寄せられたご意見と回答(令和5年8月)
山間部のインターネット回線について
私どもは緑豊かな地を求めて、今治市山間部へと移り住み、現在にいたります。
ここ数年、市長の掲げる移住者促進の成果があってか、島しょ部のみならず山間部へ移住されて来られる若い方が少しずつ増えております。
私どもの住む集落においても、若い子育て世代の移住者が移住を決めており、高齢化による人口減少が進んで集落維持管理さえも年々困難になりつつある現状に、少し明るい希望を感じ始めている今日この頃です。
しかしながら一つ、移住促進に関して障害となる問題があります。それは現在、インフラとして欠かせなくなっているインターネットの整備に関してです。山間部においては光回線の整備が十分に成されてなく、地元CATVか、使用に耐えない低速のADSLしかありません。
しかしその頼りの綱であるCATVにおいては、山間部への回線に余剰がなく、提供不可能な状況にあります。先日新規申し込みの問い合わせをしたところ、そのような回答でした。人口増加が見込めない山間部インフラのサービス終了と感じます。
また現在ADSLを使用しています私どもも近年のデータ量においてADSLの限界を感じます。
私ども個人としての問題ではなく、移住定住促進の動きをする今治市の政策において移住の壁となる状況ではないかと感じます。
若い世代にとってテレビ以上に欠かせないネット環境が不整備であり、かつ仕事をもった移住者を田舎に誘致していくためにも、高速ネット回線の整備は不可欠であり急務と考えます。
他市の取り組みなども参考にしながら、住みたい田舎ベストランキングNO.1の受け皿として移住定住者が増えていきますこと願って、高速ネット回線の不整備な状況の改善を、乱筆ながら市長へお願い申し上げます。
(令和5年8月9日受付 市内 50代)
回答
お住まいの地区におきましては、今治シーエーティーブィ株式会社と協力し、光サービスの提供が行えているという認識でありましたが、本市からも問い合わせをしたところ、ご住所の周辺は、「回線自体は敷設されているものの、光インターネットサービス提供回線に余剰がなく、新規受付ができない状況である」と説明を受けました。
今治シーエーティーブィ株式会社に対しては、市から改善を要望しているところですが、今後の設備更新等の参考にしていただくよう、あらためて今回のお話をおつなぎいたしました。
固定光サービスを提供している各民間事業社からは、安定したサービスの提供には、多額の設備投資や高度な技術者の確保が必要であることなどから、本市に限らず、整備が困難なエリアがあるとの話を伺っております。
それらの状況のなか令和4・5年度において、本市からの民間事業社への要望、働きかけが実り、お住まいの地区ではございませんが、光サービスエリアの拡張が行われた地域もございます。
今治市が「移住したいまち日本一」「ずっと住み続けたいまち」として生き残っていくためにも、市内全域で高速ネット回線が整備されるよう、今後も、国、県及び民間事業者への要望、働きかけに取り組んでまいります。
市内展望台・林道の整備について
一昨日、バイクで宮窪町の念仏山へ20年ぶりに行きました。行きは、カレイ山展望台入り口の反対側から。帰りは、反対側の池に降りる林道を下りました。林道は県が整備されて間もないのか、乗用車でも行けるくらいでした。
ところが頂上に着くと、展望台は進入禁止で、見晴らしも近隣の雑木等で見えない状況です。
7月末には、とびしま海道を呉から関前まで乗用車で渡りました。山の上の頂上への道も、「広島側」と「愛媛側」では、大違いでした。
また、パンフレットに関しても劣っているように感じました。
早期の改善を要望いたします。以上、よろしくお願いいたします。
(令和5年8月7日受付 市内 60代)
回答
宮窪町念仏山展望台は昭和49年(1974年)に建設され、耐用年数とされる50年が迫っている中、施設全体が老朽化し、特に階段を上った箇所のフェンスの腐食が進行しており、観光客の転落事故等を防止するため封鎖させていただいております。
また、カレイ山側の市道念仏線につきましては、雑草の繁茂や落石等の状況を確認しながら清掃等の対応を、林道大戸線につきましては、年1回の清掃等を実施しているところです。
現状を改善するためには、建て替えまたは大規模改修が必要となりますが、本市は合併以降、公共施設の複合化、集約化、統廃合等を行っており、施設の老朽化、人口減少等による利用需要の変化に伴う公共施設等の最適な配置を実現することが、重要な課題となっており、当該施設も同様に、建て替えや道路管理等に要する経費、類似施設であるカレイ山展望公園が近接していることなどを踏まえ、将来への道筋を示していく段階にあると認識しております。
