寄せられたご意見と回答(令和5年12月)

独居高齢者への郵便物について

 本日、価格高騰支援給付金の封書を家族が確認しました。

 独居高齢者は郵便物の内容確認、理解できなかったりすることがあります。
 今回もせっかくの市からの支援を受けることができず、残念に思っております。

 職員の方々の業務多忙等あると思いますが、
・独居高齢者への郵便物は家族宛てにする
・申請が出ていない世帯への確認
 などをしていただければ、受けられる支援を皆が受けられるようになるのではないか、と感じました
 ご検討よろしくお願いします。

(令和5年12月3日受付 市内 50代)

回答

 当給付金につきましては、世帯の状況に応じて、ご案内文書を送付させていただきましたが、ご高齢者の世帯につきましては、郵便物の内容を理解することが難しい場合があろうかと存じます。
 そういった場合には、市役所内に給付金窓口とコールセンターを設置しておりますので、お気軽にご相談ください。

 また、郵便物の送付先の変更につきましては、独居高齢者一人ひとりのご家族と住所を把握し、市独自の判断で送付先を変更することは難しく、また、個人情報を含むことから、現状では住所地への郵送となることをご理解ください。

 なお、現在新聞やテレビ等で報道されておりますとおり、政府が非課税世帯に対する7万円の給付金支給を決定しました。現時点で詳細をご案内することはできませんが、本市といたしましてもできる限り早急に支給開始できるよう準備し、前回同様対象世帯にご案内文書を郵送させていただきます。

 市ホームページや広報等でも皆様へお知らせいたしますので、どうかご家族でサポートいただき、ご不明な点がございましたら、給付金コールセンター(TEL:0898-36-1652)までお問合せいただきますようお願いします。

販売店などでの受動喫煙について

 スーパーやドラッグストアなどでの受動喫煙の問題です。

 全国各地と比べても、愛媛県全体で受動喫煙問題の認識が薄く、特に今治市は、喫煙されている方が多く、吸わない人への配慮など受動喫煙問題の認識が物凄く劣っています。

 例えば、小学校や中学校の運動会やら色々な行事ごとでPTAの活動する時も、校内は当然禁煙なのですが、門を出たすぐ側に喫煙所を設けています。
 また、スーパーやドラッグストアなどで出入口付近に車を駐車して窓を全開や半分以上開けた状態で喫煙している人もいます。
 買い物をする私たちは日々困っています。

 お店など企業に任せるだけでなく、今治市が市をあげて受動喫煙問題にもう少し取り組んでいただけたらと切実に願ってメールしました。
 簡単にはできないかもしれませんが、ドラッグストアなどの薬を売っている所は、駐車場も含め「敷地内禁煙」という条例をつくるとか、住みやすい町にしていただけませんか?

 吸わない弱い人達が、住みにくい・生活しにくい町になっている事を市長さんに知っていただきたく、また改善していただきたく思います。よろしくお願いします。

(令和5年11月27日受付 市内 40代)

回答

 市民の皆様の健康のために、よりよい環境を整えていくことは、とても大切なことであると考えております。

 2020年に施行された改正健康増進法では、敷地内禁煙や屋内禁煙施設についてのルールが定められたものの、屋外につきましては、配慮義務となっており、強制することはできないのが現状です。
 そのため、非喫煙者への配慮にあたっては、喫煙者だけでなく、施設など管理者側の両方の協力が不可欠です。

 本市といたしましては、今治保健所や今治市医師会をはじめ、関係機関と連携し、喫煙が及ぼす害の周知・啓発を行うとともに、公園など市の管理施設において、表示に工夫して注意喚起を行うなどの取組を進めてまいりました。

 今後は、喫煙者本人に対してはもちろんのこと、ご家族や周囲の方々をはじめ、小中学校やスーパー、ドラックストアなどの事業所に対しても周知・啓発をより一層強化することで、社会全体でマナー違反を許さないという気運の醸成を図るとともに、福祉や公共交通なども含めた都市全体の計画を見直してまいります。

 その計画の中で、歩きタバコや受動喫煙防止対策の重点区域を定めることを検討するなど、市民の皆様の健康で快適な生活環境の実現に向けた取組を進めてまいりますので、引き続き、ご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

地元食材を使った土産品のご提案

 先日、しまなみ海道を旅行させていただきました。
 素晴らしい自然環境の中、島々を巡る立派な橋や道路が整備され、宿泊した旅館の地元の方々にも気持ち良く接していただいて、思い出に残るいい旅になりました。ありがとうございました。

 その中で一つ残念だったのは、海産物の土産品でした。
 大島と伯方島の道の駅2ヶ所で海産物の加工品を探したのですが、原産地表示をみたら、大半(と言っていいと思いますが)の商品が中国やベトナム産の魚を使ったものでした。
 地元で製造されたことには間違いないと思いますが、買う方はやはり瀬戸内と言えば地元で獲れたものという前提で見ます。地元土産として売っていながら、裏の小さな原産地表示で主材料が外国産というのはちょっと疑問に思います。

