寄せられたご意見と回答(令和5年7月)

今治市愛顔っ子応援券について

 私は現在、島しょ部で子育てをしています。
 先日子どもが救急外来にかかり、島に小児科が無いため、橋代の補助はとても助かりました。子育てに関する新たな取り組みを積極的にしてくださり、ありがとうございます。

 一つご相談です。
 オムツクーポン券が配布され、こちらも子育て世代にとっては負担の軽くなる取り組みかと思います。
 ただ、我が家は第1子の時から布おむつで育てており(当時オムツクーポン券はありませんでした)、第2子以降も基本は布おむつで育てています。第1子の時は経済的理由が一番でしたが、毎日出る紙おむつのゴミに対する環境への配慮や、子どもとのコミュニケーションも兼ねて布おむつを取り入れていました。今はオムツクーポン券のおかげで経済的理由ではなくなりましたが、やはり環境問題や子どもとのコミュニケーションから布おむつを選択しています。

 配布されたクーポン券は来年の3月で期限が切れます。まだ40枚ほど残っており、到底使いきることはできません。かなり少数の意見かと思いますが、余ったクーポンを換金できるシステムを考えていただけないでしょうか。

 働くお母さん達が増える中、決して布おむつを推すわけではありません。ですが、クーポンがあるからとやみくもに紙おむつを使うのではなく、換金できるなら布おむつに挑戦してみようという方も出てきて、環境問題へも取り組めていいのではないかと勝手に考えた次第です。

 もちろん換金されたら我が家もとても助かるのですが、もし難しい場合はこの余ったクーポンを経済的に困難なご家庭の元へお届けできたらと思っています。

(令和5年7月13日受付 市内 30代)

回答

 県並びに当市の政策を評価していただき、とても嬉しく思いますとともに、布おむつを通して、お子様とのコミュニケーションを深め、環境問題にも配慮されている取り組みは、たいへんすばらしいと感じています。

 第2子以降のお子さんが生まれた場合の「愛顔っ子応援券事業」につきましては、県内の紙おむつメーカー3社が資金の一部を提供し、愛媛県と県内20市町の連携事業として実施されています。
 各メーカーからは「県内の子どもたちの健やかな成長のために」との思いからご寄附をいただいていること、また、愛媛県下の統一したルールのもとで、換金や譲渡の不可などの運用がされていることに鑑みますと、現時点におきまして、この事業自体の制度変更は難しいと考えております。

 市民の皆様から様々なお声をいただく中で、今年から、本市が独自にスタートさせた「今治市子どもが真ん中応援券(第1子)事業」では、紙おむつだけでなく、乳児に関する幅広い用品・サービスに利用できる仕組みを整えました。

 このように、新規に事業を立ち上げる際には、皆様からのご意見を真摯に受け止め、利用者の方々にとって使いやすい仕組みを整えるなど、「今治で子育てして良かった」と言っていただけるよう、これからも、更なる行政サービスの改善に取り組んでまいります。

イオンモール今治新都市周辺道路について

 イオンモールと里山スタジアムを直線的に結ぶ道路についてお願いがございます。

 まず、里山スタジアムに入る信号ですが、あの信号はいつ頃から稼働していただけるのでしょうか?イオンモールから里山スタジアムに徒歩で向かう方もいらっしゃるので、できれば早めに稼働をお願いしたいです。
 ホームゲームの時に警備(駐車場誘導)の方が立ってくださっていますが、信号機の向こう側(里山スタジアム側)にしか立っておらず、横断歩道を渡る時にすごく危険を感じます。

 また、上記道路の真逆(モール裏側の県道155号線と繋がるモール裏側の道沿い)には従業員入口があり、様々な方が行き交う道路となっています。
 155号線と上記の道路が重なる場所には、信号機はなく、カーブミラーもなく、停止線で止まっても左右の状態がわかりにくいT字路となっていて、「せめてミラーを設置してほしい」との声が上がっております。バイクに乗っている方からは、「これまでに何度もひかれそうになった」との声もあります。

 個人の要望ではありますが、どうか、道路を利用される皆さまの安全を少しでも思っていただいて、信号機稼働、ミラーの設置をお考えいただけると幸いです。

(令和5年7月3日受付 市内 50代)

回答

 早速、市の担当者が、情報提供いただきました現場に確認へ伺いました。

 まず、信号機の設置、運用につきましては、警察の所管となっておりますので、今治警察署交通課の方にご要望をお伝えし、検討を依頼いたしました。今治署より、「設置当時は里山スタジアムも含め周辺施設が整備されておらず、交通量も少なかったことから、点滅信号として稼働していたが、現在の交通量等を踏まえ、再検討するよう県警本部へ要望した」との回答がございました。

