寄せられたご意見と回答(令和5年11月)

市発行クーポンの配布時期について

 この度は、いまばり暮らし燃料支援クーポンの配布、並びに、せとうちみなとマルシェの子育て応援クーポンの配布ありがとうございました。

 このクーポンの配布方法について提言させていただきます。
 一斉に皆さんにクーポンを配布されているのであれば、配布時期を1日ずつでも分散して配布していただきたいです。

 といいますのも、どちらも最初は日中に郵便局の方が配達に来られましたが、不在で受け取れませんでした。
 翌日の再配達を希望しましたが、同様の方が多かったのか、郵便局の方は大変遅くまで配達されていたようです。(我が家は22時頃にいらっしゃってくれました。)
 再配達をお願いする人がどれくらいいるかわかりませんし、配達業者の方もその希望に応えようと対応されています。
 コントロールできるのは、発送先の市役所側になるかと思います。

 今回たまたまだったのかどうかもわかりませんが、もしよろしければ確認いただき、今後の対応方法をご検討いただければと思います。よろしくお願いします。

(令和5年11月21日受付 市内 30代)

回答

 いまばり暮らし燃料支援クーポン、並びに、子育て応援せとうちみなとマルシェクーポンの配布につきましては、配布時期を調整して実施しておりますが、おそらく不在による再配送など当日の状況により、夜分遅くの配達になったものではないかと思われます。

 いずれのクーポンも使用期限が決まっておりますので、できる限り早く、皆様のお手元に届くよう、郵便局にもご尽力、ご協力をいただきながら配達していただいております。

 今後も、皆様からのご意見をもとに、改善や工夫を重ねてまいります。

市民の自転車活用状況について

 市内における労働者年齢層の自転車の活用状況についてご意見いたしたく、こちらにお送りさせていただきます。

 当市は長年サイクルツーリズムの推進ということで、しまなみ海道を中心に自転車の活用を訴え続けてきましたが、市内における市民の通勤手段は主に自家用車であり、通勤時における自転車分担率は県内でも低い状況にあります。
 調査結果でも県平均の2割に対して、当市の交通自転車分担率は17%。うち9割は歩道を通行という状況。
 また、年代別の調査結果は見当たりませんでしたが、年配者及び中高生を除くと惨憺たる有様ではないでしょうか?(一度厳密に調査を行うべきかと思います。)

 ひとえにこれは、市内における自転車の走行の『しづらさ』に端を発するものであり、レンタサイクル事業を中心に観光客の自転車利用は増加傾向にありますが、サイクリングの聖地を標榜するのであれば、居住する市民も安心して自転車を活用できる空間を目指さねば、いずれ観光客離れも深刻化すると思います。

 自転車の事故というものがことさらに強調された記事をよく目にいたしますが、基本的には交通事故というのは対自動車において生じるものです。
 「道路の一部に青線を引く」というような一時しのぎでは、さほど効果はないでしょう。
 今治駅天保山線等、一部通行空間を確保した道路もありますが、他県の例に漏れず路上駐車を行う車が後を絶ちません。取り締まりを強化すべきです。
 究極的には市内の自動車の交通量自体を減らさなければ、根本的な解決にはなりえません。

 また自動車が利用『しやすすぎる』というのも自家用車偏重の原因であります。
 国道196・県道38⇔国道317・県道155と市内を3本もの幹線道路が縦通しており、基本的にはまず渋滞もなく非常に『スムーズ』に自動車が通行できるようになっております。
 予測されうる交通量に対して余裕が『ありすぎる』という状態ですので、例えばいずれかの幹線道路の各1車線を時間帯で自転車専用道とする等の施策を実施してみてはいかがでしょう?近県では広島・岡山等で既に一部実施されております。

 申し上げたいのは、

①サイクリングの聖地を標榜する割に市内の人間は自転車を活用していない。
②活用のためには自動車通行量の削減が必須。
③安心して『車道』を自転車で通行するには、自転車と自動車を完全に分離するのが望ましい。
④自転車利用者が増えれば自然と自動車通行量は減少する。

 というわけで一部でも勘案していただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

(令和5年11月17日受付 市内 40代)

回答

 本市は令和2年3月に「今治市サイクルシティ推進計画」を策定し、市民、事業者及び行政が協働して自転車の利用促進に努めるとともに、安全・安心な自転車利用環境を整え、サイクルツーリズムによる地域活性化を図るよう、現在、様々な取り組みを進めているところでございます。

 自転車分担率の向上につきましては、当該計画においても数値目標(2018年度13.2%⇒2025年度15.3%)を掲げ、自転車はクリーンで環境にやさしい持続可能な交通手段であるといった国連決議の趣旨を踏まえ、自動車への依存の程度を低減し、CO2 の排出削減や交通渋滞の緩和を図るよう、自転車購入補助など通勤・通学への自転車利用の促進を図る取り組みをより一層、進めてまいります。

