寄せられたご意見と回答(令和6年2月)

ガードレールの設置について

 いつも市民が真ん中の市政を推進していただき、ありがとうございます。
 子育て世帯として、「子どもが真ん中」を標榜し、ネウボラの整備に取り組んでいただき、大変ありがたいと思っております。

 この春から子供が常盤小学校に入学いたします。
 自宅から小学校まで徒歩での集団登校となりますが、常盤小学校前面道路での徒歩通学について非常に心配しております。

 当該道路は幅員が十分ではなく、また、路側帯は線が引かれておりますが、十分な広さとはいいがたいです。
 車も、道路が一直線であることから、相当なスピードで走行しております。
 全国各地で集団登校の列に自動車が突っ込む事故が多発しており、いつ事故が起こってもおかしくないと思います。そのような事故は、ガードレールが設置されていれば防げると思います。

 常盤小学校前面の道路(具体的には、路線番号1021泉川北日吉町線の一部と思います)にガードレールを設置していただけますようお願いいたします。

 もしガードレールの設置により、車の行き違いが困難になるようでしたら、道路を一方通行にすればよろしいかと。
 参考までに、他市の小学校は校門(正門及び裏門)が面する道路にはガードレールが設置されており、周辺道路は全て一方通行でした。

 悲惨な事故が発生する前に、ぜひお願いします。

 また、通学路上に古い塀が多数存在する点も気がかりです。危険な塀は撤去するなど対策をお願いいたします。

(令和6年2月6日受付 市内 30代)

回答

 ご指摘をいただきましたとおり、常盤小学校前面道路にガードレールを設置し、歩車分離をすることは安全確保の有効的な方法でありますが、道路幅員が縮小し、車両の離合が困難で、一方通行の必要性が生じるため、交通規制を管轄する警察へ協議に行ってまいりました。

 警察との協議によると、一方通行の規制実施には、当道路沿線住民の生活環境が大きく変化するため、近隣住民の規制実施の合意や、通り抜けのための別ルートの設置が必要となるとともに、別の通学路の交通量が増加する可能性があるなど、非常に難しいのが現状であるとのことです。

 当道路は現在、全線時速30キロ以下走行、全線大型車両侵入禁止(終日)、全線許可車両以外は侵入禁止(土曜・日曜・休日を除く7時00分~8時30分)といった規制により安全確保に努めておりますが、近隣別道路においてもスピード超過など、同様の苦情が寄せられているとのことであり、当道路も含め、取り締まりの強化を依頼しました。

 引き続き、警察、学校と連携を図りながら、路面標示等による注意喚起、危険な塀の撤去依頼を実施する(補助制度有り)など、代替案にて安全確保を強化し、子供が、安全に通学できる環境を整備してまいります。

市営住宅のエアコン設置について

 市営住宅に住んでいます。
 エアコンが故障したため買い替えようとしたところ、「エアコン専用コンセントが無いため取付工事が出来ない」、「工事をするなら市営住宅は市の許可を得てコンセントの増設をしないと」と電気屋さんに言われました。

 住宅管理課の方に連絡すると、「許可は出すけど増設の費用は入居者の方で負担してください」、「退去の時はコンセントを撤去して、原状回復してください」と言われました。

 近年、猛暑や最強寒波など言われているこのご時世。エアコンは生活必需品となるなかで、退去者がブレーカーやコンセントを撤去し、次の入居者が再び取付工事を繰り返すこのルールは費用と時間の無駄ですし、近年のSDGsの理論にもそぐわないと思います。
 コンセント増設の費用ぐらいは市の負担でできないでしょうか?

 住宅管理課の対応も、「ルールなので費用は払えない」の一点張りなので、その対応にも不満があります。

(令和6年1月30日受付 市内 20代)

回答

 このたびは、職員の対応と説明不足により、ご不快な思いをさせてしまいましたこと、深くお詫び申し上げます。

 担当課に改めて市営住宅の施設状況や手続き等を確認しましたところ、市営住宅へ入居の際、電気設備は基本的な電気ブレーカーのみで、エアコン等の設置を行う場合には、事前に「模様替申請」をしていただき、市の承認を得た上で、個人負担での設置となっており、市営住宅を退去する際には原状回復(撤去)をしていただいております。

 エアコン設置の際には発火等の防止を図るため、専用コンセントの増設が必要であり、ご指摘のとおり、市の負担でのコンセント増設や、前入居者の増設したコンセント等の再利用のお考えも一つの選択肢であるかと存じますが、現状として、仮に個人負担で設置したものを撤去せず引き続き次の入居者が使用した場合に、火災等の事故が発生した際、責任の所在が不明となるため、退去時に撤去をしていただいております。

 なお、個人負担区分の考え方として、施設の基幹部分以外となる、入居者の任意で設置するエアコン等の冷暖房施設、手すり、居室に設置する照明器具等は、個人負担という扱いとさせていただいており、安全のため増設する専用コンセントも同様の取扱でございます。

