寄せられたご意見と回答(令和5年10月)

朝倉ふれあい交流センターについて

 来年、朝倉B&G海洋センター体育館にて競技会の開催を予定しています。
 県内外から多数の参加者があり、盛大に開催される予定です。

 ちょうど隣接地に合宿や研修会等の宿泊施設があり、県外からの参加者に利用して貰いたいと内見させてもらいましたが、なんと空調設備が故障しているとの事。
 さらに聞けば、昨年の夏までは一部だったのが今は全館全く効かない状態で、市に要望しているものの、古くて修理はできないし、入れ替えの予定もなく放置されている状況だと聞きました。

 そこで「市長へのメール」を拝見すると、昨年7月に同様の要望があり、その回答として
「公の施設等評価あり方方針」では、この施設を「施設の用途変更含め市が保有する必要性があるかを検証し、施設の設置目的や財産の用途の変更など、有効活用策を検討すべき施設、老朽度に鑑みて将来的に閉鎖を検討」と位置付けております。
と、回答している経緯がありました。

 言わんとしている事はごもっともだと思いますが、では他に体育館やグランドに併設した安価な合宿施設が市内に他にありますか?という事です。
 老朽度に鑑みてとありますが、内見させていただいた限りではまだまだ全然使える施設だと感じましたし、もっと大々的に謳えば利用者はたくさんいるのではないかなと思いました。

 スポーツ振興の観点や今治市への流入人口増加という観点からも、ぜひとも存続して欲しい施設だと思いますので、存続と共に早急な空調設備の新調を切に強く要望します。
 ぜひとも前向きな結論をよろしくお願い申し上げます。

(令和5年10月5日受付 市内 50代)

回答

 朝倉ふれあい交流センターは、今年5月より、宿泊棟を含めた全館において空調設備に不具合が生じており、これまでも修繕に修繕を重ねて運営して参りましたが、建物自体の老朽化や、修理部品が入手できないことなどから、利用者の皆様には状況をご説明し、ご理解していただいた上で利用いただいているのが現状です。

 昨年7月に同様のご要望があり、当該施設について回答させていただいておりますが、今回のご指摘や現在の利用状況などを考慮し、当面の間、施設を存続させるべく修繕に向けて、現在検討を進めております。

 なお、公共施設では朝倉ふれあい交流センターの類似施設として、島しょ部とはなりますが、体育館と宿泊施設が併設された「みやくぼ石文化交流館」がございますので、ご検討いただけたら幸いです。

 限られた財源の中で、より効果的な執行に努める必要があり、個別の施設計画等に基づき、総合的に判断しながら管理運営に努めておりますので、利用者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願いいたします。

新型コロナワクチンの集団接種について

 コロナワクチンの予約ですが、普段は働いていてお休みが日曜日くらいしかありません。
 ですが、日曜日の集団接種は予約枠が少ないように思います。
 もし接種するなら、仕事を休んで行かないといけません。

 以前のようにワールドプラザでの土日の集団接種をご検討いただけると嬉しいです。
 ワールドプラザは車も近くにとめやすく、中も広いので、高齢の親を車椅子でつれて行くのも便利でした。
 よろしくご検討ください。

(令和5年9月29日受付 市内 50代)

回答

 新型コロナワクチン接種に際しまして、ご不便をおかけしております。

 秋接種開始の当初は、一時的ではありますが、国から供給されるワクチンが接種対象者に対して著しく不足している状況があり、本市といたしましては、愛媛県を通じて、国に対し、早急にワクチン追加要望を行い、少しずつですが追加のワクチン供給スケジュールも示されてきました。
 現在、速やかに予約枠を増枠するなど、最善の準備を行っておりますので、もうしばらくお待ちいただきますようお願いいたします。

