トップページ市長室施政方針・あいさつ集平成22年 6月定例会

施政方針・あいさつ集

平成22年 6月定例会

 おはようございます。
 本日、第4回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集賜りまして、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。
 初めに、このたび全国市議会議長会から勤続15年表彰を受けられ、また、産業経済委員会委員としても感謝状を贈られました長橋準治議員、勤続15年表彰を受けられました加藤明議員、白石勝好議員、山本五郎議員、10年表彰を受けられました松岡一誠議員、北貞丈議員、矢野雄嗣議員、中村卓三議員に対しまして、心からお喜びを申し上げます。受賞されました皆様におかれましては、今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げますとともに、市勢発展のため、一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、先日、菅内閣が誕生いたしました。新内閣におきましては、前内閣が民意の離反を招いた原因を検証するとともに、党利党略ではない、国の将来を見据えたしっかりとした施策を望むところでございます。
 ところで、若葉からこぼれる光がまぶしくなる新緑の季節を迎えると同時に本市におきましても、明るい話題が聞こえてまいりました。
 まずは、この度、大西の妙見山古墳が国史跡に指定される見通しが得られたことでございます。長年の保存整備や研究の結果が認められたものだと思っております。今後、正式指定を受けまして、更に多くの方にこの貴重な古墳を知ってもらえますよう、最新の研究成果を踏まえ、藤山歴史資料館の展示内容を見直すなど保存周知につとめてまいりたいと考えております。
 また、近代遺跡の人気が高まっていることなどから話題となっております小島でございますが、先月からこれまでの観潮船を利用した小島要塞跡巡りの団体向けコースに、新たに個人向けコースの設定も行われております。
 更に、上浦でも、日本最古の水軍城跡がある古城島で、潮が引いて陸続きになる「海割れ」と呼ばれる現象に、ツアー客が訪れています。また、大山祇神社では、この春、実に688年ぶりに関係者の長年の悲願でございました総門が再建されるなど、これらすばらしい地域資源の誕生や掘り起こしなどによりまして、県内外からも広く注目を集めているところでございます。
 一方、食の分野では焼豚玉子飯にも光が当たってきています。4月には尾道みなと祭りの一環で開催されました「尾道てっぱんグランプリ2010」の初代王者に輝きました。マスコミなどでも取り上げられ、これを目当てに本市を訪れる方もいると伺っております。今治ラーメン同様に関係する皆さんの地域を盛り上げようとする熱意が多くの人の心に響いているのではないでしょうか。
 そして、これら観光地への誘客を支えてまいりましたのが、これまでの高速道路の料金制度だと思っております。大幅な負担増に繋がる新料金制度は、6月からの実施が見送られました。要望活動や意見書の提出などを実施してまいりました議会や関係団体など私どもの思いがある程度通じたものと考えております。
 しかしながら、今後の新料金制度がどのようになるのか不明でございますので、国会の審議等の動向を注視してまいりたいと思っております。また、新料金制度の内容に見直しがされないようでございましたら、尾道市とも連携し、更に声を大にして見直しを求める要望活動を実施するつもりでございます。
 そして、もう一つうれしいことがございました。これは、懸案となっておりました、新繊維産業技術センターの建設についてでございます。既に県において新都市での用地取得が行われておりますが、この度、県の6月補正予算案に、本市や繊維産業界が待ち望んだ新繊維産業技術センター整備検討費が盛り込まれたことでございます。今治市が世界のタオル産業の中心として今後とも活路を見出し、技術の集積を行うためにも、建設に向けての検討が進むことにつきまして感謝と期待をしているところでございます。

 さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が4件、条例案が6件、その他の議案が11件、法人の経営状況などの報告が3件、合わせて24件でございます。
 その主なものについて申し上げます。
 初めに、今治市定住自立圏形成方針の策定についてでございます。昨年12月7日中心市宣言を行いましたが、旧今治市地域を中心地域として、旧11町村地域の特性を活かした役割分担と互いの連携により、住民が安心して暮らせる圏域を形成するために生活機能の強化にかかる取組を推進し、人口流出に歯止めをかけるとともに、他地域からの人口流入を創出できる魅力ある定住自立圏を形成するための方針を定めようとするものでございます。
 次に、予算についてでございます。
 まず、認定こども園整備に対する補助金でございます。幼児教育と保育を一体的に提供する認定こども園の施設整備に要する費用の一部を補助することによりまして、子どもを安心して育てることが出来る環境整備を行おうとするものでございます。
 なお、この認定こども園につきましては、関連いたします新都市整備事業用地の財産の処分議案も提案させていただいております。
 次に、全国やきとリンピックin今治開催事業費補助金でございます。全国各地の名物のやきとりがここ今治へ集まることによりまして、食文化を通じた地域間交流の促進を図り、特に鉄板焼を主体とする今治特産のやきとりを全国にPRしていこうとするものでございます。
 学校教育関連経費といたしましては、地域の自然や人とのかかわりの中で森林を大切にする「森はともだち推進事業費」や環境を大切にする児童生徒を育てるための「環境教育推進事業費」、更には伝統や文化に触れ豊かに生きる力を育む「伝統文化教育実践研究事業費」の予算を計上させていただいております。
 これらのほか、離島航路運航費補助金や認知症高齢者グループホームに対するスプリンクラー設備整備費への補助金、造船振興計画に基づき整備を進める波方地区造船振興土地造成事業費など所要の予算も計上しております。
 なお、提案いたしております案件の詳細につきましては、後ほど副市長の方から説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。