馬ハイランドも遊具など拡張しリニューアルをしました。そして今、最近になって当時のリニューアルされた遊具が補修も改修もされないまま(されているように感じない)現在に至っています。
 滑り台はローラーが著しく劣化し滑らない&加えて柵などなく滑らないので使用中落下の危険がある。一部の遊具が劣化の為何年も使用禁止のロープが貼られたままで、そのロープすら劣化してヨレヨレになっている。階段など手すりもないので大人でも怖いと感じることがある。

 二点目は、野間馬ハイランドのふれあいなどの縮小です。
 現在野間馬の利活馬がいなく、乗馬できる馬が一頭?しかいないため、土日のみの営業&人数制限で終了&利用できる時間も少ない。
 モルモットのふれあいコーナーなども土日の短時間のみ&ふれあいできるのがモルモットのみとなっています。飼育している馬以外の動物がモルモットしかいないのです。当時はクジャクやミニ猿などたくさんの動物で賑わっていました。二点目に関しては人手不足などもあるかもしれませんが、世界に誇る野間馬の施設がこれではあまりにも寂しすぎます。立派な資料館なども活気もなく、世界に誇るはずが恥ずかしくなってきます。

 以上、主に二点を挙げさせていただきましたが、一点目に関しては何とぞ子ども達のためにも野間馬ハイランドの遊具の改修や補修をしていただきたい。
 そして二点目も子ども達のためにはもとより、今治市の活性化のために守っていかなければいけない財産だと思います。このまま利活馬などもいなくなり、市民が野間馬や動物に触れ合える場所をなくしてはいけません。
 ぜひこの問題を挙げていただき、検討していただききたく思います。今治市の未来の為に何卒宜しくお願いします。

(令和5年5月9日受付 市内 30代)

回答

 ご家族で野間馬ハイランドにお越しいただき、また、貴重なご意見をお寄せいただき、ありがとうございます。

 1点目でご指摘いただきました遊具につきまして、現状では、定期点検の結果を受けて、大規模で、かつ修繕が難しい場合などは、当面の間、使用を禁止させていただいております。
 そのような中、利用者の安全確保のためである使用禁止のロープにつきましては、早急に新しいものに交換するよう指示いたしました。また、滑り台につきましては、お子様の安全を第一に、適正な管理を実施してまいります。

 現在、本市におきましては、こどもが真ん中の今治版「ネウボラ」政策の一環として、市内の公園遊具の充実を図ることとし、今年度は市内5カ所に幼児用遊具(0~2歳対象)を設置いたします。
 次年度以降も、公園の長寿命化対策とともに、子育て世代に寄り添った公園の機能整備等を検討する中で、野間馬ハイランドの遊具のあり方につきましても、議論を進めていきたいと考えております。

 2点目の乗馬体験につきましては、現在、野間馬の大半が高齢で、お子様が安全に乗馬できる状態になく、管理上、やむを得ず利用を制限している状況にありますが、近年、少しずつですが仔馬も誕生していますので、以前のような野間馬と触れ合える場を多くの子供たちに提供できればと考えております。
 なお、モルモット以外の小動物につきましては、ご指摘のとおり、人手不足の折から難しい状況でありますことを、ご理解いただきますようお願いいたします。

 今回いただきましたご意見は、当施設の管理者と共有し、今後、世界に誇れる野間馬を文化財として保存するとともに、観光資源として、より一層の利活用に努めてまいります。

しまなみアースランド施設内の排水について

 先日、しまなみアースランドを利用したのですがトイレに行くと床が水浸しであり利用しにくい状況でした。たぶん掃除をしてすぐだから水浸しになるのはわかりますが、もう少し水切りなどで水を排水してほしいです。

 あと、ふわふわドーム横の手洗い場の排水溝に土が流れ込み詰まって水が排水できていない状況でした。もう少しこのような細かな部分もきちんと管理してほしいです。

(令和5年5月3日受付 市内 30代)

回答

 しまなみアースランドをご利用いただき、ありがとうございます。
 このたびは、トイレや手洗い場のご利用に際し、不快な思いをおかけしましたことをお詫び申し上げます。

 ご指摘のトイレ清掃につきましては、5月3日からデッキブラシを使用する方法に変更し、乾きづらい床面の水切りを実施するとともに、手洗い場の排水溝につきましては、5月8日に排水溝の詰まった土を除去いたしました。
 また、公園管理事務所には、園内を巡回し、トイレや手洗い場の排水状況など、よりきめ細かいところまで確認を行うよう指導いたしました。

