寄せられたご意見と回答(令和6年12月)
がん検診受診費用の補助について
県外から移住してきました。
他市では40歳などの節目にがん検診等の無料クーポンが送られてきて、それ以降も毎年(婦人科系は2年に1度)、補助クーポンが送られてきます。
無料ではなく助成でしたが、「検診に行こう」という気になり、忘れないという意味でも大変助かりました。
例えば、子宮頸がんは、2200円。大腸がん検診は、500円。他にも乳がん検診、胃がん検診、肺がん検診など...です。
健康で長生きしていくために今治市でも、無料ではなく一部助成でいいので、ぜひご検討いただければありがたいです。
(令和6年12月19日受付 市内 40代)
回答
本市におきましては、補助クーポンの送付は実施しておりませんが、年代区分はあるものの、節目年齢に限定することなく、がん検診受診費用の一部補助(検診費用の約6~7割)を実施しております。
例えば、集団健診であれば、子宮頸がんは1,200円、大腸がんは500円で検診を受けていただくことができます。詳細はホームページに掲載しておりますので、ご確認いただければと思います。
また、がん検診の受診勧奨につきましては、広報いまばり4月号に、その年度における健診事業をお知らせする「今治市民健診カレンダー」を折り込むとともに、毎月号に「けんこう」ページを設け、直近の健診日程等をご案内しております。
その他、がん治療に伴う外見(アピアランス)の変化に対するケアとして、治療中の方が、療養生活の質の向上と社会参加を支援するため、ウィッグ及び補整具等の購入費の一部を助成する事業なども実施させていただいております。
健康・長寿は誰もが望む共通の願いです。今後も市民が真ん中の視点で、一人ひとりに寄り添ったあたたかい支援を実施してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。
弘前ねぷたと今治市の繋がりについて
今年も国指定重要無形民俗文化財である青森県の「弘前ねぷた」をお呼びいただいたおかげで、初めてねぷたを見る機会を得られました。
初めて見る、という経験はなかなか得られるものではないので良かったのですが、雰囲気は感じられたものの、ニュースなどで見たイメージとは程遠く、人はたくさん来ておりましたが、ただただ見守っている感じでした。
「弘前ねぷた」と、「今治市」は、なにか繋がりがあるのでしょうか?今治との関連性をいくら考えてもわからなかったので、教えていただきたいです。
(令和6年12月12日受付 市内 40代)
回答
「弘前ねぷた」をご覧いただきましたこと、感謝申し上げます。
弘前ねぷたは、「動」の青森ねぶたに対して、「静」の魅力を持つと言われるように、ゆっくりとしたペースでねぷたを引き回すのが特徴で、確かに、躍動感とは趣を異にしますが、多くの人々が長い時間をかけて作り上げた伝統文化を感じながら鑑賞していただけますと幸いです。
今回の弘前ねぷたの運行は、本市の姉妹都市であり、青森県弘前市とも友好都市である群馬県太田市からいただいたご縁が始まりです。本市の「柑橘」と弘前市の「りんご」、それぞれ特産のフルーツを介して交流を深める中、弘前市から「弘前ねぷた」の愛媛県初上陸をぜひ今治で行いたいというご提案をいただき、今治市民の皆さまに、普段なかなか触れる機会がない他の地域の伝統文化を体感していただきたいとの思いから、開催を決めたものです。
今年は、今治市の合併20周年記念事業の一環として開催し、翌日には「おんまく郷土芸能まつり」として、宇和島牛鬼や西条だんじり、今治の継ぎ獅子との共演も実現することができました。
今治が有する資源と親和性の高い地域や「モノ・コト」など更なるご縁をたぐり寄せながら、市民の皆さまにより喜んでいただける催しを実現するために、検討を進めてまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
市内の街中を明るくしてほしい
市内の街中が暗いです。駅前周辺、市役所や港へ向かう道、けやきの木の通り、常盤町の通りも、あちこちが暗いと思いませんか?
私の帰り道は病院だけがイルミネーションを飾っております。
この師走、クリスマス、年末なのに、街が暗くて幸せな気持ちになりません。市内の子どもたち、家族連れ、カップルは幸せな気持ちになりたいと思います。
タオル美術館にはイルミネーションがありますが、お年寄りや車がない人、学生、子どもたちは簡単に行けません。
市長、こんな時季です。観光や仕事で今治に来てくれた人たち、市民のみんなを幸せな気持ちにしませんか。
「今治のイルミネーションを見に行きたい」と、よそからもたくさんの人が来るような街になりませんか。
イルミネーションだけにこだわっておりません、街が暗いのです。
街が明るいと防犯にもなるし、お年寄りも歩きやすくなります。
(令和6年12月12日受付 市内 60代)
回答
私も同感であり、ご提案を歓迎いたします。
ご指摘のとおり、街が明るくなることは市民の皆さまにとって安全性の向上だけでなく、心の温かさや幸せを感じる大切な要素となります。
12の地域が大家族となった今治家には様々な資源があり、家族や子どもたちが喜びを感じられる空間づくりは、行政としても重要な課題であると考えております。
現在、中心市街地では「今治・花と緑と光の会」によるイルミネーションが、今治駅前やみなと交流センター「はーばりー」をはじめとする6か所で展開されております。
市や民間企業、地域団体が連携することで、より多くの方々に楽しんでいただけるものになると考えられ、現在本市が策定を進めている「中心市街地グランドデザイン(まちづくり基本計画)」においても、中心市街地の魅力向上に取り組むため、市民の皆さまから幅広くご意見を伺いながら、目指すべき将来像の検討を行っています。
「市民が真ん中」の魅力あるまちづくり、見せ方は、ご指摘のとおり、市役所だけでは実現いたしません。今回いただいたご提案を含め、引き続き、さまざまな功罪を含めたご意見を頂戴しながら、市民の皆さまと一体となって魅力あるまちづくりに取り組んでまいります。
波方総合運動公園体育館の修繕について
波方総合運動公園体育館についてですが、築後数十年を経過し、老朽化が激しいです。
予算の関係もあり、建替えが現実的でないことは重々承知の上ですが、アリーナの床をテープで切り貼り補修するのはどうかと思います。
小、中学生も頻繁に使用しているので滑って転倒する恐れがあります。
また、アリーナ正面の机・椅子等を保管している木製の扉もボロボロで、景観が良くないです。
ご検討をお願いします。
(令和6年12月4日受付 市内 60代)
回答
波方総合運動公園体育館につきましては、長年にわたり多くの方にご利用いただいている一方で、築後47年を経過し老朽化が進んでいる状況は、私どもも認識しております。
ご指摘いただきましたアリーナの床については、転倒などで利用者の皆さまの安全に影響が及ぶことがないよう、早急に修繕し、また、収納庫の木製扉についても、可能な範囲で修繕・補修を進めてまいります。
今後とも、皆さまに安心してご利用いただける施設運営を目指し、全ての施設について目を配り、その維持管理に努めてまいります。
富田新港の海洋環境、マンホール蓋について
YouTubeなどで富田新港での釣り動画をよく拝見します。
釣り人が多くなる=ゴミ、海の中(特に海底)で引っ掛かった釣具がいっぱいあると思います。
他県みたいに海釣り公園を造って入場料をいただいたり、年1回でもダイバーなどを雇って海底清掃をしてはどうでしょうか?