なお、本市の観光パンフレットにつきましては、他自治体なども参考に、改善に努めてまいります。
今後とも、本市の観光振興にご協力を賜りますようお願い申し上げます。
富田海浜プールについて
・監視員について
人数や間隔的な配置は十分ではあるが、高齢者が多く、監視台への昇降にもゆっくりと一段ずつといった様子であり、一瞬の居眠りなども見受けられ、緊急事態に早急に救助できる体制にないと思います。
・プールサイドについて
利用者は全ての人が裸足です。靴は入口でナイロン袋を渡され、コインロッカーで保管します。
プールへの入水前や休憩時に裸足でプールサイドを歩くと、鉄板の上を歩いているように熱く、火傷をしそうです。「プールサイドは滑りやすいので走らないように」との注意表示が有りますが、大人でも歩けないほどの熱さです。足の裏は大人も子供も真っ赤になり、ヒリヒリしています。子供が我慢できず小走りになると、監視員に注意をされます。
監視員は休憩中にプールサイドに水を撒くなどしていますが、休憩前でないと意味がありません。
滑らない、歩いても熱くないマットを敷くなど改善をしてほしいです。
(令和5年8月1日受付 市内 40代)
回答
プール監視業務につきましては、過去に尊い命が奪われたことを教訓として、警備業の認定を受けた警備会社でなければ行うことができないため、富田海浜プールを含め市営プールは、警備会社と委託契約を結び、日々、安全確保に努めているところです。
プール監視員は警備会社と雇用契約を結んだ有資格者であり、従来のように地域の方々に従事していただいたり、ボランティアでお願いしているものではございませんが、今回いただいたご指摘をしっかりと受け止め、利用者の安全安心につながる業務に当たるよう指導を行ってまいります。
なお、プール施設内は土足厳禁とさせていただいておりますが、プールサイドでのサンダルの利用は差し支えございません。お知らせが不十分でございましたので、再度周知をいたしますとともに、もしサンダルをお忘れの場合も、数に限りはございますが貸し出しをしておりますので、お気軽にお声がけください。
自治体でのゴミ当番について
なぜ駅裏が区画整備された時に、ゴミ集積所を作っていなかったのでしょうか?
年々、お年寄りが増え、ゴミ当番ができる人数が減るばかりです。
以前はゴミ出しの日にカゴを出し、ネットをかけていましたが、カゴが重くて出せないという意見から、ネットを出すだけになりました。
ですが、暑くなるとネコが生ゴミを荒らし、匂いもでます。
集積所がないため、今は自治会長さんの敷地内に出させて貰っていますが、きちんと集積所が決まっていれば、カゴを出したり、ネットをはったりと毎回大変な思いもしなくて済んだのではないかと思います。
マンションのようにきちんとした集積所があり、ゴミ当番の負担が減るように何か策を考えて貰えないでしょうか?
これから先も高齢化は続きます。子育て世帯も大事ですが、自治会の高齢化の問題にも取り組んで欲しいです。自治会任せにされると、意見もまとまりにくく、予算の問題も出てきます。
今治が住みやすく、高齢になってもなるべく住み慣れた家で暮らせるように。私の勝手な意見ですが、ご協力よろしくお願いします。
(令和5年7月23日受付 市内 40代)
回答
本市におきましては、各世帯から排出されるごみを効率的に収集し、生活環境の保全と公衆衛生の向上を図るため、ごみ集積所の場所は、お住まいの地域の方々に決めていただき、当番制などの方法で、清掃にもご協力をいただいているところです。
駅西の区画が整備された際、どのような経緯で今の場所に決まったのか、その詳細は不明ですが、市としましても、収集日の朝に出していただいた「ごみ」を、動物が荒らさないよう迅速な収集に努めるなか、最近では、金属製の集積所に変える自治会も増えてきました。
お住まいの地域におきまして、金属製のタイプをご検討される際には、まず、集積所を設置する土地を確保する必要がございます。
設置場所としましては、民有地のほか、一部の公用地につきましても、条件によっては設置が可能な場合がありますので、地域の皆さんで候補地を選定される時には、詳細につきまして、資源リサイクル課までお問い合わせください。
その際には、予算上の負担軽減策としまして、補助金の制度につきましてもご案内させていただきます。
