IoTによるため池水位測定実証実験

ソフトバンク株式会社は、ため池に衛星測位を活用した水位計を設置し、衛星測位にて測定した標高からの変化で水位変化量を遠隔で知得する実証実験を行いました。

  • 写真1
  • 写真2

【写真】センサーを搭載した自立電源式水上フロート(左)と設置の様子(右)

1 相談内容

ため池の水位管理の効率化と大雨時の水位変化の早期知得のために、衛星測位方式の水位計の有効性について検証したい、とのご相談をいただきました。

水位の遠隔監視が可能になることにより、危険な見回り作業を削減し水難事故防止に貢献できます。また、水位データを蓄積することによりため池の特性を把握でき、防災面や農繁期の水管理への貢献にも期待できます。

2 実験内容

今治市近見町の青木池にて水位計を設置し、水位の計測を約2か月間実施しました。

気象庁の降雨量データと比較することにより、降雨時のため池水位の上昇量など、ため池ごとの固有情報、傾向を取得しました。

実験内容の説明

会社概要

事業者名 ソフトバンク株式会社
本店所在地 東京都港区海岸1丁目7番1号
URL https://www.softbank.jp/

お問い合わせ

市民が真ん中課 今治市近未来技術実証ワンストップセンター

住所:愛媛県今治市別宮町1丁目4-1
電話番号:0898-36-1503
ファックス番号:0898-22-3441
メール:simingamannaka@imabari-city.jp