トップページ市長室施政方針・あいさつ集平成28年 6月定例会

施政方針・あいさつ集

平成28年 6月定例会

 おはようございます。
 本日、第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。

 まず初めに、平成29年に開催されます「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」「愛顔(えがお)つなぐえひめ大会」を周知し、開催機運を盛り上げるため、理事者全員で啓発用の今治市オリジナルポロシャツを着用することにさせていただきましたところ、全議員からご賛同をいただき、こうして出席者全員が着用する中で、議会初日を迎えることができました。
 本年7月から9月にかけて開催されますリハーサル大会が目前に迫っており、今後は市民の皆様にもこのポロシャツを着用していただくなど、国体に対する参加意識の高揚も図ってまいりたいと存じますので、ご支援、ご協力の程、お願い申し上げます。

 さて、このたび全国市議会議長会より25年在職議員として表彰を受けられました福本琢美、松田敏彦両議員、20年在職議員として表彰を受けられました寺井政博議員、15年在職議員として表彰を受けられました越智豊、堀田順人両議員、10年在職議員として表彰を受けられました重松眞司議員、そして感謝状を受けられました松岡一誠前議長に対しまして、心からお喜びを申し上げ、敬意を表したいと存じます。今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げますとともに、市政発展のため、一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 ところで、4月14日以降連続して発生いたしました熊本地震では、大きな被害が広がりました。犠牲になられた皆様のご冥福を心からお祈り申し上げますと共に、被災地の一日も早い復興を願っております。
 本市では、市民の皆様に呼びかける義援金につきましては、4月18日に本庁と各支所に募金箱を設置いたしました。また、全市職員にも呼びかけ集まりました義援金159万6,333円は、日本赤十字社を通じて被災地へお送りいたしました。市議会におかれましても、義援金を九州市議会議長会に送られるなどのすばやい対応をされたとお聞きしております。支援物資につきましては、愛媛県からの要請に基づき、早々に食料品や生活用品などを、阿蘇市(あそし)、美里町(みさとまち)、西原村(にしはらむら)へお送りいたしました。人的支援につきましては、まず緊急消防援助隊愛媛県隊として消防職員5名を、益城町(ましきまち)、西原村(にしはらむら)へ派遣し、安否確認や捜索活動を行いました。次に、建物応急危険度判定のため、建築技師4名を、宅地危険度判定のため、土木技師3名を益城町(ましきまち)へ派遣いたしました。
 今回の地震は、14日の前震と2日後の本震が、ともに震度7の激しい直下型の揺れであったこと、特に2度目の本震が、多くの家屋を崩壊させたことから、多数の死傷者が出ました。また、道路、橋、上下水道のほか、災害復旧の司令塔となる宇土(うと)市役所の庁舎そのものが正に崩壊寸前となっている映像には、大きな衝撃を受けました。
 そこで、本市の状況でございますが、庁舎につきましては、本庁の附属棟3階に災害対策本部の機能を常設する防災拠点施設が、本年度末に完成予定であるほか、旧耐震基準で整備され、老朽化が進んでおります菊間支所を菊間公民館に集約統合するため、菊間公民館の耐震補強及び長寿命化工事等を実施しようとする予算を、今議会に計上いたしております。その他の支所につきましても、今後緊急性や優先度などを総合的に勘案し、順次地震対策及び長寿命化を図ってまいります。
 また、避難所にもなります小中学校の施設につきましても、耐震補強工事が本年度で完了するなど、東日本大震災の教訓を生かし、大地震への備えを進めてまいりました。
 一方、熊本地震の影響を受けまして、耐震診断の申込みが急増していることに対応し、木造住宅耐震診断委託料を増額する予算も計上いたしております。
 今回の熊本地震を教訓として、この際に、防災意識は薄れてきてはいないか、南海トラフ巨大地震など想定を上回る災害に備え、死角はないか等、改めて再点検し、災害対策に万全を期す考えでございます。