 次に、モール裏側の道沿い、市道 佐夜ノ谷貞線から県道155号今治丹原線へと繋がるT字路につきましては、ご指摘のとおり、道路左右の見通しが悪く、県道側を通行する車両が見えづらい状況でありましたので、当該交差点にカーブミラーを設置し、交通事故の発生を防ぎたいと思っております。

 道路利用者の安全を守るため、日々のパトロールで安全施設等の状況を確認し、適正な維持管理と安全確保に取り組んでまいりますので、今後とも、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

お問合せ先
【信号機について】
今治警察署交通課 電話 0898-34-0110

【カーブミラーについて】
今治市役所道路課 電話 0898-36-1564

今治市への移住促進について

 最近、今治市に意欲ある人が移住してきて、市に少しずつ活気が出てきて凄く嬉しく思います。
 人口が減少する中で今後も移住促進は重要でないかと思うのですが、それに関して提案がありメールさせて頂きました。

①IT企業の誘致
 SUNABACOさんが進出しプログラミング教室を開設したと思うのですが、今治市内にはIT関係の企業は少なく、学んだ知識を活かせる場の確保が喫緊の課題だと思います。IT企業などのサテライトオフィスを誘致してはいかがでしょうか?
今治出身の社長が経営されるサイボウズや、以前今治に子会社の本社があった日立システムズなど、今治にゆかりのある企業もあるかと思います。

②兼業出来る職場の整備
 移住してきた方が起業するにあたり、事業が上手くいくのか不安があると思います。また造船やタオル、タクシー、バス、介護、飲食、宿泊など今治の様々な業種の企業で人手不足が深刻です。
 そこで、週に3日程度今治の企業に勤務して、残りは自分の事業を手掛けられるような雇用の場を増やす事はできないでしょうか。移住してきた人は安定した収入を得ながら自分の事業をやる事ができます。また企業にとっては人手不足解消の一助になると思います。

(令和5年6月26日受付 市内 50代)

回答

 コロナ禍による都市部から地方への関心の高まりを契機に、サテライトオフィス等整備事業に係る補助制度や、企業立地奨励金制度の拡充を行うなど、人や企業を呼び込む環境整備を推進することで、株式会社SUNABACOの誘致が実現いたしました。

 SUNABACO今治を拠点にデジタル人材を育成し、引き続きIT企業の誘致を推進していく中で、若者等の新たな雇用創出と地域経済の活性化に繋げてまいります。

 移住者が兼業できる職場の整備につきましては、移住された方が安定した生活基盤を築くことができるよう、愛媛県との連携による移住者住宅改修支援事業のほか、市独自で移住支援金等の制度を打ち出すなど、移住促進のための様々な施策を積極的に展開してまいりました。

 また、複業したい個人と企業や自治体を繋ぐ、総合型の複業マッチングプラットフォームを構築する株式会社アナザーワークスと基本協定を締結し、働き方改革アドバイザーを含め、6人の複業人材アドバイザーにご就任いただき、高度化、複雑化した地域課題を、民間複業人材の知見や才能、経験等を活用することで、革新的で有効なプロセスを生み出すとともに、新しい働き方を推進するなど、さまざまな取り組みを進めているところです。

 一方、県内の雇用情勢を見ると、企業の採用意欲は高まっているものの、労働人口の減少などにより、人材確保が課題となっている状況にありますので、本市といたしましても、企業の人材確保に資する取組みについて、研究・検討を進め、更なる移住者の増加、定住促進に向け、働き方の選択肢の伸展に努めてまいります。

 これからも、住み続けたい・住みたいと思っていただけるまち今治を目指してまいりますので、引き続きのご支援をお願い申し上げます。

放課後等デイサービスの利用時間について

 私は現在ひとり親で、障がいがある子がいます。

 仕事をしていて、子どもは放課後等デイサービスを利用していますが、土曜日や祭日、長期休暇の時はデイサービスを利用できる時間が短いため、働く時間が制限されています。
 会社では、障がいがある子がいる家庭、ひとり親家庭の理解が乏しく、色々言われていて、今現在仕事に行きづらい状態です。以前は、障がいがある子がいるからと何度も面接をしたり、「休みが多くなるんじゃないの?」と言われたりする事が多々ありました。

