寄せられたご意見と回答(令和8年5月)
コスプレイベント開催についてのご提案
私は撮影業とは別にレンタルスペースも運営しているのですが、利用者の半分以上がコスプレイヤーさんです。
愛媛県内よりも県外からのご利用が多く、しまなみ海道を渡って今治に来てくださる方が増えております。
実際にご利用いただいた方からは、「愛媛に来るきっかけになってよかった」「このあと観光して帰ります」「また愛媛で撮影したいです」といった声を多くいただいております。
コスプレ撮影やイベントは単なる趣味の集まりではなく、“県外から人を呼べるコンテンツ”として十分な力を持っていると感じています。
県外では、地域と連動したコスプレイベントが定着している事例もあり、観光・宿泊・飲食などへの波及効果も大きい印象があります。
その中で、愛媛県は大規模なコスプレイベントが少なく、ロケーションや観光資源が豊富な県なのに、もったいなく感じています。しまなみ海道、レトロな街並み、港、自然、温泉など、コスプレ撮影との相性が良い場所は数多くあり、県外の方にとっても“遠征したくなる魅力”は十分あると思います。
特に、しまなみ海道によって県外からアクセスしやすい今治エリアは、開催地として非常に可能性があると感じています。
もし今後、地域活性や観光施策の一環として、撮影文化やサブカルチャーとの連携をご検討される機会がございましたら、ぜひ一度こういった可能性も視野に入れていただけますと幸いです。
(令和8年5月14日受付 市内 30代)
回答
このたびは、本市の地域活性化につながる貴重なご提言をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
ご紹介いただきましたコスプレ撮影や関連イベントにつきましては、趣味の枠を超え、県外から人を呼び込み、観光や宿泊、飲食など幅広い分野への波及効果をもたらす可能性を有しているものと感じております。
特に、実際に県外から多くの方が今治を訪れ、「観光して帰ります」「また来たい」といった声が寄せられているとのお話からも、撮影文化が交流人口の拡大や地域の魅力発信につながる可能性を強く感じました。
本市には、しまなみ海道をはじめ、多島美の景観、港湾風景、温泉など、地域ごとに特色ある資源が数多く存在しており、撮影ロケーションとしても高い魅力を有しているものと認識しております。また、サイクリングや観光など既存の地域資源と組み合わせることで、新たな賑わいや交流の創出につながる可能性もあるものと考えております。
昨年、市内の高校生が主体となったイベント「いまここ青春祭」にて、同様のご要望をいただいており、今年度は市役所内に高校生や中学生と共に考え動くセクション「イマハル地域チャレンジ応援係」を新設したところです。
いただきましたご意見につきましては、今後の観光振興や交流人口拡大に向けた施策を調査検討する中で、参考にさせていただきます。
また、現場で活動されている方ならではの視点やご経験は大変貴重でありますので、今後、情報交換やご相談をお願いさせていただく機会がございましたら、その際はぜひお力添えをいただけますと幸いです。
今後とも、本市の魅力発信にご協力を賜りますとともに、ぜひ一緒になって今治を盛り上げていただけますと幸いです。
サイクリングターミナルのトイレについて
5月の連休に夫婦で今治から尾道までしまなみ海道サイクリングを楽しませていただきました。素晴らしい景観に二人で感動を共有して、いい思い出になりました。
その中で、気がついた点を一つ報告させていただければと思います。
今治駅前のサイクリングターミナルで自転車を借りましたが、新しい施設でありながら、トイレがシャワートイレではありませんでした。
しかたなく駅のトイレへ向かいましたが、そこは和式トイレでした。多目的トイレはシャワートイレでしたが、私には大きな驚きでした。
海外からもたくさんの方々が来ていました。トイレの整備は大切であると思います。
愛媛県今治市の益々の発展をご祈念いたします。また数年後に、もう一度行ってみたいと思います。
(令和8年5月8日受付 市外 60代)
回答
このたびは、「しまなみ海道サイクリング」をお楽しみいただけたとのこと、大変嬉しく拝読いたしました。瀬戸内が織りなす多島美を共有されたひとときが、お二人にとって素晴らしい思い出となっておりましたら幸いです。
