寄せられたご意見と回答(令和6年3月)

今治港のプレジャーボート停留場所について

 最近の今治港は、きれいに整備され、いろいろなイベントを開催して賑わってきていて、大変良いと思います。
ですが、湾内の違法係留をそのまま放っておくのは良くないと思います。

 私はプレジャーボートに乗っておりますが、今治市でプレジャーボートの係留をするのは場所探しに大変苦労します。
 せっかくあんなに大きい場所があるのなら、広島みたいにちゃんと整備して、市営のボート係留場所を運営してほしいです。
 今治港の湾内だけでも、整備してちゃんと係留すれば、かなりの数のボートが係留できるようになると思います。

 不法係留も減り、今治市の収入にもなるのではないかと思います。

(令和6年3月3日受付 市内 40代)

回答

 プレジャーボートの不法係留につきましては、全国的な問題となっており、本市におきましても、毎年係留状況の把握に努め、指導等を通じて改善を図り、少しずつではございますが効果が表れているところです。

 しかしながら、陸上車両を対象とした駐車禁止違反のように、プレジャーボートを対象とした厳しい規定がないこと、また当市では係留・保管場所に対しプレジャーボート数が大幅に多いため、許可を得ないまま係留されるケースが少なからずあることや、所有者を特定できない船舶も一部存在することなどから抜本的な解決が図られておらず、現在、規定については、警察や海上保安部との連携が得られる仕組みを設計・検討しているところです。

 今治港におきましては、岸壁等老朽化施設を数多く抱える現状から、施設背後や荷役作業等の安全・安心を回復する必要があるため、改良工事を計画的かつ継続的に実施しており、ご提案いただきました「市営のボート係留場所の整備」につきましては、その必要性や効果から選択肢の一つと考えられますが、港湾整備の現状と今後の見通しから、具体化するには、さらなる検討が必要です。

 今回いただきましたご評価、ご提案をありがたく受け止め、引き続き今治港の課題解決、賑わいの創出に努めてまいります。

気軽に行ける街区公園のことについて

 転勤族で、これまで県内外さまざまな場所で暮らしてきました。
 今治市に引っ越してきてから驚いたのは、町中に公園がないことです。
 小さい子どもから小学生くらいまでの子が遊べるような町中の小さな公園の数が、今治市は圧倒的に少ないと感じます。

 未就園児・ママはもちろん、幼稚園・保育園・学校終わりの子どもたちが気軽に遊びに行けるような公園をもっとつくって欲しいです。
 市民の森のような大きい公園ではなく、小さくても自転車や歩いて気軽に行けるような、馬越公園くらいの規模の公園が点々とある町になったら、子育てしやすい町と感じるのではないかと思います。

 今、高橋・別名あたりに高速道路を通す工事をしていますが、その高速道路の高架下を活用して公園にするなども考えられると思います。

(令和6年2月29日受付 市内 40代)

回答

 今治市の公園につきましては、元々は「児童公園」と呼ばれていた身近な街区公園が56か所、市内各所に配置されており、いまばり公園検索アプリ「PARKFUL(パークフル)」では、こういった身近な公園を含む市内全ての公園を、ご希望の条件や場所に応じて確認できますので、ぜひご活用いただけますと幸いです。

 施設整備に関しましては、周辺施設や環境、市の財政状況等を勘案し、公共施設の未利用地等の利活用の一環として、公園や広場として整備する必要性を適切に検討してまいります。また、ご提案いただきました高速道路の高架下を活用した公園の整備につきましては、現在、管轄している国土交通省へ提案を行っているところでございます。

 今後も、今治の恵まれた自然環境に親しみながら、子育てしやすい町を実感していただけるよう、今治市全体で子育て環境の整備、充実に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

今治駅前の一方通行道路の逆走について

 今治駅周辺ホテルの宿泊客が運転していると思われる車の一方通行道路の逆走が目立つ。
 標識が民家の木に隠れていて見えづらかったり、道路のマーキングが消えかかっていたりと、判別が困難な事も逆走の一因と推察する。

 例えば、旅行で今治を訪れてくれたにもかかわらず、交通トラブルとなってしまうと、今治自体のイメージダウンになる可能性がある。
 そうならないためにも、近隣のホテル経営者側から宿泊客に対して、付近の道路交通事情を案内するなどの対応をしてもらうと良いのではないかと思う。

(令和6年2月21日受付 市内 50代)

回答

 ご指摘をいただきましたとおり、一方通行の標識や路面標示がわかりにくいことが逆走の一因であると思われるため、新たに路面標示やポールコーンを設置して、逆走を防ぐ対策を早急に実施いたします。 

 また、近隣のホテルと定期的な情報共有を行い、観光客への注意喚起を依頼するなど、道路利用者の安全確保に努めてまいります。

 今後も、日々のパトロールで施設の安全など状況を確認し、適正な維持管理と安全確保に取り組んでまいりますので、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

正午の時報サイレンについて

 今治市に引っ越してきました。
 お昼に外から突然サイレンが鳴り、なにか火事や地震や事件などが起きたのではないかと不安になり戸惑いました。
 子どももサイレンを聞いて不安になり「こわい!」と泣きました。

 後日、12時のサイレンだということがわかりました。
 このサイレンに慣れてしまうと、本当になにか災害等緊急が起きた際との区別や意識が薄れてしまうのではないかと思いました。

 他市は地元に親しんだ音楽などを流しています。
 どうか変更を、よろしくお願いいたします。

(令和6年2月14日受付 市内 30代)

回答

 サイレンは、火災発生時における周辺住民への周知や、消防団員を招集する合図として整備された防災設備ですが、一部地域では長年にわたり、皆さまにとって時報の役割も果たすとともに、生活の一部として馴染んでいるものでございます。

 サイレンの吹鳴回数を地元地区の火災であれば7回、他地区の火災に対する応援であれば3回と使い分けることにより、時報と区別ができるよう運用しております。

 なお、ご提案いただいた『地元に親しんだ音楽などを流すこと』につきまして、消防本部総務課に確認いたしましたが、設備の機能上、対応は難しいところでございます。

 今回いただいたご要望にお応えできず申し訳ございません。
 引き続き、地域の皆さまのご意見やニーズに耳を傾け、より良い環境づくりに努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

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