 本市といたしましても、住宅困窮者の方が全員入居できていない状況の改善や、各部屋の老朽化に伴う基幹部分の修繕など、限られた予算の中で最善を尽くしてまいりますので、ご理解くださいますようよろしくお願い申し上げます。

震災時のトイレ問題について

 今年はじめに能登半島での震災があり、南海トラフ巨大地震への不安が増してきたのは私だけではないと思います。

 震災に遭った時にとても困るのはやはり、トイレだと思います。
 「我先に」と争いも多くなり、使い方も雑で、すぐに汚れたままになるでしょう。
 阪神大震災を含めて各地の被災された方々からは、「トイレはとても困った」と話を聞きます。

 震災時に使うだけでなく、各イベントにも使うことができますので、トイレカーをできるだけ多く購入・整備することは難しいでしょうか?
 今治市各自治会に数台整備して、公園に設置して管理することは難しいでしょうか?

 ぜひご検討いただきたく、投書させていただきました。メールにて失礼いたしました。

(令和6年1月21日受付 市内 50代)

回答

 今年の元旦に発生した「能登半島地震」におきまして、被災された地域の方々には、心よりお見舞いを申し上げます。

 トイレカーは、愛媛県内において、トラックベース、軽自動車ベースを合わせて合計8台、5市で導入されております。

 本市におきましても、過去にトイレカーの導入について検討をしましたが、1台、約2千万円の車両購入費が必要であることや、車検代、ガソリン代等の費用に加え、使用した場合の汲み取り料等の維持管理費などの予算的観点に加え、東予地域においては四国中央市、新居浜市が所有しているため、東予地域内での連携を図ることにより、相互支援が可能であることなどから導入を見送った経緯がございます。

 しかしながら、災害時におけるトイレ問題は、非常に重要な課題であると認識しており、南海トラフ巨大地震発災時に想定される約3万人の避難者に対し、これまでは50人ごとに1基として備蓄をしていた簡易トイレを、20人ごとに1基と計算を改め、備蓄の積み増しを行うなど、対策を順次行っている最中でございます。

 また、災害時におきましては市の備蓄だけでなく、各家庭での防災対策が最も重要でございますので、備蓄品に関しては、各家庭でも3日分、できれば1週間分の量の確保をお願いしているところです。

 ご自身の家族、近所や職場等で災害に関する備えについて、ご周知いただけたら非常に助かりますので、引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

今治市中央公民館の建て替えについて

 中央公民館の建て替え計画を耳にしました。
 5年後とのことなので、今は色々と検討されているのではないかと思います。

 現在、今治市にあるホールの中で音響が一番良いのが中央公民館で、多くの方が利用されています。
 愛媛県は音響が優れたホールがあまりなく、全国や世界で活躍している音楽家の中ではあまり評判がよくありません。
 そのため、音響が重要なクラシックのアーティストがあまり来てくれません。

 せっかく建て替えるのなら、音響のいいホールを検討していただけないでしょうか?

 今治市から近い他市にはいいホールがありますし、世界的な音響設計士さんが設計し、理事も務めているとても素晴らしいホールもあります。そうしたホールを参考にしていただきたいです。
 中央公民館の利用者に、不便なところ・改善してほしいところをアンケート調査するのもいいと思います。
 限られた予算の中でも最善のものができるのではないでしょうか。

 また、お茶室についても同様に利用者に使い勝手等を聞いてください。

(令和6年1月16日受付 市内 50代)

回答

 中央公民館は地域文化活動の重要な拠点施設として、特に大ホールは音楽活動を中心に、多くの方にご利用いただいておりますが、老朽化に伴い、昨年の7月には利用者の皆様より、同公民館の建て替えを求める要望書を受け取りました。

 一方で、本市が掲げる「こどもが真ん中」の子育て支援を包括的に行うことを目指す『今治版ネウボラ』の更なる推進を図るため、現在、今治版ネウボラの中核を担う拠点施設の整備の検討を進めております。

 当該施設は、子供・子育て世代だけでなく、社会人から高齢者まで、地域や世代を超えて気兼ねなく集い、文化体験やサークル活動などを行う、いわゆる地域交流センターとしての機能を併せ持つ、地域の交流拠点を目指すものであり、今後、老朽化した中央公民館の機能を担うものとなるよう、一体的に検討を進めてまいりたいと考えております。

 また、新たな施設におきましては、こども達のピアノやダンスの発表の場としてご利用いただくなど、多くの方々が日常的に、気兼ねなく訪れる場所とするため、市民の皆様や中央公民館の利用者など広くご意見をお聞きしながら、音響やその他機能など、施設の利便性の向上に関しても検討を進めているところです。

 今後も、人口減少による利用者想定などを踏まえた、施設の適正規模や機能、運営の在り方を整理するとともに、今回いただきました貴重なご意見も踏まえ、子育ての拠点として、また、にぎわいや文化活動の拠点として、皆様にご利用いただける施設となるよう取り組んでまいります。

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