さて、今治駅前サイクリングターミナル及び駅構内のトイレ設備につきまして、ご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
本市では、屋内にあるトイレについてはシャワートイレの設置を順次進めておりますが、今治駅前サイクリングターミナルを整備した令和2年当時は、屋外公衆トイレについては、盗難防止等の理由から、多目的トイレを除いてシャワートイレを設置しておりませんでした。
しかしながら、近年は海外を含め国内外から多くのサイクリストや観光客をお迎えしており、「サイクリストの聖地」を掲げる本市にとりまして、快適なトイレ環境の確保は大変重要な課題であると受け止めております。
特に、ご利用いただいた施設のトイレ環境につきましては、観光客の皆さまをお迎えする立場として、改善に取り組むべき課題であると認識しております。
誰もが快適に滞在できる環境づくりは、国際観光都市を目指す本市としての責務であります。いただきましたご指摘を関係部局で共有し、駅周辺を含む観光拠点のトイレ環境の向上に向け、今後の取組の参考とさせていただきます。
「数年後にもう一度行ってみたい」とのお言葉を励みに、次回お越しいただく際には、より快適にお過ごしいただけるよう努めてまいります。
今治市教職員の待遇改善について
私は今治で生まれ育ち、現在は他県で教員をしています。今治で教員をしている友人が多く、帰省して会ったときは互いの仕事の話になりますが、毎回今治市の教員の扱いに驚かされています。
働き方改革の逆を行く現状を改善していただきたいです。
① 4月2日にならないと新年度の担当クラス、分掌などを伝えられないこと
私の職場を含め、他県で同業の友人たちも、次年度の担当を3月中に知らされることがほとんどです。ただでさえ新年度準備は大変なのに4月に通知するのでは長時間残業をしなければ間に合いません。
また、前担任・担当からの引き継ぎはどうなっているのでしょうか?余裕を持って引き継ぎができなければ、子どもや保護者への対応にも悪影響が出ます。
②16:30までの勤務時間を超過して部活動が行われていること
部活動を地域や民間に委託し、現場の教員の負担を減らすことは時代の大きな流れです。大会に出るため、子どもに力をつけるため、というのであればなおさら、余裕のない教員ではなく地域人材を活かすべきではないでしょうか。
③育児時短勤務制度を利用しづらいこと
時短を申し出るのはかなり勇気がいるし、申し出てもすぐには通らない、通っても時間通りには帰れないと聞きます。「こどもが真ん中」の「こども」に教員の子どもは入らないのでしょうか。「制度がある」というだけでは、その制度は機能しません。現場の協力がなければ絵に描いた餅です。委員会や現場の管理職の意識改善が必要だと思います。
直近で改善の必要を強く感じたのは以上の3点です。
子育てでストレスを溜めた保護者を救う、そしてストレスを溜めさせないようにする制度や機関は増えてきているのに、教員になった途端"ブラック"です。保護者も教員も、子どもと密接に関わる大人であることに変わりありません。働く人の権利を守り、ブラックと呼ばれる状況を改善しなければ教員を目指す人は減る一方です。
なにより、疲れた顔で命を削りながら働く教員と毎日対面する子どもたちは、大人になること、働くことに希望を抱けるのでしょうか。子どもたちのためを思えばこそ、子どもたちと日々接する先生たちの余裕や働きやすさを重視すべきです。
子どもを大切にするなら周りの大人を救ってください。子どもの笑顔を守るにはまず教員の笑顔からです。教員の待遇改善に速やかに取り組んでください。
(令和8年5月7日受付 市外 30代)
回答
このたびは、今治市で働く教員の待遇につきまして、貴重なご意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
また、現在も教職に就かれ、ご尽力いただいているお立場から、本市の教育環境に関心をお寄せいただいておりますことに、感謝申し上げます。
ご指摘いただきました内容について、教育委員会に確認したところ、いずれも教職員の働き方や教育環境に関わる重要な課題であると受け止めているとのことでした。
以下、教育委員会の見解についてお伝えいたします。
①新年度の担当について
