○今治市河川流水占用料等に関する条例

平成17年1月16日

条例第250号

(趣旨)

第1条 この条例は、河川法(昭和39年法律第167号。以下「法」という。)第100条第1項の規定により準用する河川において、法第32条第1項の規定に基づき徴収する流水占用料、土地水面占用料、土石採取料その他の河川等産出物採取料の徴収に関し必要な事項を定めるものとする。

(流水占用料等の徴収)

第2条 市長は、法第32条第1項の規定により、法第23条から法第25条までの許可を受けた者から、別表第1から別表第3までに定めるところにより、それぞれ流水占用料、土地水面占用料、土石採取料その他の河川等産出物採取料(以下「流水占用料等」という。)を徴収する。

(流水占用料等の減免)

第3条 市長は、次の各号のいずれかに該当する場合は、流水占用料等を減額し、又は免除することができる。

(1) 国又は地方公共団体の事業に係るもの

(2) 公益その他特別の事情により必要があると市長が認めるもの

(流水占用料等の不還付)

第4条 既納の流水占用料等は、還付しない。ただし、河川法施行令(昭和40年政令第14号)第18条第2項第2号に該当する場合その他市長が特別の事情があると認めるときは、この限りでない。

(過料)

第5条 市長は、詐欺その他不正の行為により、流水占用料等の徴収を免れた者に対しては、その徴収を免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以下の過料を科する。

(委任)

第6条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

(施行期日)

1 この条例は、平成17年1月16日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日(以下「施行日」という。)の前日までに、合併前の今治市河川流水占用料等徴収条例(平成12年今治市条例第88号。以下「合併前の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

3 施行日の前日までの許可に係る合併前の条例の規定による流水占用料等については、なお合併前の条例の例による。

4 施行日の前日までにした行為に対する罰則の適用については、なお合併前の条例の例による。

(平成26年3月26日条例第10号)

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(適用区分)

2 次項から第11項までに定めるもののほか、この条例による改正後の各条例の規定は、この条例の施行の日(前項ただし書に規定する規定の施行の日を含む。以下「施行日」という。)以後の使用又は占用に係る使用料、占用料又は料金について適用する。

(平成31年3月28日条例第4号)

(施行期日)

1 この条例は、平成31年10月1日から施行する。

(適用区分)

2 次項から第10項までに定めるもののほか、この条例による改正後の各条例の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後の使用又は占用に係るもの及び申込みに係る加入金について適用する。ただし、一定の期間をもって金額を定めるものとされている使用又は占用にあっては施行日以後に使用又は占用を開始するもの(許可等の更新によるものを含む。)、回数券、入館券等の発行による使用にあっては施行日以後の発行に係るものについて適用する。

別表第1(第2条関係)

流水占用料

種目

金額

発電のための流水占用料

河川法施行令第18条第1項第3号の規定による国土交通大臣が定める額

鉱工業のための流水占用料

使用水量毎秒1リットルにつき 年額 3,300円

その他の流水占用料

使用水量毎秒1リットルにつき 年額 110円

備考

1 流水占用の期間が1年に満たない場合はこの表に掲げる金額の12分の1を1月の金額とし、その期間が1月に満たない場合はこれを1月とみなして計算する。

2 発電のための流水占用料の算定を行う場合で、理論水力に1キロワット未満の端数があるときは、小数点以下第1位を四捨五入して計算する。

3 鉱工業のための流水占用料及びその他の流水占用料の算定を行う場合で、使用水量に1リットル未満の端数があるときは、これを切り上げて計算する。

4 1件の流水占用料に1円未満の端数を生じた場合は、これを切り捨てる。

5 1件の流水占用料が100円未満の場合は、100円とする。

別表第2(第2条関係)

土地水面占用料

種目

金額

耕作地

占用面積1平方メートルにつき 年額 6円

ゴルフ場

同上 年額 6円

養魚場

同上 年額 25円

鉄道軌道その他これに類するもの

同上 年額 25円

木材けい留場、貯木場

同上 年額 37円

看板

表示面積1平方メートルにつき 年額 630円

広告塔

同上 年額 630円

電柱(支柱及び支線を含む。)

1本につき 年額 250円

その他の柱類

1本につき 年額 500円

送電塔

1基につき 年額 760円

漁業用敷地

占用面積1平方メートルにつき 年額 1円

けい船杭

1本につき 年額 250円

諸管の埋架設

径口0.2メートル未満のもの

長さ1メートルにつき 年額 25円

径口0.2メートル以上0.5メートル未満のもの

同上 年額 50円

径口0.5メートル以上のもの

同上 年額 75円

持出床版、橋(公道に通ずる分を除く。)

占用面積1平方メートルにつき 年額 250円

その他の占用

工作物を伴うもの

一時的なもの

同上 年額 37円

その他のもの

同上 年額 50円

工作物を伴わないもの

一時的なもの

同上 年額 25円

その他のもの

同上 年額 31円

上記に掲げていないもの

類似の種目に準じて市長の定める額

備考

1 土地水面占用の期間が1月未満のものにあっては、この表の規定にかかわらず、同表に規定する金額に100分の110を乗じて得た額(1円未満は切り捨てる。)を同表に規定する金額とする。

2 面積又は長さにおいてこの表に定める単位に満たない端数を生じた場合は、これを切り上げて計算する。

3 土地水面占用の期間が1年に満たない場合はこの表に掲げる金額の12分の1を1月の金額とし、その期間が1月に満たない場合はこれを1月とみなして計算する。

4 1件の土地水面占用料に1円未満の端数を生じた場合は、これを切り捨てる。

5 1件の土地水面占用料が100円未満の場合は、100円とする。

別表第3(第2条関係)

土石採取料その他の河川等産出物採取料

種目

金額

土砂

1立方メートルにつき 44円

かき込砂利

同上 56円

砂・砂利

同上 67円

栗石・玉石(こう長6センチメートル以上30センチメートル未満のもの)

同上 120円

川石

こう長30センチメートル以上60センチメートル未満のもの

同上 1,690円

こう長60センチメートル以上のもの

同上 3,370円

竹木

市長が時価を勘案して定める額

あし、かや

市長が時価を勘案して定める額

埋もれ木

市長が時価を勘案して定める額

市長が時価を勘案して定める額

芝草

市長が時価を勘案して定める額

備考

1 数量においてこの表に定める単位に満たない端数を生じた場合は、これを切り上げて計算する。

2 1件の土石採取料その他の河川等産出物採取料が100円未満の場合は、100円とする。

今治市河川流水占用料等に関する条例

平成17年1月16日 条例第250号

(令和元年10月1日施行)