寄せられたご意見と回答(令和5年9月)

冠水による被害の対策について

 8月23日のゲリラ雷雨の時ですが、私の家の近くの川が溢れて道路が冠水しました。
 私はここに長年住んでいますが、すでに10回以上冠水しています。

 西日本豪雨の時も冠水しまして、あの時は川も危険水域に達していたので、避難の準備をしたりもしました。
 私の家は市内小学校の近くですが、そんな時でも小学校はまだ電気がついていなくて、様子を見に出てきたご近所の方と「これ以上ひどくなってからじゃ道路を歩けないから避難なんてできないのに、まだ学校は電気もついてないね。」と話していました。
 あの時はどうにか助かりましたが、その後1年間に3回冠水しました。

 やっと行政が動いてくださって、川底をコンクリートにする工事がありました。
 工事の作業員の人に「この工事をすると川は溢れにくくなりますか?」と聞くと「流れが良くなるのでずいぶん違うと思いますよ。」と答えてくださいました。
 それで私としましてはその効果に期待していたのです。今思えば、その工事がなければ今回の冠水はもっとひどい状態だったのかも分かりません。

 23日はひどい雨が続いたので心配して窓から川を覗くと、もう道路まで10㎝の水位でした。家族に見せようと部屋へ呼びに行って戻ってくると、もう冠水していました。これほどのスピードで水が増えていったのはこれまで10数回の冠水経験の中で一度もありませんでした。
 道路がすぐに人のひざ下位の水嵩になって、無理やり通ろうとする車によって波が立って、家のすぐそばまで押し寄せます。

 これまでで一番の高水位だったので、床下浸水が心配になって防災情報センターに初めて電話をかけました。
 すると、きちんと話は聞いてくれたのですが「消防署で土のうをお貸ししますので取りに来てください。」ということでした。
 「もう家から車が出せる状態じゃないです。」というと「今たくさんのお家から電話がかかってきている状態なので持って伺うことはできないです。」と言われました。
 その通りだと思います。それが難しいのは分かります。
 でも今回の様なゲリラ豪雨で一挙に水位が上がったら、もし取りに行けたとしても帰ってこられなくなってしまいます。自分でどうにかするしかないのでしょうか?

 8月23日は夏休みだったので学校に子供がいませんでしたが、最近の気象の荒々しさは怖いものを感じます。温暖化でそれはこれからも益々激しくなるでしょう。子供が学校に居る時に一気に水位が上がってしまうのも心配です。

 大きな被害にならない内に、行政で出来ることが何かありましたら、是非ともよろしくお願いします。

(令和5年9月6日受付 市内 60代)

回答

 8月23日のゲリラ豪雨につきましては、未明より明け方にかけて短時間で相当量の雨が降ったため、市内でも川の溢水などで冠水した道路が多くありました。

 避難所を開設する場合、より効果的な運営を考慮する必要があるため、一度に全てを開設するのではなく、被災状況に応じて公民館等から順次開設していくこととしており、今回のゲリラ豪雨の際は、本市としても警報発表前から動き出し、雨の状況や、気象台をはじめとする様々な機関からの情報を収集する中で、大雨は比較的短時間で収まると判断したことから、避難所の開設はいたしませんでした。

 また、土のうにつきましては、基本として本市が直接設置することはしておりませんが、大雨等が予想される場合、事前に土のうを取りに来ていただくことは可能ですので、防災危機管理課(0898-36-1558)までご連絡ください。

 今回のように態勢が十分に整うまでの間は、「自分の命は自分で守る」といった「自助」の部分が最も大切となりますので、ソフト対策として、市民の皆様に向け、ハザードマップの周知や出前講座等を通じ、日頃から「自助」の意識を持って備えることの重要性についてより一層啓発を進めてまいります。

 また、お住まいの地域における河川整備等のハード対策につきましては、バイパス管の設置等による川への雨水流入量の削減、農業用水においては水位計設置による取水堰の自動開閉化の検討や、県道横断暗渠部分につきましては、今年度中に愛媛県が河床の浚渫と底張コンクリートを設置すると聞いており、抜本的な解決に向けて、現在愛媛県とともに対策を検討中でございます。

