寄せられたご意見と回答(令和3年8月)

妊婦のワクチン接種について(令和3年8月)

内容

 現在私は妊娠後期に入っている妊婦です。最近のニュースで妊娠後期でのコロナウィルス感染症による重症化の恐れについて非常に心配をしております。
 というのも夫はまだワクチン接種を受けておらず、昨日、市に問い合わせをしたところ8月30日からの予約開始で早くても9月中旬からの接種開始だと聞きました。
 今の現状コロナも拡大しており、今治市も日に日に増えていると思います。それまでの期間、いつかかってもおかしくない状況になりつつあるのかなと心配です。
 そこで、妊娠後期中期に入っている方の夫などの優先接種を早める検討をお願いします。
 今現在妊娠している方は20代から40代の方がほとんどなので接種はまだだと思います。
 産婦人科等で接種できる体制がとれればいいと思いますが・・・
 お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

(令和3年8月26日受付 市内 30代)

回答

 新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大する中、妊娠後期に入っておられ、大変ご心配されていることとお察しいたします。
 妊婦さんへのコロナウイルス感染時における重症化については、私も大変懸念しているところであります。産婦人科関係の学会などでは、時期を問わずワクチンを接種するよう推奨されており、また、先般、国からも、希望される妊婦などに早期に接種できるように配慮を求める通知があったところです。
 愛媛県では、妊婦さんの感染が確認された場合も医療機関との連携体制がしっかりと確保されています。本市におきましても、日々感染者が出ている状況でもありますので、それらのことを勘案し、ご不安に思われている妊婦の皆さまやそのご家族に少しでも安心をお届けしたい思いで、今治市医師会と協議し、ワクチン接種後に体調不良が見られる妊婦さんを産婦人科医がしっかりとバックアップする体制を構築し、優先的に接種ができる集団接種会場を急きょ設けることといたしました。
 1回目の接種日時は9月4日(土曜日)が15時から17時、9月5日(日曜日)が9時から12時までで、接種会場は今治市中央保健センターになります。その予約は、8月30日(月曜日)から9月3日(金曜日)のそれぞれ9時から17時までの間、会場である同保健センターで、窓口と電話で(0898-36-1533)受け付けることとしておりますので、接種を希望される場合は、事前に主治医にご相談のうえでお申し込みください。
 なお、優先接種の対象者は妊婦さんのみになります。この集団接種の開催にあたり、配偶者などへの同時接種の検討も行いしましたが、用意できるワクチンの数量が限られることや、同時に接種した際に、お二人ともが発熱など副反応があった場合の影響などを考慮し、まずは感染時の重症化が懸念される妊婦さんを優先とさせていただきました。そのため、ご主人様につきましては、9月12日からの接種となりますが、既にご予約は可能となっておりますので、少しでもお早めにご予約いただきますよう、お願いいたします。

コロナ感染症対策について(令和3年8月)

内容

 今現在、感染者数が拡大し、県の警戒レベルが引き上げられる事態が発生しておりますが、この原因を市長はどのようにお考えでしょうか?
 県からは、感染症対策を厳しくするだけの政策しか行われていないように思えるのですが、よく言われている気のゆるみ(感染症対策のゆるみ)が原因で感染拡大しているとお考えでしょうか?
 ですが、市中変わらず、どこでもマスク着用、手指消毒、行動規制、感染症対策は日々ゆるむどころか厳しくなっており、皆さんきちんとされています。にもかかわらず、感染拡大が収まらないのは、現行の感染症対策と問題の根本の原因は合っていないのではないでしょうか?
 感染状況がどのようになれば、コロナ以前の生活に戻れるのか具体的な基準は今治市政の中にありますでしょうか?
 もしあるのであればお聞かせいただきたいです。
 また、これほど低迷した市民の生活をどのようにして立て直してゆくのか、具体的な政策は話し合われているのでしょうか?
 今までと変わらず、どんなに厳しくマスク、消毒、自粛を行っても、市の経済、市民の生活は疲弊する一方ではないかと危惧しています。

