映像通報システム「ライブ119」の試験的運用を11月1日から開始します
― 通報現場を「見える化」する新しい映像通報 ―
今治市消防本部では 11月1日(水曜日)からスマートフォンでの映像通報システム「ライブ119」の試験的運用を開始します。
「ライブ119」は、119番通報が携帯しているスマートフォンのカメラ機能やウェブブラウザを利用し、通報者と消防の間で映像の送受信を可能とするものです。音声のみの通報では伝えることの難しい傷病、火災や事故の状況を映像でリアルタイムに伝えることができます。
「ライブ119」とは、通常の119番通報に映像を加えることで、より正確な情報をリアルタイムに伝えることができる新しいサービスです。
通報者が撮影する災害現場の映像を消防指令員がリアルタイムに確認し、消防指令員から応急手当等を実施いただくための映像を送信するなど、迅速な現場活動に役立てています。
119番通報の際、消防指令員が必要と判断したときに、「ライブ119」を利用した映像伝送のご協力をお願いすることがあります。
【利用上の注意】
- 本システムの利用にアプリのダウンロードや事前登録は不要です。
- 映像通話などにかかるデータ通信料金は通報者側の負担となりますのでご理解とご協力をお願いします。(通信料金は、ご契約の通信会社やご契約プランにより異なります。)
- 映像通話に係るデータ容量の目安は、1分間あたり約15MBです。
- 撮影中は周囲の安全にご注意ください。
操作手順
- 消防指令員が通報者に対し、「ライブ119」による映像伝送のご協力をお願いします。
- 了承いただくと、消防指令員が通報者の電話番号宛てにショートメッセージ(SMS)を送信します。
※ショートメッセージ(SMS)を開く前に、電話の音声をスピーカーフォンに切り替えます。
撮影中にスマートフォンから耳を離しても、電話の音声が聞こえるようになります。
- メッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップします。
- ウェブブラウザから「ライブ119」が起動します。
※ブラウザはAndroidの場合「Chrome」、iPhoneの場合は「Safari」をご利用いただく必要があります。
- 撮影前の注意事項を確認します。問題がなければ承諾いただき次へ進みます。
- 「ライブ119」ではマイクやカメラ、位置情報を使用します。使用の許可をして次へ進みます。
- ビデオカメラボタンをタップして撮影を開始します。
- 撮影している映像は消防指令員へ伝送されます。消防指令員が現場の状況を映像で確認します。