 今後も、被災状況など注視しながら、関係部署とも連携し、災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。

市内学校に洋式トイレ設置のお願い

 小学校の洋式トイレ設置についてお願いしたいと思います。

 子どもの通っている小学校では、洋式トイレは2ヶ所しかなく、入学前の女の子の親御さんたちは和式トイレでの練習に苦労していると思います。
 今時ほとんどが洋式トイレなので、学校のためにわざわざ和式の練習をしています。全て洋式に改修してもらえたらと思います。

 また、今治市内の公園は古くて、和式トイレのところも多く、多目的トイレを使うことが多くあります。加えて、公園内には使えない遊具も多くあります。
 子どものためにも改修していただきたいです。

(令和5年8月24日受付 市内 30代)

回答

 学校トイレの洋式化につきましては、市の教育委員会にて検討を重ねており、現在約3割が洋式トイレとなっておりますが、和式トイレが良いという利用者の声もあることから、一定数の和式を残しながら、まず第1段階として、校舎棟の各階に、1箇所ずつを目安に設置を進めております。令和7年度末で完了する見込みですが、できる限り早急に設備更新に取り組んでまいります。

 また、今年度、本市は公園の全体計画の見直しを行っており、老朽化が進む市内の公園トイレ、遊具につきましては、優先順位を付けながら順次改修工事を計画し、整備を進めております。

 今回ご指摘いただきましたご意見等も踏まえながら、今後、公園整備を行う際には、ユニバーサルデザインを取り入れたインクルーシブな遊具、誰もが一緒になって遊ぶことができる遊具、思い切り体を動かすことのできる遊具などを、地域特性に合わせて導入し、子ども、若者から高齢者まで、多くの市民の皆さまに、快適で楽しくご利用いただけるような公園環境の整備に努めてまいります。

バスケットゴール設置のお願い

 僕は中学校でバスケ部に入っています。
 今治市内にはバスケットゴールを設置している公園がほぼ無いのですが、外で練習したくても練習するところが無いです。
 バリクリーンの近くにはあるのですが、自転車では遠くて行けません。
 出来る事なら、大新田公園に設置して欲しいです。
 どうかよろしくお願いします。

(令和5年8月18日受付 市内 20歳未満)

回答

 公園は、子どもからお年寄りまで幅広い世代の方が利用されるため、皆様に気持ち良く過ごしていただけるよう、ボール遊び等に関する様々なお願いをさせていただいています。

 一方で、地域の子供たちが「気軽にスポーツに触れることができる場」であるとも感じており、今回いただいたご意見を今後の公園整備の参考とさせていただき、大新田公園へのバスケットゴール設置に向けた検討を行ってまいります。

 なお、大新田公園から比較的近く、バスケットゴールを設置している公園としましては、旭方レクリエーション広場(今治市波止浜11番地69)等がございます。

 バスケットボールWCでは、日本代表が華々しい活躍を続けていますね。
 練習方法等に苦労されることもあると思いますが、大好きなバスケットボールを、これからも続けていってください。

しまなみ海道の通行料(島民割引)について

 しまなみ海道の島民割引の実現は、一体いつになるのでしょうか?
 ETCの休日割引は、平日休みの仕事をしている人には一切関係ありません。

 島内で外食したくても選択肢は少なく、夜は営業していません。病院に行くのも、買い物に行くのも億劫になります。
 家族別々に用事があると車が2台必要になり、料金も2倍かかります。1ヶ月の通行料だけで3~4万円かかる時があります。全て止むを得ない事情である為、節約しようにもできません。

 島民割引が今後もないのであれば、島に戻ってきましたが出たいです。全国いろんな島がありますが、島民割引どこでもあります。なぜ馬島ができて他の島はできないのでしょうか?