新年度の担当業務の通知時期につきましては、人事上の調整や校内体制の検討に時間を要することから、4月当初となっている実情がございます。一方で、準備期間の確保や円滑な引き継ぎは重要であり、各校においては、可能な範囲で事前の情報共有を行う場合もございます。
今後は、より円滑な新年度準備につなげるよう、他自治体の事例等も参考に、担当業務の通知時期の前倒しを検討いたします。
②部活動について
部活動の在り方につきましては、教職員の負担軽減と、生徒の活動機会の確保を両立していくことが重要であると認識しております。本市では、令和10年度末までに休日部活動の地域展開を完了することを目標に、現在準備を進めております。
今後も、地域人材の活用や関係団体との連携を進めながら、持続可能な体制づくりに取り組んでまいります。
③育児短時間勤務制度について
本制度につきましては、制度を利用しやすい職場環境づくりが重要であると認識しており、これまでも管理職への周知や制度運用の改善に努めているところです。また、利用者数も年々増加していると聞いております。
今後も、現場の声を丁寧に把握しながら、制度がより円滑に活用されるよう取り組んでまいります。
いただいたご意見は今後の施策の参考とし、教職員が安心して働ける環境づくりに努めてまいります。
求職活動中の保育所利用について
子育て支援に力を入れている今治市なので、子どものために動いてくれるのではないかと思い、藁にもすがる思いでメールしました。
現在、子どもが保育所に通っています。私はパートで働いていますが、主人が今月いっぱいで仕事を辞めなければならなくなり、退職後3か月以内に再就職しないと「保育所は退所」と言われて困っています。
今は必死に就職活動をしていますが、どこも厳しい状況です。
物価高に加え、これから子どもにもお金がかかってくるので、正社員で長く働いて、生活を支えるだけのお金を稼ごうとするとなかなか難しいです。
できるだけ3か月以内に再就職できるようにしておりますが、それでも仕事が決まらなかった場合はこのまま今の保育所に通わせてもらえませんか?
不況で突然仕事がなくなって保育所を辞めなければならないと言われ、焦る人も困る人も多数いらっしゃると思います。実際に辞めなければならなくなり、辛い思いをされた子どもさんもいらっしゃるかもしれません。
子どもは今の保育所の先生もお友達も大好きで、離れるなんてかわいそうです。今の保育所を辞めることも、新しい幼稚園に行くこともかなりのストレスになると思います。
子どもが安心して保育所に通えるよう、親たちも安心して働けて、就職活動ができるよう、どうかご支援お願いします。
(令和8年5月1日受付 市内 40代)
回答
日頃より、大切なお子さまの健やかな成長を願いながら子育てに励まれているご両親のご尽力に、敬意を表します。
保育所は、ご家庭において十分な保育を行うことが難しい場合にご利用いただく施設であり、利用にあたっては、国の基準に基づき「保育の必要性」の認定を受けていただく必要がございます。
ご相談いただいた「求職活動」を理由とする保育期間につきましては、国の通知により最大90日と定められており、本市におきましても、その期間を最大限活用できるよう、3か月として運用しております。
そのため、この期間を超えて就労等の要件を満たさない場合には、法令に基づき保育所の継続利用ができなくなる取扱いとなっておりますので、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
昨今の雇用情勢や物価高の影響により、就職活動にご苦労されている方も多いことと拝察いたします。一日も早く新たなお仕事が見つかりますことを願っております。
なお、万が一、求職期間内に就職が決まらなかった場合には、一時預かり保育やファミリーサポートセンターの利用など、子育てを支える制度もございますので、保育幼稚園課までご相談ください。
今後も、安心して子育てができる環境づくりに努めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
大三島にドラッグストアを誘致してほしい
大三島にドラッグストアがないことに不便を感じています。
オムツやおしりふき、洗剤、化粧品など、生活に欠かせない日用品を購入するために毎回島外へ出なければならない状況は、子育て世帯にとって時間的、経済的な負担が大きく、日々の生活に直結する深刻な問題だと感じています。
