トップページ市長室施政方針・あいさつ集平成23年 12月定例会

施政方針・あいさつ集

平成23年 12月定例会

 おはようございます。
 本日、第6回定例市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集を賜り、開会の運びとなりましたことを、厚くお礼申し上げます。
 まず初めに、去る11月27日にご逝去されました名誉市民であります故津田 勉氏に謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。
 津田氏は、長年にわたり旧菊間町議会議員並びに旧菊間町長として、町勢の発展と住民福祉の向上に多大な貢献をされましたが、多くの偉業のなかで特筆すべきは、石油地下備蓄基地誘致に関わるものであろうと思っております。昭和54年菊間町議会議長に就任されるや、石油地下備蓄実証プラント建設の誘致に力を注がれ、連日連夜、関係者の説得に当たる一方、関係機関への陳情など、精力的なお働きをなされたとお聞きしております。そのおかげがあって、我が国初の実証プラントの誘致に成功し、後の町政を担当されてからの備蓄基地建設へと繋がっていったのであります。その後も、デイサービスセンターやコミュニティホールの建設など卓越した行政手腕を遺憾なく発揮されました。今、こうした氏の業績を思う時、今を生きる私たちは、氏の足跡に学び、その郷土愛溢れる思いに応えるべく、しっかりと歩みを進めてまいることをお誓いしたいと思います。この場で、津田氏のご功績を偲び、市民の皆様とともに深く感謝の誠を捧げさせていただきます。

 さて、旧今治市の16の地域におきまして順次開催しております地域懇談会「市長とわいわいトーク」につきまして、ご報告をさせていただきます。
 9月26日の富田地域を皮切りに、これまでに10箇所の地域において、各種団体のお世話をされている約520名の地域のリーダーの皆様と、懇談を重ねてまいりました。本市が取り組んでおります主要な事業を直接ご説明する機会が持てたと同時に、参加者の市政全般へのご意見、ご要望や、それぞれの地域固有の課題などにつきまして忌憚のないお話を拝聴することができ、大変有意義な懇談会になっております。また、議員各位におかれましても、それぞれの関係地域にご参加をいただき、市民と共に歩む議員活動の姿に改めて敬意を表します。
 この地域懇談会を開催するにあたりまして、私の期待するところが3点ございました。「地域のリーダーである方々に、市役所の仕事をもっと知っていただきたい」ということ、また「地域のリーダーである方々から、市役所に対してご意見をいただきたい」ということ、そしてもう一つ、「地域のリーダーである方々に、市役所の広報マン、宣伝マンとなっていただきたい」ということの3点でございます。市役所で行われていることが地域の方々にもっと伝わることによって、市民と市役所との距離が一層縮まり、お互いが理解・協力しながら、ふるさと今治市の発展のために共に頑張れるものと思っております。
 これまでの懇談会では、地震等の発生時における防災対策に関するご意見、ご要望がやはり数多くございまして、関心の高さを窺い知ることができました。地震発生時の避難場所の周知方法であったり、老朽化した消防詰所の整備へのご要望であったり、5月に結成いたしました防災士会の更なる強化へのご要望であったり、また小中学校の耐震化への取り組みなどにつきまして多くの意見が寄せられております。年明けからとなりますが、残る6つの地域につきましても、率直なご意見、ご要望がいただけることを期待し、こういった市民からの生の声を尊重しながら、今後のより良い市政運営に生かしてまいりたいと考えております。

 さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が10件、その他の議案が11件、報告が1件、合わせて22件でございます。
 その主なものについて申し上げます。
 まず、桜井海浜ふれあい広場サッカー場の整備でございます。本年夏の「なでしこジャパン」ワールドカップ優勝による女子サッカー人気の上昇と、人工芝に全面改修したことによる相乗効果で、市外からの利用者も増加しており、利用者から強い要望のある更衣室棟の整備等に係る予算を提案いたしております。県女子サッカーリーグなどでの利用の際、特に更衣室、シャワー室の設備がないために非常にご苦労をされているということから、今回、シャワー室とトイレを併設した更衣室棟を整備し、併せて既設トイレを水洗化するとともに、各種大会の開催時に手狭となっておりました観覧席と駐車場の整備を図ろうとするものでございます。様々な大会開催等のお話も複数の団体からいただいております。そして企業、大学チームの合宿の問い合わせもございますので、今後とも積極的に誘致を行い、地域スポーツの振興と市民の健康増進、またもう一つ、湯ノ浦地域の活性化に繋げてまいりたいたいと考えております。
 続きまして、グループ創業40周年記念といたしまして、日本食研ホールディングス株式会社よりいただきましたご寄附を、国際理解教育と国際化に対応できる人づくりを目的とする国際人育成基金へ積み立てる予算を提案いたしております。同基金は、合併前の平成13年に同社からの寄附金を原資に創設したものでございまして、これまでにオーストラリアへ計8回、220名の小中学生を派遣してまいりましたが、多感な時期、海外のご家庭にホームステイをし、異なる文化に接することを通しまして、将来、地域を担う若者たちの国際感覚が醸成されることを心から期待いたしております。地域社会へ貢献する温かいお志に感謝申し上げるとともに、同社のますますのご発展と、願わくば、この今治の地での更なる事業の拡大が成りますことを切望するものでございます。
 続きまして、公会堂の施設整備に係る改修実施設計委託料を提案いたしております。本年7月より基本設計業務と耐震詳細診断に取り組んでまいりましたが、改修保存の方向で、耐震補強を含む改修実施設計業務に係る所要の経費を計上させていただいております。市民の皆様に十分ご満足いただける施設整備に向けまして、早期の完成を目指したいと考えておりますので、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
 このほか、島嶼部や山間部等における地域住民の生活交通手段を確保するため、バス路線運行に係る経常欠損額を補てんする生活交通バス路線維持・確保対策事業費補助金、県営土地改良事業費、県の介護基盤緊急整備等臨時特例基金を活用した地域支え合い体制づくり事業費、8月からの豪雨、台風等により被災した農業用施設や林業施設、土木施設等の災害復旧事業費など所要の経費を計上しております。
 また、選定審議会等の諸手続きを経まして、来年度から以後5年間の公の施設の指定管理者の指定を行う議案もご提案いたしております。

 なお、提案いたしております案件の詳細につきましては、後ほど副市長から説明申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げまして、開会に当たってのご挨拶とさせていただきます。