寄せられたご意見と回答(令和6年5月)
児童クラブの防火管理者の必要性
各場所にある児童クラブについて
学校の一部やプレハブを利用して運営していると思いますが、子どもの命等ある中で防火管理者は必要ないのでしょうか?
(令和6年5月10日受付 市内 40代)
回答
こどもが真ん中の今治づくりを目指し、取り組みを進める私にとりまして、地域のこどもたちがより安全・安心な居場所で過ごせることを願ってご意見をいただきましたこと、感謝と敬意を表します。
本市の児童クラブにおいては、施設の形態に合わせすべての児童クラブで防火管理者を選任しています。
具体的には、プレハブなど学校施設以外の建物を使用しているクラブについては、こども未来課の職員を防火管理者に選任しており、学校施設内にある児童クラブについては、学校ごとに選任されている防火管理者がその任務にあたります。
各児童クラブでは、防火管理者が作成した消防計画に沿って、毎月の定期点検、年2回の避難訓練を行っております。
また、令和6年度より、安全計画の作成が義務化されたことから、事故・防災・防犯・感染症についてマニュアルを作成し、それに基づいて各会長を中心に支援員が一丸となって児童の安全・安心な居場所づくりのために取り組んでいただいております。
今後も児童クラブを利用しているこどもたちが楽しく過ごせることができ、保護者の皆様に安心してお預けいただける安全な環境づくりに取り組んでまいります。
ネウボラ拠点施設の整備計画について
中央公民館の建て替えに伴うネウボラ構想の建物と新築経費の金額などの計画図を見る機会がありました。
見せてくれた方々の意見は芳しいものではありませんでした。
ぜひ、市民全員に情報を提供していただき、今後の今治市の未来を背負う若い世代の意見が少しでも反映されるような施策であってほしいと思います。
併せて、今治市には合併前に作られた多くの建物が廃屋化しています。
高齢化が進み、離れた場所に出向くには大変だと思うので、住み慣れた自分の地域にある施設の方が絶対に便利だと思います。
新しいものができるのは素敵なことですが、使えるものを住民の知恵を絞って使い切るのが今の時代にするべき事だと思います。
子ども達にとって魅力ある郷土であるためによろしくお願い申し上げます。
(令和6年4月27日受付 市内 60代)
回答
計画を進めております「(仮称)今治版ネウボラ拠点施設」に対するご意見をいただきありがとうございます。
本施設は、『つどい つながり はぐくむ みんなの居場所 ~こどもが輝く未来を創る~』の理念のもと、子育て世代を中心に市民の誰もが利用でき、また、まちなかの賑わいにつながる施設として、整備に向けた検討を進めているところです。
ご意見にもございますように、若い世代の声を施設に反映することは非常に重要であると考えております。
このネウボラ拠点施設の整備については、構想段階から「子ども・子育て会議」や「こどもが真ん中親会議」をはじめ、市内の子育て広場や市ホームページ上の「365日ネウボラBOX」において、子育て世代の方々を中心に、様々なご意見をいただいてまいりました。
さらには、市内の高校生も参加したワークショップなどを開催し、いただいた様々なご意見やご提案を反映してネウボラ拠点施設の整備に関する基本計画(案)を作成してございます。
今後におきましても、取組状況を市ホームページに掲載するなど、広く市民の方々に知ってもらえるよう情報発信に努めながら、本施設が、こどもが真ん中のランドマークとして、市民の皆さまに子育てしやすいまちとして実感していただけるよう取り組んでまいります。
また、併せてご意見をいただきました各地域の公共施設については、地域の貴重な財産であると考えており、市内全域で子育て環境を整えるために、保育所など地域の身近な相談窓口の充実や、市内各所の公園を「遊び場サテライト」として新たに整備するなど、地域の既存施設を活用して広い市域をカバーする体制づくりを進めております。
今後も、誰もが住み続けたいと思える魅力的なまちづくりを目指して取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
【参考】今治市ホームページ
(仮称)今治版ネウボラ拠点施設整備に向けた検討経過
タオル美術館へのアクセスについて
初めまして。
いつも今治市のために精力的に動いていただき、ありがとうございます。
今回は、現在タオル美術館で開催されている「ナガノ展」の件でメールさせていただきました。
「ちいかわ」「くま」などの人気キャラクターを描かれているナガノさんの展示会ですが、全国様々な場所を巡り、その都度大変な人気でした。(私も他県へ見に行きました)
その「ナガノ展」が今回は愛媛で、それも今治で開催され、会期も半年近くあると知り、驚きと嬉しさでいっぱいです。
ですが、いざ開催されますと、Xなどで遠方の方が「タオル美術館に行きたいけどアクセスが悪いから行くのを迷っている」と言う意見を多数見受けられました。
アクセスが悪いと言うだけで来られないのは残念なことだと思うのです。
今治のタオル美術館でしか見ることの出来ない展示などもしていて、他の会場との違いも楽しめる様にしてくれています。
そんな素敵な「ナガノ展」に、ぜひ全国から足を運んでもらいたいです。
会期中毎日は無理だとしても、土曜・日曜・夏休み中などはシャトルバスを運行させるのは難しいでしょうか?