 店のレジの人に『外国産が多いね』と言ったら、『原産地表示を見て買ってください』との返事でしたが、この状態のままではやはりまずいのではないか、と思いました。

 道の駅の海産物土産を全て地元の魚介類をつかったものに限ることは難しいのでしょうから、せめて地元の海産物を使っている商品だと観光客がすぐわかるように、例えば認証表示制度を作って共通ブランド名のラベルを貼ってわかりやすくするような工夫もあるのではないか、と思います。
 そうすれば、外国産のものより多少高くとも売れるでしょうし、地元の漁業振興にもつながるのではないでしょうか。

 地域の事情も分からない一旅行者が僭越ですが、こちらにメールさせていただきました。
 旅行者の感想としてお読みいただければ幸いです。

(令和5年11月24日受付 市外 70代以上)

回答

 今治市の魅力をご満喫いただき、大変嬉しく存じます。

 本市には超一級品の商品価値の高い農林水産物が豊富にあり、また地元企業及び水産関係団体等におきましても、地元海産物を使った商品開発に努めていただいているところではございますが、地元土産品の種類は数少ないのが現状です。

 こうした中で、ご提案いただいた、地元食材を利用した商品を手に取ってもらいやすくする「認証表示制度」は、商品の差別化を図ることが可能となり、海産物に限らず、農林産品にも広げていくことで、地元産品の購入拡大につながることが大いに期待できますので、生産者や販売事業者と協議を進めるよう、担当部署に指示いたしました。

 新型コロナが5類に引き下げられて以降、本市を訪れる方も徐々に増え、以前の賑わいを取り戻しつつあります。
 今後も本市を訪れていただいた方々に、最後まで気持ちよく過ごしてもらい、「また行きたい」と感じていただける温かいおもてなしと、魅力あるまちづくりに努めてまいります。

思いやりを持った公園利用について

 先日、大新田公園に散歩に行き、歩いている時に感じたことです。

 歩行をしている人とランニングしている人が同じコースで移動しているのですが、ものすごいスピードで前から後ろから走ってこられると当たりそうで危険でした。
 それぞれに理由があり向きを変えて走っているのかもしれませんが、公共の場なのでお互い思いやりながら使用するべきではないでしょうか?
 他の市の公園などでは進む方向を決めていたりします。

 散歩にしても、ランニングにしても、進行方向を決めるなど対処してもらうことはできませんか?
 怪我人が出ないようにするためにも、目で見てわかる指標があるといいです。

(令和5年11月23日受付 市内 40代)

回答

 長いコロナ禍を経て、市民の皆様が積極的に外へ出て、散歩やランニング、サイクリングなどのスポーツを楽しむ姿を目にすることができるようになり、大変嬉しく感じております。

 他市の公園については、公園内を一方通行にしている場所があることを承知しておりますが、コロナ対策のために導入されたケースが多く、公園を利用される方に対して新たな制限を設けるのは大変難しい面がございます。

 公園は、落ち着きを求めて来られる方や、散歩やランニング、お友達との会話を楽しまれる方など、さまざまな目的の方が利用される公共の場であり、皆様が気持ちよくご利用いただくためには、お互いの思いやりが大切であると考えております。

 本市といたしましては、引き続き、公園利用の際に利用者同士がお互いに配慮するなど、モラルの向上を呼び掛けてまいりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。

 夜長の季節となりましたので、周囲が暗くなる時間帯から公園を利用される場合には、ご自身の存在をアピールできるライトや、反射材を身に着けるなど、安全に散歩等をお楽しみください。

身体障がい者用駐車場の利用について

 病院、スーパー、コンビニなど、様々な場所で身体障がい者用の駐車スペースがありますが、そこに健常者が駐車しているケースが多発しています。
 特に今治は多いように感じます。

 また、身体障がい者用のステッカーを100円均一ショップで購入できることがおかしいとも感じています。

 そのような行為を、条例で禁止することはできないでしょうか。
 罰則対象でなくとも、禁止を促すような取り組みを今治市として対応していただければ幸いです。よろしくお願いします。

(令和5年11月23日受付 市内 40代)

回答

 ご指摘のとおり、従来から、健常者の方が身体障がい者用駐車場を利用し、障がい者の方が利用できないという声をいただいていたため、愛媛県では、障がいのある方や妊産婦など、歩行が困難な方に配慮した福祉社会づくりに向けて「パーキングパーミット制度」を推進しております。

 この制度は、県や市の窓口で対象者からの申請を受け付け、100円均一ショップ等で販売されているマークとは異なる、専用の利用証(許可証)を発行することで、協力施設に設置された専用駐車場を、本当に必要とする方に利用していただくものです。

 しかしながら、現在でも、一部では対象者以外の方が駐車している場合もあるため、県とも連携を強化しつつ、市のホームページ等でパーキングパーミット制度の理解促進、適正利用について更なる周知を実施してまいります。

 また、障がい者の方にとって「やさしいまち」となることは、すべての人にとって「やさしいまち」「住みやすいまち」であると思っており、引き続き「市民が真ん中」の理念のもと、市民の皆さまのご意見を傾聴しながら、皆様と共に、新しい風を確かなものにするため邁進してまいりますので、今後とも市政運営にご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。 

お問い合わせ

秘書広報課

電話番号:0898-36-1634
メール:hisyokouhou@imabari-city.jp
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