今治海事都市構想

2005年1月、12市町村の大合併により新しい今治市が発足しました。それは同時に、造船や海運などの海事産業が集積した世界でも有数の「海事都市・今治」の誕生でもありました。

古くから交通の要衝として栄え、海と共に発展してきた歴史を持つ今治地域では、海事産業以外でも釣りや海水浴、マリンスポーツなどで海に親しんできました。また、しまなみ海道の開通により、ドライブやサイクリング、ウォーキングなどにも注目が集まっています。

今治市が取り組む「今治海事都市構想」とは、「海事都市・今治」を未来に羽ばたく誇れるまちにすることを目的に、今治地域の海に関する歴史・文化・産業などを活用したまちづくりのことです。

基本方針と施策

新時代に向けた「海事都市・今治」の創造のために、具体的な方針がまとまりました。市民の皆さまと一緒にこの新しいまちづくりに取り組んでまいります。

基本方針と施策の図

1. 次世代の人材育成

海洋体験プログラムの作成など海や船に親しめる学習環境を整えるとともに、世界各国との交流活動の推進を図り、高い志をもった国際性豊かで視野の広い人材育成を目指します。

2. 海事クラスターの構築

海事に関する施設を誘致したり、国際競争力を強化するために産業・学術機関・行政が共同で新しい技術の開発や、技術革新活動に取り組めるようサポートします。

3. 海事文化の振興と交流の促進

今治地域の海に関する歴史・産業・文化を広くみなさんに知ってもらい理解してもらう活動を行います。また、海事関連の施設と観光資源を連携させた海洋観光の拠点づくりをめざします。

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豪華客船“飛鳥”

お問い合わせ

産業振興課 海事都市推進室

電話番号:0898-36-1540
メール:kaiji@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1