 1世帯2枚までのETCカードに限り割引など、今のシステムでどうにかできないのでしょうか。瞬時にできなくても、追って返金等何かしらできるはずです。ETCマイレージと連動させるとか。

 島民割引の実現に向けて、何か動いたりしているのでしょうか?ただ移住者を増やしても意味がないと思います。子供が居ない家庭でも、困る家庭は山程あります。どうにか早急に改善を求めます。

(令和5年8月17日受付 市内 30代)

回答

 島民割引につきましては、国の制度のもと、西瀬戸自動車道(しまなみ海道)では馬島でのみ「特定車割引」という名称で実施されています。
 この制度は、島内に一般車両が通行できるインターチェンジがなく、その利用が島民に限定されており、島には橋脚が設置されるだけで架橋による経済効果などの恩恵を十分受けることができないことを理由として実施されているもので、本四高速が管理する区間では、馬島の他、瀬戸中央自動車道区間の3島がこの条件に該当するために、特定車割引の対象となっておりますが、それ以外の島については適用対象外となっているのが現状です。

 本市では生活道としての「しまなみ海道通行料実質無料化」の実現を政策の最重要課題とし、国や県に対して、日常生活のために有料道路を通行しなければならないことを説明、要望をするとともに、しまなみの子どもをはぐくむ交通費支援事業、しまなみ暮らし支援事業(燃料クーポンの配布)など、今治市独自の施策などについても進めてきております。

 今後も、住民の皆様にできる限り負担がかかることのないよう、まずは本市が自らの努力でできることを一歩一歩、着実に実施していくとともに、国に対して地元の声をしっかりと届けるという考えのもと、魅力的なしまなみ地域の実現に向け、精一杯取り組んでまいります。

※今治市議会9月定例会本会議において
 「瀬戸内しまなみ海道通行料実質無料化について」審議がおこなわれました。
 以下URLからYouTubeでご覧になれます↓
 URL(https://www.youtube.com/watch?v=qdh8NQHORfY
 なお、ライブ中継配信の日付から翌々月末を経過すると削除されますので、ご注意ください。

市内の段ボールの回収場所について

 こんにちは。小学校の黙食をやめてほしいです。

 親族が今治市民ですが、段ボールのリサイクル回収場所が少なく困っています。親族の友人の多くは、段ボールを細かくちぎり、燃えるごみで出しています。
 他県はスーパー、市町村等の回収場所が多く設けてあり、持続可能な次世代に向けての環境構築があります。
 是非、今治市も市民が良く足を運ぶ、スーパー等に回収場所を設けていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

(令和5年8月17日受付 市内 40代)

回答

 ペットボトルや缶など、資源ごみの回収につきましては、市内10拠点にご協力をいただいているものの、段ボールはかさばる等の理由により、まだまだ回収にご協力いただけておらず、市民の皆様には、大変ご不便をおかけしております。

 現在、市内で段ボールを回収している店舗は

  • イオンモール今治新都市(今治市にぎわい広場1-1) 営業時間中
  • コープえひめ喜田村(今治市喜田村3-1-33) 営業時間中
  • フジ波止浜(今治市内堀2-1-14) 土・日曜日の営業時間中

の3か所となっております。

 その他の回収場所といたしましては、各校区の公民館において、古紙回収用のストックハウスを設置しているところがあり、公民館の開館時間中、あるいは公民館によっては土日でも出すことができます。
 また、今治エコステーション(旧クリーンセンター隣接地:今治市町谷甲475-1)は、月~金曜日の9時~16時(祝日除く)まで受け入れをしておりますのでご利用いただければ幸いです。

 なお、お住まいの地域ごとに、常設ではございませんが資源ごみ集積所があり、月2回の資源ごみ回収日に、その集積所へ午前8時半までに段ボールをひもで十文字にしばって出していただくことが可能です。
 ご住所をお知らせいただければ集積所の場所をお伝えできますので、担当課(資源リサイクル課 電話 0898-47-5374)へお気軽にお問い合わせください。

 今後も既存や新設予定の、スーパー等の店舗で回収が可能になるよう、協力を依頼してまいります。

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0898-36-1634
メール:hisyokouhou@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁本館2階