 なお、お仕事の関係上等で、土曜日、日曜日に広い場所での集団接種をご希望いただいているところでございますが、国の方針といたしまして、集団接種から個別医療機関を中心とした接種へ切り替えていくよう指示を受けているところであり、秋接種開始の当初は、島しょ部がある本市の特性上、少しでも市民の皆さまの接種機会を増やす目的で、集団接種会場を臨時的に設けさせていただいておりますが、今後は、集団接種も縮小していく計画としておりますことご理解いただければと存じます。

 加えて、新型コロナワクチン接種につきましては、令和6年3月31日をもちまして、臨時特例接種期間が終了することが決定しており、令和6年4月以降は、国が接種の必要があると判断した場合に、インフルエンザワクチン接種など他のワクチン接種と同様の手法で接種を行っていくこととなっております。

 今後も感染状況に応じましては、集団接種も調整するなど迅速に、柔軟に対応してまいりますので、よろしくお願いいたします。

市内路線バスの大きさについて

 「広報いまばり」に乗合タクシーなどが取り上げられていたので、こうなればいいなと思うことがありお伝えします。

 路線バスのことですが、今より小さいバスにして、乗り降りしやすい高さで、運転手さんも運転しやすい大きさが良いと思います。
 立花の道は狭く、車や電信柱の横をスレスレで通ったり、通学路もあったりするので、バスの運転手さんも道を利用する方々も気を使うと思います。
 他県で小さめの路線バスを見て、色も黄色で楽しい感じでいいなと思い、メールしました。

 車がなくても移動に心配がない今治市になって欲しいです。よろしくお願いします。

(令和5年9月28日受付 市内 40代)

回答

 ご指摘のとおり、小型のバス車両で運行することは、交通安全面や二酸化炭素削減等の環境面において、大変有効であると考えられますが、バス事業者におきましては今ある車両を大切に、最大限活用しながら、地域公共交通を維持していただいているところでございます。
 今後、車両の更新が必要となる際には、小型車両の導入につきましても、バス事業者と検討を進めてまいります。

 一方で、市内中心部では、エリア定額乗り放題の相乗り型移動サービスとしてmobi(モビ)(外部サイト)が運行されており、ワンボックスタイプの車両により、民間事業者が実証運行を行っておりますので、一度お試しいただけたらと思います。
 また、やむなく路線バスが廃止された地域では、朝倉・玉川・吉海地域では、オンデマンド型「乗合タクシー」の運行を開始しており、さらに、上浦及び大三島の一部地域では、「チョイソコおおみしま」を運行しております。

 今後、既存のバス路線に加え、これらの新たなモビリティサービスの組合せにより、日々の暮らしを支える交通手段を確保するとともに、安全面と効率性に優れたバス車両の導入なども検討しながら、見て楽しい、乗って楽しい、魅力的な地域公共交通ネットワークの構築を図ってまいりたいと考えております。

菊間町に道の駅の整備を

 国道196号沿いは運転していても本当にいい景色だと思います。
 この魅力をアピールするためにも、菊間町に道の駅のような観光拠点を整備してはいかがでしょうか。
 松山側の北条の道の駅は多くの観光客で賑わっているので、今治側の菊間地区にもそのような施設があれば、地域活性化に繋がると思います。

(令和5年9月21日受付 市外 40代)

回答

 近年、道の駅は観光だけでなく、地域経済や地方創生の拠点として非常に重要な施設となっており、5つの道の駅を有する本市では、多々羅しまなみ公園など「しまなみ地域」に立地する3つの道の駅を全国で初めて民営化し、民間のノウハウを活用しながら、地域の賑わいや雇用の創出に取り組んでまいりました。

 同時に、公共施設の老朽化、人口減少等による利用状況の変化により、その適正配置の推進が急務となっており、施設の複合化、集約化、統廃合等に取り組んでいるところです。

 菊間地区の道の駅整備につきましては、瀬戸内海の美しい景色など、魅力的な本市の地域資源を改めて見直し、有効活用を検討する中で、近接する他の道の駅との競合可能性等も勘案しながら、公共施設の適正配置と合わせて検討してまいります。