 私の親には協力してもらえませんし、今治市のファミリーサポートでは障がいがある子は預かって貰えないと言われ、在宅介護は親が在宅している時に子どもをみてもらえる制度と言われました。私が働けるのは、周りの理解や協力があって初めて仕事ができるのだなと実感しました。

 受験生の子どももいるので、もっとお金がかかります。パート勤務ではなかなか給料も安くこれからも不安しかありません。正社員で働きたいけど、デイサービスは引き渡し・引き受けをしないといけないので、学年が上がってもずっと時間には制限され、なかなか正社員にはなれません。

 ひとり親や障がいがある子がいながら働くのは本当に生きづらく働きづらく差別される社会です。
 デイサービスの時間延長の促進や、障がいがある子がいるひとり親が安心して働ける環境をどうか考えていただけると幸いです。

(令和5年6月21日受付 市内 40代)

回答

 本市におきましては、「今治で子育てして良かった」と実感していただけるよう、ネウボラ政策課を中心として、伴走型の子育て支援を行っているところです。

 ひとり親家庭に対する制度としましては、児童が高校、大学、専門学校等に修学するために、必要な資金の貸付けをはじめとする各種の貸付制度や、親御さんの就業にあたり、知識や技能を習得する際の助成を行っております。

 これらの制度とあわせて、ネウボラ政策課では、子育て世代に寄り添った相談支援を行う「母子・父子自立支援員」を配置しておりますので、ご心配事なども含め、何なりと、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

 また、放課後等デイサービスにつきまして、時間を延長する場合は、事業者としても従業員の配置などが必要となるため、対応に苦慮されているという声をお伺いしております。
 一方で、保護者の要望によって、個別に延長対応をされている事業所もあるようです。事業所によって、支援の内容や時間は様々ですので、子どもさんとご家族にとって最適な療育について、まずは、ご担当である計画相談員へ、ご相談いただければと思います。また、ぜひ私どもにもご相談ください。一緒に課題解決にあたらせていただきます。

 子どもさんが、身近な地域で、専門的な療育や状況に応じた支援を受けることができるよう、また、親御さんにとって、安心して子育てと仕事が両立できるよう、福祉部局、子育て部局などが連携して、総合的な支援の方法について、さらに検討を進めてまいります。

  • (家庭・児童相談)専用ダイヤル 0898-33-2525
  • 基幹相談支援センター 0898-22-6017

今治新都市・玉川への交通手段について

 イオンモールや里山スタジアムなどがある今治新都市エリアは、今治駅からの直行バスや、玉川行きのバスを乗り入れていて、交通の利便性か高くて助かっています。しかし今度、今治中心部から玉川へ行く2路線が廃止となると聞きました。

 休日は、玉川へ行く路線バスにイオンモールや里山スタジアムへ行くお客さんが乗っているのを多く見かけます。また、馬越や小泉などを経由しており、駅から離れた人も非常に利用しやすい路線だと思います。このままただ路線が廃止にされれば影響は大きいのではないかと思います。

 玉川まで行く路線を全廃するのではなく、イオンモール止まりにしたり、存続する直行バスの一部を馬越や小泉経由にするなど、直行バスの増便など利便性維持をぜひお願いしたいです。

(令和5年6月20日受付 市内 40代)

回答

 ご指摘のとおり、イオンモール今治新都市を経由する
 竜岡線 (せとうちバス今治営業所~玉川町葛谷)
 神子森線(せとうちバス今治営業所~玉川町神子森)

につきましては、玉川地域における人口減少・少子高齢化等の影響により、路線の維持が困難となり、本年9月30日をもって、廃止される予定となっております。ただし、廃止される路線は、イオンモール今治新都市~各玉川地域までであり、せとうちバス今治営業所~イオンモール今治新都市までの路線はこれまで通り継続される予定です。

 そのため、バス路線が廃止となるイオンモール今治新都市から玉川地域への移動に対しましては、適時適切な対応を図るための新たな方策として、10月からデマンド型「乗合タクシー」の運行を開始します。

 また、イオンモール今治新都市や里山スタジアムを含む市街地エリアでは、民間事業者により、エリア定額乗り放題のデマンド型乗合サービス「mobi(モビ)」が試験的に運行されていますので、こちらにつきましてもぜひご活用ください。

 今後は、これらの新たなモビリティサービスの組合せにより、魅力的な地域公共交通ネットワークの構築を図りながら、イオンモール今治新都市や里山スタジアム、さらには、今治市全体の賑わい創出につなげていきたいと考えております。

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0898-36-1634
メール:hisyokouhou@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁本館2階