 さて、4月23日、新都市第1地区におきまして、市民の皆様の待望久しかったイオンモール今治新都市がグランドオープンいたしました。その後の客足も順調に推移し、現在までの来客数は100万人を超えると伺っております。
 また、5月24日には市営スポーツパークに隣接する高橋ふれあいの丘の市有地で、5,000人規模となるFC今治専用スタジアムの起工式がありました。FC今治は、今季の前期日程を7戦全勝で折り返し、後半戦初戦の5日のホームゲームにも完勝するなど、順調に勝ち星を積み重ね、現在四国リーグ首位に立っております。
 来年夏のスタジアム完成時には、JFL昇格を成し遂げられ、スタンドを埋め尽くす満員の観衆のもと、さらに上を目指して躍動する選手を応援できるものと、大いに期待をいたしております。
 一方、新都市第2地区の今治西部丘陵公園、しまなみアースランドについてでございます。
 当公園においては、平成23年より、自然の大切さを考えていただくための体験型の教室を、年に100回以上開催してまいりました。オープン以来5年を経過したことを踏まえ、原点 に立ち返り、中長期的な視点に立ってグランドデザインの再検討を行い、手づくりで成長・発展していくことを目指すなか、この度、FC今治の運営主体である株式会社今治.夢スポーツを指定管理者とする指定議案を提案いたしております。
 代表取締役の岡田武史氏につきましては、富良野自然塾の環境教育プログラムのインストラクター資格を取得するなど、以前から環境に関する活動をライフワークにされており、今治自然塾の立ち上げに携わっていただいた経緯もございます。また、去る5月25日には、今治青年会議所と岡田氏が共鳴し、ワークショップ型イベント「バリチャレンジユニバーシティ」の開催に向けた実行委員会が設立され、県内外の若者等を対象に、今治の活性化に向け、チャレンジ精神を持った様々な人材を育てる試みがスタートするなど、サッカーにとどまらず多彩な人脈、類まれな行動力を、今治新都市地区の多方面にわたる運営に生かしていただけるものと、その発信力に期待いたしております。
 国家戦略特区の実現に向け走り出している今、新都市第1・第2両地区において、躍動する民間企業の活力が十二分に発揮できるよう環境を整え、国内外に向けて強力に情報発信していくことで、更なる交流人口を呼び込み、笑顔の数を増やしてまいりたいと考えております。
 さらに、ご承知のとおり、去る4月25日、今治市・尾道市にまたがる村上海賊のストーリーが、文化庁の「日本遺産」に認定されましたので、文化庁の補助金を活用して、本市及び尾道市等を構成団体とする村上海賊魅力発信推進協議会への負担金を計上いたしております。
 一昨年は、「瀬戸内しまのわ2014」イベント、小説「村上海賊の娘」の本屋大賞受賞効果などによりまして、村上水軍博物館はもとより、しまなみ海道沿線全体が活気にあふれました。
 今年に入り、旅の予約から計画までをサポートする世界最大の旅行口コミサイトであるトリップアドバイザーの、「行って良かった!日本の展望スポットランキング2016」の第3位に亀老山展望公園がランクインいたしました。ちなみに、第1位が清水寺の舞台でおなじみの清水寺、第2位が東京都庁の展望台でありますことから、非常に大きな意味があると思っております。また、国内最大級の旅行予約サイトを展開する楽天トラベルが発表した「サイクリストに人気の旅行先ランキング」で「今治・しまなみ海道」が1位になるなど、これまで全国に向けて発信してきたサイクリストの聖地「しまなみ海道」の認知度が確実に上昇し、今治が注目されてきていると感じております。タイミングよろしく、しまなみ海道沿線の伯方では、イルカと触れ合える体験施設としては県内初めてとなるドルフィンパークしまなみがオープンし、新たな観光客を集めております。
 これからも尾道市と協力して、観光、文化振興の両面から、しまなみ海道の魅力を、国内外にアピールしてまいります。

 さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が4件、条例案が5件、その他の議案が14件、専決処分などの報告が4件、合わせて27件でございます。
 それでは、先ほどいくつか触れましたので、それ以外の主なものについて申し上げます。
 まず、観光施設整備費でございます。
 サンライズ糸山の隣接地を、サイクリングターミナル駐車場等として整備するため造成工事を実施しようとするものでございます。サイクリング繁忙期には、施設前の駐車場が満車となった場合は近隣の駐車場をご案内するなどご不便をおかけいたしておりますが、整備後には現在の2倍程度の駐車が可能となる見込みであり、周辺の道路も含めた混雑が緩和されるものと考えております。
 次に、バリチャレンジユニバーシティ事業費補助金でございます。
 「地域と共に次世代の若者が新しいチャレンジを生み出す学び舎」をコンセプトに、学生向けワークショップや市民参加型イベントを通じて、地域を牽引する若者の人材育成や地域の魅力発信等に取り組む団体を支援いたしてまいります。
 次に、繊維染色産業基盤強化事業費補助金でございます。
 ジャパンブランド育成支援事業によりブランド化に成功した今治タオルの厳しい品質基準を支える今治地域の染色加工業者の高い技術にスポットを当て、染色産業のブランド力向上と人材育成、雇用拡大、販路開拓等に取り組む団体を支援いたしてまいります。
 これらのほかにも、市立博物館・美術館連携プロジェクト実行委員会負担金、離島航路運航費補助金など、所要の予算を計上しているほか、関前岡村~今治航路に使用する船舶の建造請負に関する契約議案、みなと交流センターレンタサイクルターミナルにおけるレンタサイクルにかかる指定管理者の指定議案などを提出いたしております。
 なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副市長からご説明申しあげますので、よろしくご審議のほどお願い申しあげます。
 以上でございます。