寄せられたご意見と回答(令和6年8月)
超音波式猫回避装置の貸し出しについて
隣の方が野良猫に餌をあげており、自宅の庭にその猫が入って糞尿被害にあっています。
保健所では超音波式猫回避装置の貸し出しを行なっていますが、自宅から保健所まで車で往復1時間はかかるので簡単に行ける距離ではありません。
市役所や支所でも貸し出しを実施してほしいです。
また、レンタル期間が2週間は短すぎます。せめて1か月にしていただきたいです。
(令和6年8月11日受付 市内 70代以上)
回答
超音波式猫回避装置の貸し出しについてですが、今治保健所だけではなく、今治市役所でも変動超音波式猫被害軽減器(ガーデンバリア)の貸し出しを行っております。
台数に限りがありますので、1回当たり2週間を貸し出し期間とさせていただいておりますが、予約待ちがなければ、再度申請していただくことで引き続き2週間の貸し出しが可能となります。
使用期間が決まりましたら、担当課(環境政策課:0898-36-1535)へご連絡いただき、支所でも受け取りができるよう手配いたしますので、利用についてご検討いただければと思います。
富田海浜プールの券売機について
先日、富田海浜プールを利用しようとしたところ、券売機が新紙幣に対応しておらず購入できませんでした。両替や紙幣の交換などもできず。
係の方の説明は「張り紙に記載している」のみの対応でした。
一度他の店舗へ向かい、物品の購入などをして小銭をつくる必要があり、人数によっては2度以上の買い物(1000円札を2度くずす)が必要でした。
すべての機械が新紙幣に対応できないのは仕方がないことですが、5年前から新紙幣発行が伝えられ、新紙幣が発行されてから1ヶ月は経過しており、銀行などでは新紙幣が多く渡される中で、猛暑の中、子ども連れで訪れる市営プールの券売機前で退館させられるのはどうにかならないものかと思いました。
(令和6年8月11日受付 市内 30代)
回答
日頃から富田海浜プールをご利用いただき、ありがとうございます。
予想できたこととはいえ、券売機の新紙幣対応の遅れで、ご不便をおかけして誠に申し訳ございません。
ご意見をいただき、早速、8月13日より新紙幣から旧紙幣への交換、両替を窓口で対応できるようにいたしました。
なお、券売機につきましては、来年度対応したいと考えています。
皆さまに気持ちよくご利用いただける施設環境を整えてまいります。
路線バス菊間線の廃止について
私は仕事で菊間町のエリアを担当しています。
お客様から路線バス菊間線が今度廃止になるという話を聞き、乗務員不足や利用者減少などでバス路線を廃止していく方向は仕方ない部分はあるかと思うのですが、この路線は存続に向けてできることがあると感じました。
菊間に住んでいない自分が提言していいものか悩んだのですが、少しでもなにか役に立つことがあればと思ったので失礼ながら提言させていただきます。
① バス路線のルート変更・延伸
菊間には地下備蓄基地がありますが、その前を経由するようにルートを変えてはどうかと思います。
ルートを延伸すれば職員の通勤利用も促せるのではないでしょうか。
将来的に亀岡小学校と菊間小学校を統合する事になった際に、スクールバスとしての活用もできるのではないかと思います。
② 新エネルギーの活用実験
波方ターミナルにアンモニア流通拠点の整備が計画されていますが、菊間線のバスの燃料として水素やアンモニアを活用してはどうかと思います。
整備計画の協議会には、菊間に事業所を置く企業も参画しており、水素ステーションなど新事業展開も計画しています。水素ステーションを菊間町内に設けて、菊間町内を走るバスに活用し、更にそれをきっかけに菊間町内の公用車など利用を広げて、菊間を新エネルギー活用の町としてアピールしてはどうでしょう。
③ リムジンバスの活用
菊間線のルートを一部重複して、リムジンバスが走っています。
現状、今治市内では乗り換えできず、予約制となっています。この予約制を廃止して、どこの停留所でも乗り降りできるようにしてもらってはいかがでしょうか。
リムジンバスは将来の県立病院移転予定地の近くを通っており、通院の足としても期待できます。
また、路線バス化する事で現状の路線バスと合わせて、便数を増加することができます。
私は菊間線を何度も使ったことがあります。
便数が少なく不便な所はありますが、高齢者・学生の移動手段や、地元企業への通勤者の足、お遍路さんの移動手段など様々な用途で使われているように感じました。
玉川や朝倉のようにデマンドタクシーなどの別の移動手段を用意して廃止する選択肢はあると思うのですが、企業の新入社員研修の際には20名以上の人が乗っている事を見かけたこともあり、なるべくバスのような大量輸送手段を残す方法を探ってはどうかと思います。
(令和6年8月7日受付 市内 30代)
回答
この度は大変示唆に富んだご意見をいただき、ありがとうございます。
路線バス菊間線につきましては、運行会社から、利用が低迷していることに加え、乗務員の不足が非常に深刻であるため、路線の維持が難しく、廃止を検討している旨を伺っております。そういった事情から、ご提案①バス路線のルート変更・延伸は難しいものと推測いたします。
次に、②新エネルギーの活用につきまして、ご提案の水素やアンモニアで稼働するバスについては、運行会社に情報共有させていただき、その安全性、メンテナンス性、コスト面等、導入に向けた課題について多角的に調査、検討いただくよう働きかけてまいります。
