トップページ市長室施政方針・あいさつ集平成28年 9月定例会

施政方針・あいさつ集

平成28年 9月定例会

 おはようございます。
 本日、第4回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。

 今朝ほど朝一番、今治南高校の運動会へ行って参りました。秋晴れ、まさに上々の天気の下での素晴らしい入場行進を見て、55年前、私が3年生の時に応援団長をさせてもらいましたことを思い出しました、生徒たちの元気いっぱい、そして澄み切った目を見ながら、この人たちが将来今治で活躍してくれたらありがたいなという思いと、同時にまた彼らのために今なすべきことは何か、そのようなことも脳裏をよぎりながら元気をいただいて役所に帰ってまいりました。

 まず初めに、18歳選挙権が導入されてはじめての国政選挙である参議院選挙が、去る7月10日に行われました。安倍総理が進めるアベノミクスなどが焦点でありましたが、与党が改選議席の過半数を獲得するという国民の審判が下されたところであります。我が愛媛県からは、自民党の現職で前国土交通・内閣府・復興副大臣の山本順三氏が、見事3選を果たされました。心よりお祝い申し上げます。現在地方都市は、人口減少の進展、都市部との格差拡大を打破するために地域経済の活性化が不可欠であるなど、厳しい状況に置かれております。今後、デフレからの脱却スピードを加速するための経済対策や財政規律の立て直しに加え、人口減少社会において、中期的に見て最大の課題である年金・医療また介護などの社会保障や働き方の改革、そして地方分権と地方創生の深化など、我が国の将来の姿についてしっかりとした議論がなされますと共に、山積する内外の課題の解決が速やかに図られることを強く望むところであります。そうした中、山本順三氏におかれましては、県議会議員として地方議員の経験もされております。今後とも、国と地方とのパイプ役としてなお一層ご活躍されることをご期待申し上げるものであります。私も地方自治体の首長としてはもちろん、今春、東日本からはむつ市長、西日本からは今治市長が、全国市長会まち・ひと・しごと創生対策特別委員会委員として新たに選出していただきましたので、あらゆる機会をとらえ、積極的に地方の生の声を国政に向けてしっかり提言していく所存でございます。

 さて、去る7月30日、日本最大の海事都市今治にふさわしい船をモチーフにした、みなと交流センター「はーばりー」が、今治港にグランドオープンいたしました。
 「はーばりー」には、港湾管理施設、待合所などの旅客施設、港湾ビルから移転した民間事務所に加えて、多目的ホールやセミナールーム、キッチンスタジオなど、新たな市民活動の創出機能を備えております。また、しまなみ海道を訪れたサイクリストに、まちなかへも立ち寄っていただけるよう新たにレンタサイクルターミナルを設置したほか、どなたでも気軽に利用していただける商業テナントも入居し、くわえてFMラヂオバリバリには、地域情報の発信拠点として、とりわけ災害時には市民への情報伝達に大きな力を発揮していただけるものと大いに期待いたしております。
 さらに、みなと再生事業のもう一つの魅力である海のコンコースの整備を順次進め、「交通の港から交流の港へ」をコンセプトに、多様な交流を生む中心市街地のにぎわいを創出する拠点づくりを進めてまいりたいと考えております。
 折しも、今治青年会議所が50周年を迎えるにあたって、多くの団体と協力・連携をしながら、去る8月26日から28日までの3日間、FC今治の岡田武史オーナーらが発案したワークショップ型イベント「バリチャレンジユニバーシティ2016」が開催され、このはーばりーからも次世代の元気な力を発信していただきました。
 入学式には、FC今治のアドバイザリーボードメンバーである、クローズアップ現代でおなじみでありましたニュースキャスターの国谷裕子氏や、建築家の鈴木エドワード氏も出席され、期間中には、FC今治の岡田武史オーナーはもちろん、今治出身の実業家である、サイボウズ社長の青野慶久氏ら著名な方々によるトークセッションも一般公開されるなど、学生のみならず、私たち今治市民にもたくさんの刺激を与えてくださいました。
 最終日には、私も名誉学長として参加をさせていただきましたが、今治地域地場産業振興センターで、各チームが描いたビジョンの発表会がございました。斬新で前向きな発想に、次代を担う若者の大いなる可能性を感じるとともに、活気と熱気あふれるエネルギーに触れ、「彼らが未来の今治のために活躍できる基盤、土壌づくりに全力で取り組んでいきたい」との思いを新たにしたひと時でありました。
 今後、卒業生の皆さん一人ひとりとの結びつきを大切にし、絆を強めるなかで、今治応援大使として交流と連携が深まり、今治のまちづくりを活性化しようとする新たなコミュニケーションやコミュニティ活動が誕生することを願っております。

 さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が2件、条例案が2件、その他の議案が8件、専決処分などの報告が2件、合わせて14件でございます。
 それでは案件の主なものについてご説明いたします。
 今回の補正予算は、農業経営の改善や農産物の生産流通改革に取り組む民間事業者や、共同利用施設を整備する漁業協同組合、また介護従事者の負担軽減に資する介護ロボットを導入する介護サービス事業者や、新たに障がい児の通所訓練を行う児童発達支援事業所及び放課後等デイサービス事業所を整備する社会福祉法人に対する補助金、及び地方航路運航費補助金など、所要の予算を計上しております。
 そのほか、6月21日から29日の大雨にかかる水防活動費、被災した道路や農業用施設等の災害復旧事業費及び県単がけ崩れ防災対策事業費、公共下水道事業会計における、唐子台地区を含む頓田川以東となる桜井地区の一部を今治処理区に追加編入するため、当該地区を含めた事業計画の変更を行おうとする公共下水道事業計画変更調査設計業務の予算を計上しております。
 その他の議案等におきましては、菊間支所(公民館)耐震補強及び改修工事等に係る契約議案や庁内IP電話システム機器の更新に係る財産の取得議案などを提出しております。
 なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副市長からご説明申しあげますので、よろしくご審議のほどお願い申しあげます。
 以上でございます。