また、高齢の方にとっても、身近に日用品や医薬品を購入できる店舗がないことは不便であり、今後さらに重要な課題になると思います。
大三島はサイクリストをはじめとした観光客も多く、一定の需要は十分に見込める地域です。実際に、周囲でも「ドラッグストアがあれば必ず利用する」という声は多く、地域としてのニーズは非常に高いと感じています。
伯方島には複数のドラッグストアがある一方で、大三島には1店舗もない現状は生活環境として大きな差があると感じています。
大三島の生活利便性向上のためにも、ドラッグストアの誘致についてぜひ前向きにご検討いただきたく、強く要望いたします。
(令和8年4月22日受付 市内 30代)
回答
このたびは、大三島の生活利便性向上に関するご提案をいただき、誠にありがとうございます。
日常生活に欠かせない品を身近に購入できない状況は、子育て世帯やご高齢の方々にとって大きな負担であり、これに伴う島外への移動の負担も含め、日々の暮らしに影響を及ぼす重大な問題であると認識しております。
今治市では、これまで島しょ部における生活実態やニーズの把握に努めており、子育て世帯への通行費支援など、負担軽減に向けた取組を進め、本年度におきましても、しまなみ海道の目的利用の実態や負担感の変化、島内での生活の完結度などについて新たなアンケート調査を予定しており、地域の皆さまのお声を今後の施策にしっかりと反映してまいりたいと考えております。
ご要望のありましたドラッグストアの出店につきましては、基本的には民間事業者の判断によるものではございますが、市といたしましても、私の市長就任以降、しまなみ地域の暮らしの充実につながるための店舗誘致など、必要な働きかけを行っております。
地域の皆さまからも同様のご要望をお預かりしていますので、改めて、これまで誘致をお願いしている企業へのアプローチを継続してまいります。
市内ホテルの人材確保について
現在、ホテルの清掃現場は人員が確保できておらず、サービス残業が蔓延し、崩壊しかけている状態です。
そんな中、来年自転車の世界的なイベントが今治であると伺いました。国内外の自転車関係の方々が今治に来られるので、おそらく市内のホテルは満室になるかと思います。
それぞれの清掃会社が人員を確保しなければならないとは思うのですが、今治市の方で会社がもっと積極的に人員確保に動くような補助などをしていただけないか、またはタイミーのような仕組みで他県から人員を確保し、人員が足りていない現場へ派遣していただくような繋がりを作れないでしょうか。
すでにオーバーツーリズムが起きている他県のホテル業界の成功事例、どのように人員を確保しているかなどを参考にし、市と企業が連携すれば、現場での事故や品質の担保ができ、今治での素晴らしい滞在体験につながるのではないでしょうか。
ホテルで気持ちよく過ごすことができれば、今治での強い思い出となり、「また今治に来たい」と思う一助ができると思います。
働いている人に余裕がなければ、そのような価値を届ける手助けにはならないと感じますので、ご検討いただけますと幸いです。
(令和8年4月19日受付 市内 40代)
回答
このたびは、今治のホテル清掃の現場におけるご苦労や、今後の観光需要の高まりを見据えたご懸念について、ご意見をいただきありがとうございます。
ご指摘のとおり、国内外から多くの来訪者をお迎えするにあたり、宿泊施設における清掃や接遇の質は、滞在全体の満足度を大きく左右する重要な要素であり、あわせて現場で働く皆さまの負担が過度とならない環境づくりが必要であると思われます。
一方で、人員の確保や雇用管理につきましては、基本的には各事業者において主体的に取り組んでいただく必要があり、市が直接的に人材を確保・派遣する仕組みの構築や、特定の事業者に対する支援につきましては、制度面や公平性の観点から慎重な対応が求められます。
しかしながら、観光需要の集中が見込まれる時期において、関係事業者の皆さまが円滑に運営できる環境を整えることは、本市の観光振興にとっても重要であると考えております。
このため、他地域における先進的な取組事例等も参考にしながら、市としてどのような支援や連携のあり方が可能かについて、持続可能な今治市の実現のためにも、また観光客の皆さまが今治でよい思い出を残せますよう、引き続き検討してまいります。
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