(令和3年8月23日受付 市内 30代)

回答

 新型コロナウイルスが世界中に感染拡大し始めてからすでに1年半以上が過ぎようとしております。特にデルタ株は感染力が強く、未だに収束が見通せないことにご不安を感じられているお気持ちお察し申し上げます。
 当初ワクチン接種が進むことで収束に向かうと考えられておりましたが、その後発現したデルタ株などの変異株は感染力が強く、収束にはさらに長い時間がかかる可能性があります。
 私どもといたしましては、その時点において、それまでに得られた知見を総合的に勘案して最善策を取っていかなくてはならないと考えております。
 今のところマスク着用、手指消毒、行動規制といった基本的な感染防止対策は、有効であるとされていることから、これまでと同様に、市民の皆様には継続していただくよう周知してまいります。また、ワクチン接種につきましても、さらに接種のスピードを速め、希望者への接種を早期に完了させたいと考えております。
 一方で、長引くコロナ禍の影響により不安を抱えている子育て世帯の応援券や給付金制度のほか、諸税や各種保険料の徴収猶予や減免措置などに加え、長期にわたる消費低迷により特に多大な影響を受けている飲食、観光事業者などに向けた支援策として新たな補助制度の創設、コロナ禍での需要喚起策としてキャッシュレスキャンペーンなどを実施し、市民に寄り添いながら引き続き市民生活や事業活動の後押しを進めてまいります。
 さらに、現在、市役所内に17のプロジェクトチームを設置し、持続可能なにぎわいの創出や地域産品の販路拡大を担う地域版商社の設置、市民目線に立った利便性の向上を目指すデジタル未来戦略など、ウイズコロナ、アフターコロナ時代を見据えた新たな政策の具現化に取り組んでおりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。

コロナ対応の呼びかけについて(令和3年8月)

内容

 中村知事の会見も市長のメッセージも拝見させていただいておりますが、今回のコロナ対策についてご提案がございます。市民への指示内容についてもっと踏み込み具体的に指示をお願いいたします。また現在の指示内容は少しずれているとかんじます。まず、帰省や県外者との往来について規制しても、効果は薄いと思います。本当に必要なことは、市民の徹底的ステイホームです。その策をもっと具体的にすべきです。デルタは別物です。最強且つ最悪のウイルスであることを強く説き、新たな策を打ち出すべきです。学校活動、市内施設、飲食、テレワーク、具体的に措置が必要です。県民市民が一体となり動くべきなのに、
 今は大変指示が中途半端です。市民は今、大変不安です。収束が見えない中で具体策がなく、死者が増えたらどうなるか?市民も受け身では駄目ですが、市民を動かす強い政策を具体的に発信してください。皆で、出来ることを全部やりましょう。何としても抑え込みたい。その覚悟を策に示してもらえたらありがたいです。一刻も早く市民の不安を取り除いてください。具体策が明確でこれなら収まると感じるものであればきっと安心できると思います。

(令和3年8月14日受付 市内 40代)

回答

 日々の陽性確認の状況を見ると、事態は深刻さを増しています。感染拡大に歯止めがかからない状況との危機感を持っております。
 8月11日から愛媛県の警戒レベルが最大の「感染対策期」に移行して、最大限の警戒と今まで以上に徹底した感染回避行動を呼びかけているところです。
 私自身、市民の皆さまの命を守ることを最優先に、記者会見や動画配信、ラジオの出演で、市民の皆さまに危機感を持っていただけるように強く訴えかけているところです。
 感染回避行動の一番は、一人一人が油断せず、基本的な感染対策の徹底、不要不急の外出、感染拡大地域との往来の自粛などを行うことです。中村知事や今治保健所など、これまで以上に県と連携して、市民の皆さまに粘り強く注意喚起を続けてまいります。
 既に市の管理施設については、今治市民の方々の利用に限定させていただく、市民限定の利用ができない施設については閉館、閉鎖させていただくなどの措置を講じております。また、イベントなどの開催方法について見直し、延期、中止をさせていただいております。最新の情報をホームページなどでお知らせしております。