 本市としましても、市民の皆様に安全・安心に、気持ち良く公園を利用いただけるよう細心の注意を払って管理運営に努めてまいりますので、引き続きご協力いただきますようお願い申し上げます。

パパママ学級の開催頻度とプレママひろばの内容について

 出産予定の妊婦です。
 今治市が実施しているパパママ学級に参加したいと思い、4月7日に、5月17日、20日に実施されるパパママ学級に、参加申し込みの電話をしたところ、既に予約がいっぱいとのことで、参加することができませんでした。
 今治市では、パパママ学級はおよそ3か月に1度しか開催されず、また定員も20名と少ないです。そのため、1か月以上も前に予約の電話をしてもすでに受付が終了しているのが現状のようです。

 今治市では、年間で1000人ほどの赤ちゃんが生まれていると思いますが、その中でパパママ学級に参加できるのはおよそ80名の妊婦だけで、沐浴指導を受けることができず不安なまま出産を迎えることになります。
 パパママ学級は、基本的には在住の市のものしか参加することができず、コロナ禍以降は病院主催のものも開催されなくなりました。次回の開催日は、出産予定日の3日前ということもあり、とても参加することができません。

 1か月前に予約がいっぱいになっている現状であれば、絶対に開催頻度が足りていないと思います。ぜひ、もっとパパママ学級の開催頻度を増やしてはいただけないでしょうか。

 また、今治市が妊婦に推奨する「母子モ」という地域の子育てイベントをお知らせするアプリがありますが、既に、定員がいっぱいにもかかわらず、今日の時点でこちらは受付中という表示になっており、既に予約が満了しているにも関わらず、連携が取れていません。
 こちらの改善もお願いしたいです。

今治市のパパママ学級
https://www.city.imabari.ehime.jp/neuvola/ninpu/papamama/

 また、今治市では、プレママひろばは、月に1度開催されていますが、その内容が、「おなかのあかちゃんへおもちゃをつくる」という内容です。
https://www.city.imabari.ehime.jp/neuvola/premama/

 気軽になんでも相談できるようになど、意図があってそのような取り組みをしているとは思うのですが、初産の妊婦としては、今、知りたいのはおもちゃの作り方ではなく、助産師さんによる「母乳が出るようになるための妊娠時の過ごし方」や、管理栄養士さんによる「お産の経過や、出産時の呼吸法の練習」です。
 パパママ学級の開催頻度を増やすとともに、プレママひろばも内容の見直しなどをしていただけないでしょうか。宜しくお願い致します。

(令和5年4月15日受付 市内 30代)

回答

 初めてのご出産で不安なお気持ちを抱えつつも、もうすぐ会える赤ちゃんを大切にお迎えしようとご準備に励まれ、楽しみにされていることと思います。

 このたびは、パパママ学級にお申し込みをいただき、ありがとうございました。あいにく5月期につきましては、既に定員に達していたため、ご参加いただくことが叶わず、誠に申し訳ございません。
 また、「母子モ」アプリに関しまして、誤解を招くような表示があり、ご不便をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。以後、可能な限り、リアルタイムな情報発信に努めてまいります。

 パパママ学級は、コロナ禍の影響により、産婦人科で集団での両親学級が開催されていないことを考慮し、令和4年度から年4回に回数を増やして対応しているところです。
 医師等関係機関の出務や会場の都合上、現在の形式では、開催回数や人数を増やすことは難しい状況ですが、保健師をはじめ市の職員だけで開催することも含め、改善に向けて検討を進めてまいります。

 また、毎月開催しているプレママひろばでは、妊婦の皆様の不安解消につながるよう、個別相談の時間を設けておりますほか、ネウボラ政策課・各支所におきまして、妊娠8か月面談、出生届出時面談、赤ちゃん訪問など、専門職による伴走型支援体制の充実を図っております。
 ご心配事や気になる点がございましたら、気軽に相談できる体制を整えておりますので、ぜひ、ご利用ください。

 医療機関におきましても、個別の保健指導が実施されており、安心して出産を迎えることができる体制となっております。
 季節柄、体調等崩されませんようご自愛いただき、お健やかに出産の日を迎えられますよう、お祈りいたしております。 

お問い合わせ

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