これだけの集客が見込める催事です。
ぜひ、関係各所の皆さまと御一考いただけないでしょうか?
今治市には、しまなみ海道・サイクリング・焼豚玉子飯・焼き鳥・マルシェなど、素晴らしい観光資源があります。夏にはおんまく祭りや花火もあります。
「ちいかわ」とコラボしてスタンプラリーなどを開催すると、県内外の方に今治市をアピールする絶好の機会だと思います。
市長もぜひ見に行ってみてください!どうぞよろしくお願いいたします。
(令和6年4月26日受付 市内 50代)
回答
キャラクター好きの私にとりまして、「ナガノ展」を開催していただいているタオル美術館の存在は大変ありがたく、また、いつも様々な相談をさせていただいておりまして、このたびのご意見は全く同感に存じております。
今回頂戴しました貴重なご意見、ご要望につきましては、早速、私から改めてタオル美術館長に共有させていただき、会期中のシャトルバス運行を働きかけするとともに、協力しながら本市への観光誘客促進に努めてまいりたいと思います。
ご指摘のとおり、現在、路線バスなどの公共交通を利用してタオル美術館を訪れることは難しい状況であり、そのほかにも、同様の課題を抱えている観光施設は少なくありません。
今や、公共交通機関で行けない観光地は、観光地でないといっても過言ではありません。
長年の課題である、今治市を訪れていただく観光客の皆様にとって使いやすい新たな公共交通の形を、引き続き検討いたしたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
まちづくり・情報発信に関するご提言
今年に今治港から岡村港行フェリー乗船時に、港管理をされている職員の方からお声がけいただきました。
内容は、「どうすれば活気あふれる港、まちづくりができるか」との投げかけでした。
私は愛媛県出身の60代です。
現在は全国各地で教育事業、まちづくり、CSR、CSV事業のプロデュースをしております。
この様なことから、職員の方にいくつかのアイデアをお話しさせていただいたところ、「現市長はアクティブで、いろいろな提案や声をよく聞いてくれるので、ぜひ提案して欲しい」との熱いお申し出がありました。
愛媛県在住時、今治港は神戸・大阪船路の寄港地であったこともあり、思い出深い港です。
さらには大三島町等の教育事業をさせていただいていた際に今治港を利用するなど、感慨深い港であることもありメールさせていただいているところです。
僭越ながら、市長さんが提唱されている「瀬戸内クロスポイント構想」に関連した意見提案をさせていただければと思います。
これからのキーワードは、DX、情報発信、金融手法、参画などと見ています。
まず、交流人口増などを目指すには、今の「お宝」をどの様に見せるのか、発信するのかです。
そのためには、地域住民の参画と訪問者を融合させた情報発信です。しかも日常的に、切れ目なく、世界に向けて発信です。
その発信は、即効性があり、発信量も多く、気軽にアクセスし、活用できるインスタ、TikTok、YouTubeです。ホームページやFacebookの時代ではありません。
知ってもらわないと観光客も来ない、物は売れない、何も始まらないと言うことです。
発信素材は、今治の「お宝」です。
瀬戸内の海、島々、しまなみ海道、景観、歴史、食文化、農業、タオルを中心とした産業、日常生活・暮らしです。
特別なハコモノなどは不要です。そんなものは誰も期待していません。
船からのLIVE、写真、動画は、船だからこそ見られる、感じられる景色であり、体験です。LIVE画像、写真、動画は、世界中の人たちと共有、また様々な商品やサービスに活用します。
歴史や食文化などは教育教材化、実用化データにして、世界中の方に活用いただくことです。
その収益は、学生なら奨学金や通学費補助に活用、還元します。
次に、現在のビジネスは全て金融です。
ホテル、ドラッグストア、公共サービスに関係する事業など、全て事業アイデアがパッケージされたものに、投資家を集めて資金調達、こうした金融手法を使わない手はありません。
