部落差別の解消の推進に関する法律が施行されました

同和問題とは

　日本社会の歴史的発展の過程で形づくられた身分階層構造に基づく差別により、日本国民の一部の人々が長い間、経済的、社会的、文化的に低位の状態を強いられ、日常生活の上で様々な差別を受けるなどの、我が国固有の重大な人権問題です。（法務省ホームページから）

　平成28年12月16日に「部落差別の解消の推進に関する法律（部落差別解消推進法）」が施行されました。この法律では、現在もなお、部落差別が存在し、差別は許されないものとする認識の下、「部落差別のない社会を実現すること」を目的としています。国は部落差別解消のための施策を講じ、地方公共団体は国との役割分担を踏まえ、その地域の実情に応じた施策（相談体制の充実、教育及び啓発等）を講じるよう努めるものとされています。

　この法律を踏まえ、国や県と連携を図り、部落差別解消の推進に引き続き取り組んでまいります。同和問題を正しく理解し、一人一人の人権が尊重される社会の実現を目指しましょう。

啓発チラシ（法務省）（PDF 342KB）