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フェーズフリーアワード2022のGold受賞について

一般社団法人フェーズフリー協会が主催「フェーズフリーアワード2022」において、全エントリーの中から今治市クリーンセンター(バリクリーン)の取り組みが事業部門において最優秀賞である"Gold"を受賞しました。

市長(トロフィーと賞状)

フェーズフリーな性質の概要およびアピールポイント 

計画段階からフェーズフリーのコンセプトで設計された施設になります。フェーズフリー化はハード・ソフトの両面で実践しており、計40項目に施されています。

本施設は4年間の運営実績があり、日常のごみの安定処理に加え、豪雨災害で発生した災害ごみを処理した経験を有します。日常時は年間約20,000人が集う地域の核となっており、毎日のように市民が施設を利用しています。

災害時には市の指定避難所として、2回の避難所運営実績を持つなど、まさに「いつも」と「もしも」の両方で地域に貢献する施設となっています。

フェーズフリーにより、従来は敬遠されがちであったごみ処理施設が、地域に受け入れられる場へと変貌を遂げました。

フェーズフリーとは

フェーズフリーとは、日常時と非常時という時間的なフェーズを取り払い、“もしも”の時だけでなく“いつも”の時も役立ち、価値のあるものにする新しい概念です。

バリクリーンでは、防災の取り組みを平常時のプラント稼働や地域の人々の活動に役立てることで、“いつも”の施設価値を高めています。

  • 日常時の写真

    日常時には、地域の人々が集う地域に開かれた場所としてスポーツに利用できるほか、ごみ処理施設の運営会社が市やNPOと連携してイベントを企画・実施しており、普段から賑わいや、環境・防災に関する啓発機能を発揮します。ごみの焼却熱を利用した発電に加え、常用非常用兼用の発電機により、施設の電気料金の削減に貢献します。

  • 非常時の写真

    非常時には、最大320名の市民が1週間避難するのに十分なスペース・サポート体制・食料品・日用品を備蓄しています。ごみ焼却による発電や常用非常用兼用の発電機により、停電時でも施設への電力供給が可能であるほか、運営会社が市やNPO・地域と連携して避難所運営を行うソフト面の対策もしています。

主催

一般社団法人フェーズフリー協会

お問い合わせ

環境施設課

電話番号:0898-48-3601
メール:kankyous@imabari-city.jp
〒799-1514 今治市町谷甲394番地 今治市クリーンセンター内