また、水素ステーションの整備や市公用車への水素自動車の導入につきましては、今後どのように施策に反映できるか研究を進めてまいります。
③リムジンバスの活用についてですが、松山空港へのリムジンバスは現在の道路運送法上の許可では通常の路線バスのように途中で乗下車ができず、ご提案の方法では許可の取り直しが必要となるなど、困難な面がございます。
今回のご提案の内容はリムジンバス運行会社に共有させていただきます。
最後に、バス路線廃止となった場合の代替交通につきましては、これまで市民の皆さまにとってより良い公共交通となるよう、地域の方々のご意見を伺いながら、導入を図ってきたところです。
引き続き、持続可能な利用しやすい公共交通形成を目指し、民間事業者の力もお借りしながら、取り組みを進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
蒼社川の状況について
今治市の発展のために、日々ご尽力ありがとうございます。
昨今の異常気象がとても心配で、大雨による河川の氾濫のニュースを見るたびに、今治市の河川、特に蒼社川の川底の高さが気になっています。
毎年土砂が堆積してきていて、橋から見ても川底が左右の道路とそんなに違いがなくなってきているように思います。
川底の高さを低くして、線状降水帯が発生しても氾濫することのないようにお願いします。
昔、蒼社川を治めた河上安固さんのように、現市長さんにも蒼社川の治水にご尽力くださいますよう、よろしくお願いいたします。
(令和6年7月25日受付 市内 60代)
回答
私は県議会議員在職時から、蒼社川を含め、地域の河川の状況ついて目を配り、県当局に対して予算措置の要望を繰り返しておりましたので、大雨の際の河川の状況をご心配されるお気持ちはよくわかります。
ご意見をいただいた蒼社川は、愛媛県が管理する二級河川となります。そのため今治土木事務所に問い合わせたところ、下記のような回答がありましたので、お伝えさせていただきます。
これからも、蒼社川の管理について、愛媛県に必要な対策を講じるよう要望させていただきます。また、本市においても災害への備えを万全にし、安全・安心な地域づくりに取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
(管理:今治土木事務所からの回答)
ご提言をいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、近年は異常なほどの豪雨により各地で河川が氾濫するなどの被害が頻発しており、先日も他県で線状降水帯が発生し、甚大な被害をもたらしています。
河川に堆積した土砂等については、大雨の際に水の流れを遮り、洪水や浸水被害を引き起こす危険性があります。このため県では、土砂の堆積状況や周辺の土地利用状況等を考慮したうえ、緊急性の高いところから、順次、堆積土砂等の撤去に取り組んでいます。
ご心配されている蒼社川においても、雨水と同時に上流から流れ込み堆積した土砂を撤去する河床掘削を実施しており、最近では、蒼社橋付近から山手橋付近の範囲で土砂の撤去を行いました。
今後も、土砂の堆積状況を確認しながら、治水機能の低下が目立つ箇所において河床掘削を行い、河川が水を流すことのできる能力を確保することにより、浸水被害の防止・軽減に努めていきたいと考えています。
なお、県では現在、これまでの水害発生の状況等を検証し、河川工事及び維持についての基本となる「基本方針」と、これに基づき計画的に河川の整備を行う「整備計画」を策定中であり、策定後は、これらに沿って河川の工事や維持に努めていくこととしておりますのでご理解ください。
住宅補助の制度について
今治市内の事業所に勤務する従業員を対象に、今治市内での住宅取得を補助する制度をつくってはいかがでしょうか。
私の親族が今治のある企業の工場に勤めているのですが、今治出身の従業員さんでも近隣の市に家を建てている人がいると話を聞きます。
家を建てる場所は土地の値段や生活環境、子育てしやすさなど様々な要因があると思いますが、何か補助金があれば今治に家を建てるきっかけの一つになるのではないでしょうか。
住宅ローンの金利補助や住宅取得への補助金などあれば喜ばれると思います。
たまたま転勤で今治に来たテレワークが可能な企業の従業員を取り込める可能性もあると思います。
ぜひ、ご検討お願いします。
(令和6年7月18日受付 市内 50代)
回答
この度は建設的なご提言をいただき、ありがとうございます。
市外にお住まいの方が今治市内に移住し、住宅を取得される場合には、移住・定住施策の一環として実施している「移住者住宅取得事業費補助金」などをご利用いただけます。
一方で、既に今治市にお住まいの方が住宅を新築される場合の独自の支援施策は、現在、実施しておりません。
今後、他自治体の事例を精査し、税金を投入するにあたり、施策が有効であるのか検討を進めてまいりたいと考えております。
なお、愛媛県においては、一定の地域材を利用して木造住宅を新築・購入した場合に、利子補給を受けることができる「地域材利用木造住宅利子補給制度」がございますので、参考までにご紹介させていただきます。
市民の皆様に「住んで良かった」「ずっと住み続けたい」と実感していただけるよう取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
秘書広報課
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