これからも、市民の皆様が快適に生活できる環境を確保するため、ごみの円滑な収集・処理を行うとともに、集積所までのごみ出しが困難な方に対して、直接ご自宅にお伺いする「ふれあい収集」を進めるなど、高齢者や障がい者の方々が、住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、様々な分野で取組を拡げてまいりますので、引き続き、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
【お問い合わせ先】
今治市役所資源リサイクル課 電話 0898-47-5374
伯方支所跡地の開発について
図面等、拝見しました。
どんな施設ができるのか、詳細はまだまだこれからだと思いますが、島内の小さな飲食店や商店を潰さないよう、お願いします。
大きな飲食店も入るようですが、島内に既にある飲食店の潰し合いにならないのか不安です。
伯方島にはそもそも観光施設がありません。よく、「伯方の塩なのに何で工場は伯方ではなく、大三島なんだ!」と知らないで島に来た方の意見をいただきます。
ふるさと歴史公園も閉館され残念。
今回の施設が果たして喜ばれる施設になるのか、とても疑問です。
(令和5年7月20日受付 市内 60代)
回答
伯方支所跡地活用事業につきましては、支所周辺の公共用地、約6割を民間事業者へ売却し、住民が集う賑わい創出のための施設整備を行うとともに、地域コミュニティの中核施設となる公民館と体育館の建て替えを一体的に進めるもので、自分たちで伯方島を支えていくという強い決意を感じる、民間主導の素晴らしい提案となっております。
物販店、飲食店などの商業施設、市外・県外・国外から訪れる海運・造船関係事業者用の短期宿泊施設、新たなビジネスモデルを開発する企業向けのオフィス空間のほか、Iターン・Uターン者向けのチャレンジショップなどの整備が計画されており、民間と公共の両エリアが一体的に整備されることで、相乗効果が生まれ、地元の皆様の暮らしがより便利になるとともに、域外から伯方島に来られた方々との交流も盛んになるなど、木浦地域のみならず、伯方地域全体の賑わいの創出が期待されます。
いただいたご意見も踏まえ、本事業の主体となる民間事業者ともしっかりと連携を図りながら、既存の飲食店や商店と、今回整備する施設が共存共栄し、伯方地区の皆様のくらしがより便利になり、中心部が賑わいを取り戻すことで、しまなみ地域全体の輝きが一層連なり広がっていくことを目指してまいります。
学校給食の黙食について
こんにちは。小学校の黙食をやめてほしいです。
もう黙食はしなくてよくなったとニュースで知りました。黙食をやめて、みんなで楽しく給食を食べている学校があることも知りました。うらやましいです。
大人はお店で話をしながらご飯を食べているのに、わたしの学校では今でも前を向いて、バラバラで、黙って、給食を食べています。
以前はお友だちと向かい合っておしゃべりをしながら食べていました。わたしの兄妹は、小学生になって一度もお友だちとおしゃべりをしながら食べたことがないです。
コロナのせいで、学校では守らなければいけない決まりばかりで楽しいことが減りました。
わたしから校長先生にお願いしましたが、黙食をやめてくれなかったです。
市長さんにお願いしてみることにしました。学校が黙食をやめるようにしてほしいです。お願いします。
(令和5年7月13日受付 市内 20歳未満)
回答
これまでの3年あまりは、コロナを予防するため、学校がいろんな工夫をしながら活動をしてきました。給食の黙食も、その一つとして頑張ってきましたね。コロナ前とは違う給食の時間、授業や学校活動にとまどいや不安な気持ちもあったと思います。
コロナがインフルエンザと同じ分類になって、少しずつ学校活動がコロナの前に戻りつつあります。言われるように、お話しをしながら給食を食べることを、楽しみにしているお友達もたくさんいるのかなと思いますが、直近の定点当りのコロナ患者数は、14.25人から17.38人と、また少しずつ増えてきているので、学校としてはもうしばらくの間、黙食を続けていきたいとのことでした。
夏休み明けのコロナの状況が、黙食を終える段階まで改善されていることを願うとともに、頂いた言葉にしっかりと耳を傾けて、学校活動が、そして給食の時間が、小学校に通う皆さんにとって楽しくて、充実したものになるよう、学校にも呼びかけていきます。
お問い合わせ
秘書広報課
電話番号:0898-36-1634メール:hisyokouhou@imabari-city.jp
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