 また、自転車通行空間の整備につきましては、令和元年度に愛媛県と「今治市自転車ネットワーク計画」を定め、昨年度からナショナルサイクルルートの起点となるサンライズ糸山からJR今治駅までを結ぶ路線のうち、市道・北宝来近見線の自転車通行空間整備に着手しております。

 この事業は、しまなみ海道を利用するサイクリストに市内中心部まで安全に通行いただくためのものであり、現在の車道及び歩道の幅員構成を見直し、車道の両側に2m幅の自転車専用通行帯の整備を進めており、令和6年度中に海側の通行帯を暫定供用し、令和10年度末までには両側の自転車通行帯が全面供用できる見込みです。
 加えて、同計画において、計画策定エリア内の通学路などネットワーク路線についても、順次、整備を行っていく予定です。  

 今回いただいたご提案も踏まえ、今後もすべての自転車利用者にやさしいまち「サイクルシティIMABARI」の実現に向け、注力してまいりますので、引き続き今治市政へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

市内の公共施設にあるトイレについて

 子供の部活等で、他の自治体の体育施設を利用しているのですが、今治市だけは施設内のトイレの便座が冷たくて、毎回「冷たい!」と声が出てしまいます。
 夏場はまだ我慢できますが、冬場は地獄です。
 市外の方も大勢利用される施設でこのような状況では、今治市のイメージも悪くなり、今治市民として申し訳なく思います。

 大西の星の浦海浜公園では、ねんりんピックで県外から訪れている方がたくさんいましたが、女子トイレは2つしかないので、行列になっていて、待った挙句に和式しかなく、大変そうでした。
 週末には、観光客らしきサイクリストもよく見かけます。

 予算のこともあるでしょうから、いきなり全てとはいかないとは思いますが、新しい施設を作るだけでなく、既存の施設を充実させることもお願いします。

(令和5年10月31日受付 市内 50代)

回答

 今治市では、公園やスポーツ施設等の全体的な見直しを行っており、老朽化が進む市内の施設、トイレの洋式化等につきましても優先順位を付けながら順次改修工事を計画し、整備を進めております。

 星の浦海浜公園につきましては、本年中に、多目的トイレもご利用いただけるよう誘導を促す表示看板を設置することで、混雑の緩和を図るとともに、女子トイレ2つと男子トイレ1つの洋式化を実施する予定です。

 今後も、皆様が施設を快適にご利用いただけるよう努めてまいりますので、お気づきの点などございましたら、ご意見をいただけますと幸いです。

子育て応援せとうちみなとマルシェクーポンについて

 先日、子育て応援せとうちみなとマルシェクーポンをいただきました。
 そこには「食料品などの物価高騰の影響を受けている市内の子育て世帯の家計負担を軽減し、それぞれの地域の魅力が詰まった「せとうちみなとマルシェ」をぜひともご家族で楽しんでいただけますよう、マルシェで使用可能なクーポン券をお送ります。」という文面がありました。

 我が家も子供を育てており、物価高の影響を受けて家計負担が増えております。
 今回クーポンを配布いただきましたが、マルシェではおむつやミルク、子供用の食事や学校で必要となる品々を購入することはできないと思います。
 子育て世帯が希望する用途に使えないのではないでしょうか?
 そうなると、「家計負担軽減」と「せとうちみなとマルシェクーポンの配布事業」は目的と手段が一致しないように思えます。

 希望する世帯については、クーポンをお金に換えられるように、あるいは消費させたいのであれば、せめて西松屋のようなお店でも利用できるようにするなど、子供用品を買うことに使えるようにご検討いただけませんでしょうか?

 本来であれば今回の事業から対応いただきたいところではありますが、今回からの対応が難しいのであれば、次回以降も同様の事業をされる際には、実際の子育て世帯が求めていることを調査いただき、その要望に沿った支援策をお願いしたいです。

(令和5年10月24日受付 市内 30代)

回答

 今治市では、こどもが真ん中応援券や愛顔っ子応援券などの子育て用品購入支援に加え、出産・子育て応援金の支給、こども医療費の無料化など、子育て世帯の負担が少しでも軽減できるよう各種の支援策を講じているところでございます。

 今回の子育て応援せとうちみなとマルシェクーポン事業は、長期にわたったコロナ禍、そして物価高騰により日常的に足が遠のいていたイベントへお子様と参加いただき、本市の未来を担う子どもたちに、活力みなぎるマルシェを体感してもらい、少しでも子育て世帯の皆様に楽しんでいただける一助になればとの思いとともに、地産地消の促進を図るため、配布させていただきました。

 なお、マルシェオープン1周年となります11月12日より、子育て・マルシェ応援ブースを設置し、お子様の靴や文房具などもお取り扱いしておりますので、こちらもぜひご利用ください。

 今回いただいたご意見を参考にさせていただき、引き続き、子育て支援策の充実に全力で取り組んでまいります。

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