すでにPPPが行われている中、まちづくり、住民サービス、観光振興など、金融手法の活用次第で変わります。
鉄道ならば「てっちゃん、てつこちゃん」と同様に、船や海であれば「◯◯くん、◯◯ちゃん」という呼び名を提案します。
メールだけでは全てを効率的にお伝えできませんが、少しは港の職員の方の思いに寄り添えたなら本望です。
(令和6年4月24日受付 市外 60代)
回答
今治市に思いをお寄せいただき、今回のご提言をいただきましたことに感謝を申し上げます。
ご利用いただきました今治港では、令和4年の開港100周年を機に、地元産の魚介類や野菜、グルメや雑貨などを集めた「せとうちみなとマルシェ」が始まりました。毎月2回の開催ですが、来場者は毎回1万人を超えており、大変ご好評をいただいております。
マルシェの開催をきっかけに、今治港を交流拠点として中心市街地へのにぎわいの波及に取り組んでいるところでございます。
また、今年度、今治市は合併20周年の節目を迎えます。
20年前に、周辺の12の市町村が合併し、大家族となった今治市には、ご指摘いただいたとおり、景観、歴史、食文化、産業など多様な魅力がまだまだ原石のまま眠っているのではないかと考えております。
こうした原石を掘り起こし、磨き上げ、今治市の魅力的なコンテンツとして発信していくため「みらい発掘プロジェクト12」と銘打って、地域の方々にも参画をいただきながら、次の20年を見据えた地域の宝物づくりに取り組んでおります。
このような取組を積み重ねることで、より多くの今治ファンを獲得し、関係人口の増加を目指しております。
そのためには、本市の魅力や価値をよりブラッシュアップし、分かりやすく効果的に情報発信することが重要であると認識いたしております。従来のホームページやSNSだけでなく、新たなツールを活用し、全国に向けた戦略的な情報発信を行うため、現在、庁内にプロジェクトチームを設置して検討を進めているところでございます。
今回いただいた貴重なご提言は、担当部署へ共有し、まちづくりや情報発信の参考として活用させていただきます。
空き家の管理について
空き家についてのお願いです。
近所の空き家は草がひどいのですが、私有地なので勝手に草を抜いてはいけないと言われました。
そのため年に2回、こちらから市役所に電話をして管理している方にお願いしています。
なぜこちらから連絡しないといけないのですか?
管理をしている方が定期的に点検に来るべきです。
前回は市役所の方が草抜きをしてくれました。
また強風の日に、空き家から看板が落ちてきて近所の方が片付けました。
ですが、まだ別の看板が残っており、それもいつ落ちてくるか不安です。
同じく強風の日はガラスが割れる音がひどく、眠れませんでした。
3段ブロックは劣化し、もうすぐ崩れそうです。
地震があったので不安になり、今回メールさせていただきました。
空き家の前は交通量が多く、学生さんやお遍路さんが通る道です。
なにかあってからは遅いです。
子どもたちは大事ですが、老朽化した空き家にも目を向けてほしいです。
よろしくお願いします。
(令和6年4月18日受付 市内 40代)
回答
適正な管理がなされていない空き家について、老朽化等により周辺環境へ被害がおよぶことが予想される場合には、近隣住民の方や通行者への危険防止の観点から、市から所有者へ改善のお願いをしております。
近隣住民の方から空き家に関する情報提供をいただいた場合は、担当職員が現地で空き家の状況を確認し、所有者へ状況写真を添付した文書を送付するなどして、管理状況の改善を促しており、所有者に空き家の適正な管理の必要性をご理解いただくために、粘り強く取り組んでいるところでございます。
市内各地に数多く存在する老朽空き家は、防災、減災、また市民の皆さまの安心・安全をお守りする上で、重要な課題であると認識しております。
引き続き改善・解消に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
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