トップページ市長室施政方針・あいさつ集平成29年 6月定例市議会

施政方針・あいさつ集

 おはようございます。
 本日、第3回定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、ご参集を賜り、開会の運びとなりました。厚くお礼申し上げます。

 まず初めに、このたび全国市議会議長会より15年在職議員として表彰を受けられました木村文広議員、森田博議員、渡辺文喜議員に対しまして、心からお喜びを申し上げ、敬意を表したいと存じます。今後ますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げますとともに、市政発展のため、一層のご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 さて、大学獣医学部について、本市といたしましては、これまで40年来の悲願である大学誘致であり、また、平成19年から15回にわたって特区申請をしてきたものでございます。
 坂村真民の詩に「念ずれば花開く」というものがございます。
 学生の皆さんを気持ちよくお迎えできるよう、そして、大学が末永く地域とともに歩んでいけるよう、来春の開学に向けて市議会と一体で全力を尽くしてまいりたいと考えております。

 ところで、ご承知のとおり今治市は、四国最大の製造品出荷額を誇り、1兆円を超えております。これは、先人達の知恵と努力、そして今治の自然や経済立地条件を生かした産業の振興があっての成せる業だと考えております。
 去る5月25日から27日までの3日間、「バリシップから世界へ 今出航のとき」をテーマに、西日本最大の国際海事展「バリシップ2017」が盛大に開催されました。
 今回で、5回目の開催となりましたが、その認知度は、回を重ねるごとに国内外で上昇し、今回の開催では、18の国と地域から過去最多の347社の出展があり、約1万6,000人もの方々にご来場いただくなど、まさに大盛況のうちに終えることができました。
 一般の方々の見学会では、普段は見ることができない進水式や船造りの現場の見学会、愛媛県で初公開となりました深海調査研究船かいれいの一般公開など、多くの家族連れ、子供たちを中心に参加いただき、海事産業の魅力をたくさんの人に伝えることができました。
 また、メーン会場となるテクスポート今治では、今治タオルのブランド化を手掛けた佐藤可士和氏のプロデュースにより、3月17日に今治タオル本店が、リニューアルオープンしており、世界に誇れる今治の造船とタオルを大いにアピールできたものと確信しております。
 それに先立つ5月24日には、今治市・パナマ市姉妹都市提携40周年記念事業、パナマ船籍100周年記念事業として、パナマ海事庁長官が、今治市に来られ、翌日には、バリシップの会場を視察されました。
 今回開催されました「バリシップ」が日本最大の海事都市である今治市と海事産業界のさらなる発展に寄与されることを祈念いたしますとともに、今後も引き続き、行政と業界が連携したまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。

 一方、64年ぶりの「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会」が、開幕まで余すところ4か月に迫ってまいりました。
 このため、4月からは市民の関心と意識の高揚を図るために、採火イベントを順次、市内12地区で開催しております。
 また、5月27日からの2日間で、競技会運営能力の向上や国体開催の機運醸成を目的に、障がい者のアーチェリーや車椅子バスケットボールのリハーサル大会を、競技団体や市民ボランティアの皆様にご協力をいただきながら、円滑に開催することができました。
 全国から両大会に訪れる多くの皆様には、今治市の魅力を発信する絶好の機会ととらえ、「今治はよかった。また来てみたい。」と思っていただけるよう、市民の皆様と共に最高のおもてなしでお迎えし、大いに大会を盛り上げていきたいと願っております。

 続きまして、5月31日から6月4日までの5日間、台湾の観光業界や関係機関の方々をお迎えし開催されました「2017日台観光サミットin四国」につきまして、ご報告をさせていただきます。
 日台観光サミットは、日本と台湾の観光交流を促進する目的で、平成20年に始まり、今年で10回目を迎えました。
 今回が四国で初めての開催で、今治市、松山市、西条市、高松市などの各地域の観光資源や伝統文化などを視察いただきました。
 本市においては、しまなみ海道のサイクリングや来島海峡の潮流体験、今治タオル本店の見学、晩餐会においては、地元でとれた食材を使った料理、地元の伝統芸能の披露などを堪能していただきました。
 本市の多様な観光資源や伝統文化の素晴らしさを体感していただき、国際交流の促進や今後の新たな観光旅客の増大に寄与できるものと考えております。

 5月19日には、本市と同様にサイクリングを活用したまちづくりに取り組む沖縄県名護市と、「自転車を通じたまちづくり交流協定」を締結いたしました。3月27日に同様の協定を締結した滋賀県守山市や姉妹自転車道協定を通じて交流を深めております台湾など、国内外の諸地域とのサイクルツーリズムによる連携を今後も、精力的に進めてまいりたいと考えております。
 また、国内最大級の旅行予約サイトを展開する楽天トラベルが発表した「サイクリストに人気の旅行先ランキング」で「今治・しまなみ海道」が、昨年に引き続き1位になりました。これまで全国に向けて発信してきたサイクリストの聖地「しまなみ海道」の認知度が確実に定着し、全国から注目されてきていることを大変うれしく思っております。

 さて、今議会に提案いたしました案件は、補正予算案が3件、条例案が1件、その他の議案が11件、専決処分などの報告が6件、合わせて21件でございます。
 それでは案件の主なものについてご説明いたします。
 まず、新規就農者拡大促進事業費補助金でございます。
 新規就農者の確保や定着を図るため、就農希望者の掘り起こしや就農希望者を対象とした新・農業人フェアへの出展や、研修ほ場への農業機械などの整備に対しまして助成しようとするものでございます。
 本市の農業の魅力を発信し、将来に向けた農業の新たな担い手の確保や育成を図り、新規就農者の支援を進めてまいります。
 次に、水産業強化支援事業費補助金でございます。
 「浜の活力再生プラン」に基づき、水産物鮮度保持のため、漁業協同組合が保有する製氷機の老朽化に伴う更新に対しまして助成しようとするものでございます。
 次に、老朽危険空家除却促進事業費補助金でございます。
 老朽危険空家除却促進のため、老朽危険空家の除去費用の一部を助成しようとするものでございます。
 引き続き、空家等対策事業を推進し、安全、安心で快適に暮らせるまちづくりを実現してまいります。
 これらのほかにも、用地取得特別会計が保有する葉山臨海造成用地の一般会計への買戻し、地域住民の生活交通手段を確保するための離島航路運航費補助金など、所要の予算を計上しております。
 また、その他の議案等におきましては、救助業務に係る装備の充実を図るための北消防署高規格救急自動車や、安定した住民サービスを提供するための庁内ネットワーク制御機器の更新に係る財産の取得議案などを提出しております。
 なお、提案しております案件の詳細につきましては、後ほど副市長からご説明申しあげますので、よろしくご審議のほどお願い申しあげます。