大新田公園の除草剤散布について

 今治市大新田公園の除草剤散布についてです。
 大新田公園では定期的に広場や遊具部分を含めた公園全体に除草剤散布が行われていますが、そちらを廃止していただきたくご連絡しました。

 除草剤の薬剤は具体的にどのようなものを使用されているかわかりませんが、赤い看板で除草剤散布期間を明記されていることから、人体にとって良いもの・安全ではないことはご存知のことと思われます。

 また、日本国内の基準として除草剤の規制緩和がどんどん行われていますが、欧米やアジアなどの海外では発がん性や呼吸器系、生殖器系や認知・精神疾患、妊婦の流産・催奇形性など人体に危険な影響があるとして次々に規制強化・使用禁止になり、あらゆる国で人的被害だけではなく世界的な環境問題になっています。

 そのような薬剤を日本国内の基準値内とはいえ、子どもたちが遊ぶ場所に散布されるのは短期的に見ても長期的に見ても危険だと思われます。
 小さな子どもや動物は裸足や寝転んだりして遊んだり、ボールや服が土や草に付着します。生えている植物にも何気なく触ったりしています。
 除草剤散布期間と明記されていてもその期間も気にせず遊んでいる子供を大勢見かけます。

 また、薬剤は長い期間を経て土壌を通じて地下水や雨を通して川や海に流れていくので、長期的な川や海の汚染にもつながります。
 この件とは直結はしないかもしれませんが、実際、この数年今治港付近の海の水質は汚れていることが増えています。

 「子どもが輝くやさしい街」の今治市の1つのテーマとしても、ただちにこちらを大きな問題としてとらえて解決していただければと思い、ご連絡しました。

 そして今治市の公園や公共施設など、市としての薬剤散布の廃止、その代替手段として別の方法を実施することはもちろん、除草剤や農薬についての教育(なぜいけないのか、それは何なのか、どうすればいいのか、今すぐできること)を大人や先生達はもちろん、子どもたちに伝えていっていただければ幸いです。

 近年の今治市はどんどん変化があり希望を感じておりまして、今後もとても楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

(令和5年9月17日受付 市内 30代)

回答

 大新田公園につきましては、農薬登録された除草剤【サンフーロン(アミノ酸であるグリシンと、肥料にも使われるリン酸が結合したもの)】を、使用方法を守って使用することで、その成分は人や動物に対しては毒性を現さず、土の粒子に吸着すると除草効果がなくなるなど、土壌も地下水も汚さないものとなっております。

 散布箇所は、多目的広場及び植え込みと園外周で、芝生広場及び遊具部分での使用はしておらず、他の公園や健康広場における除草につきましても、原則草刈り及び草抜きで対応し、草刈り機の使用が困難で、根が抜けないような部分においてのみ、限定的に除草剤を使用しております。
 さらに、安全を第一に考え、散布は無風又は風が弱いときなど、周辺に影響が少ない天候・時間帯に、市民の皆さま、特に小さな子供さんや児童、基礎疾患をお持ちの方、妊婦さんなどが不必要に使用区域に近づくことのないよう、事前周知をさせていただいております。

 なお、除草剤や農薬についての教育に関しましては、例年5月ごろに、教育委員会を通じて今治市内の各小中学校に対し、農薬に関する正しい知識の普及啓発を行い、農薬が適正に使用されるよう、教職員へ周知しております。
 また、子どもたちへは発達段階に応じて、植物の栽培や農業についての学習、SDGs等の環境教育を行っているところであり、農家の方をゲストティーチャーとして迎え、農薬や除草剤についての話を直接聞くことができる機会を設けている学校もあると伺っています。

 今後も、皆様が不安なく安心・安全に公園を利用していただけるよう、他市、国内のみならず海外での先進事例にも目を配りながら、除草剤を散布する以外の方法を検討するとともに、教育委員会と連携し、子どもたちが、環境について関心をもち、どう行動していけばいいのかを考えていけるような、環境教育の充実に努めてまいります。

お問い合わせ

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