この先、何年後、何十年後と魚も住みやすい綺麗な町になると思います。
あともう一つ、ポケモンのマンホール蓋を設置してはいかがでしょうか?
たかがアニメでも人気は絶大です。子どもが行きたいなら親も行く、親が行きたいなら子どもも一緒について行きます。
なにか変わったことを始めて、盛り上げて欲しいです。
(令和6年12月3日受付 市内 60代)
回答
今治港富田地区については、既に親水公園や魚釣護岸を整備し、釣りやレジャーを楽しめる場として多くの皆さまにご利用いただいておりますので、入場料をいただくことは考えておりません。
一方で、ご指摘のとおり、釣具などが海底に蓄積することで生じる海洋ごみ問題については、私どもとしても、対策が必要な課題であると認識しております。
今治市では現在、漁業関係者による漁場の海底ごみの回収、ボランティア団体との連携による海岸漂着物の清掃活動、海洋ごみ問題に関するシンポジウムや啓発活動などを通じて、持続可能な海洋環境の保全に努めております。
今後も、他自治体の事例も参考にしながら、さらに効果的な取組の検討を進めてまいります。
次に、ポケモンマンホール蓋に関してですが、これは株式会社ポケモンが運営する事業で、全国的にも高い人気を誇っております。
しかしながら、現在、設置希望自治体が多いことから、2019年12月以降は新規設置希望の受付が停止されている状況です。受付が再開された際には、今治市としても前向きに設置を検討したいと考えています。
なお、今治市では、オリジナルデザインマンホールを活用し、下水道事業のPRや地域の魅力発信を行っており、合併20周年記念やFC今治のオリジナルデザインマンホールを制作しています。
引き続き市民の皆さまからもご提案をいただきながら、地域活性化につながる新しい取組を企画、展開してまいります。
これからも、「せとうちみなとマルシェ」などで活気づく今治港を「海の拠点」、イオンモールやアシックス里山スタジアムのエリアを「山の拠点」として、拠点同士を線で結び、その賑わいを周辺へ面として広げていけるよう、全力でチャレンジしてまいります。
市内にあるモニュメントの移設について
かつて金星川河口のほとりには、徳富蘆花や「八重の桜」で有名な八重さんもたびたび訪れたという今治教会がありました。
戦前、今治教会の鐘楼は、京都の大学や熊本の教会とともに日本三大鐘楼と言われたそうです。
その教会跡地の石碑が、金星川から内港へ通じる河口の水門を整備の際に撤去されているようなのですが、どうしてでしょうか?
また、旧内港ビルの北側にあった蘆花記念碑(聞くところによると丹下健三氏デザイン)と、市立中央図書館入り口辺りにあった、今治タオル隆盛に多大な貢献をされた柳瀬義冨氏の胸像も、港湾ビル整備、芝生広場への整備とともに姿を消しています。
どこかに移設したのでしょうか?ご回答お待ちしております。
(令和6年12月1日受付 市内 60代)
回答
旧港湾ビル北側に設置されていた「徳富蘆花記念碑」につきましては、港湾地区のみなと再生事業に伴い、移動が必要となり、平成25年にふれあいマリン広場に移設しております。
現在もそちらに設置されておりますので、ぜひ現地でご覧ください。
次に、金星川河口付近にあった「今治キリスト教旧会堂跡石碑」についてですが、現在進めている万橋耐震化工事に伴い、一時的に撤去いたしました。
この石碑は現在、市が管理する施設内に保管しており、今年度中を目標に、再び元の場所に戻して設置する予定です。再設置にあたって、道路に面する向きを多少変更することになりますが、引き続き多くの方々にその歴史的価値を認識していただけるものと考えております。
また、「柳瀬義冨氏の胸像」につきましては、旧設置場所である中央図書館東側の鷺ノ町公園を施設の老朽化に伴い、芝生ガーデンとして整備し、その際に胸像は図書館西側の駅南公園に移設いたしました。
現在は、芝生ガーデン、中央図書館、駅南公園を一体的に活用し、より多くの方にご利用いただける空間となっておりますので、お立ち寄りいただければ幸いです。
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