タクシー利用助成について(令和3年8月)

内容

 家族が難病認定を受けていて、市からタクシーチケットをいただいています。ですが一度も使ったことがなく交換のためだけに市役所に行っていると言うので、理由を聞いたら、一度に使えるのが、ワンメーター分で、ワンメーターだと実費で払うのが高く、とても使えないと言うのです。今は、高齢の家族が車の運転がなんとかできているので、病院への送迎ができていますが、私たち子どもは、仕事をしているため病院の送迎のために毎回休みをとることが難しい状況にあります。他の県などを調べたところ、一度に使える上限を設けているところもありますが、一度にもらっているチケットを何枚使っても構わない。期間内に使える金額の上限を設けているところもあるようです。
 今治市も期間内に使える上限を設けて、1回に使える金額の縛りがないようにしていただけると家族の負担も減ります。改善していただくことは難しいことでしょうか?

(令和3年8月10日受付 市内 40代)

回答

 ご家族の今後の送迎について、不安を抱えていることと存じます。
 ご意見をいただいたタクシーチケットにつきましては、週に何度も通院しなければならない透析患者の皆さんの通院経費を補助する施策として、市内在住の身体障害者手帳1・2級、療育手帳A、精神障害者保健福祉手帳1・2級の交付を受けている方を対象に、当初、12枚のチケットをお渡しさせていただくことからスタートし、その後、広く障がい者の皆さんの生活全般において外出の機会拡大につなげていただきたいとの考えのもと、チケット枚数を現行の24枚とさせていただいております。
 タクシー運賃につきましては、身体障害者手帳などをお持ちの方は10%の割引制度があり、タクシーチケットと併用して割引を受けることも可能となっております。
 ご提案につきましては、実情を適切に把握したうえで、関係機関との相談協議を行うとともに、他市の状況等も勘案しながら検討してまいりたいと考えております。

今治伯方島トライアスロン大会について(令和3年8月)

内容

 8月29日開催する今治伯方島トライアスロンが未だ開催になっております。現在オリンピックは無観客で、かなり無理な状況で開催されておりますが、それ以上に全国感染者が大きく一万人を超えております。
 この様な状況で8月29日に伯方島へ参加を募り、また島民に交通止めとの生活制限を要求し、また一番は今の状況で島民の方だけではなく島外以外から参加される方が感染を進めてしまう可能性が大きいと思います。いち早くコロナ禍が終息できるようにするためにも今年は中止すべきと思います。

 毎日今治市内よりしまなみ海道で通勤しておりますが、もう少しの辛抱と思います。来年にはおんまくも、また地元の花火大会が開かれることを夢を見て、もう少しの辛抱です。

(令和3年8月1日受付 市内 60代)

回答

 先日報道発表させていただきましたが、ご意見のとおり、8月3日(火曜日)に今治伯方島トライアスロン実行委員会において、大会開催中止を決定いたしました。
 コロナ禍での開催に向け、関係団体と様々な可能性を探り、万全の準備のもと協議を重ねてまいりましたが、8月2日に政府から「都道府県境をまたぐ移動の自粛要請」があったことに加え、愛媛県においても特別警戒期間への移行に伴い「県外との往来自粛要請の強化」がされたことにより、大会の実施を断念せざるを得ないと苦渋の判断をいたしました。
 全国的にワクチン接種が進み、一刻も早い事態の収束を迎え、2022大会が開催できますよう、引き続き来年に向けて万全の準備を整えてまいります。
 今後とも今治伯方島トライアスロンが、地域に希望と感動を与える持続可能な大会として発展していけるよう取り組んでまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

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