ペットの災害対策について
災害時には、人だけでなくペットも被災します。飼い主がペットの防災を考え、十分な「備え」をすることは、災害時に自分自身を含めた「命」を守ることにつながります。地域の防災力向上のためにも、一人ひとりが事前に「備え」をすることが大切です。
災害時にはペットも一緒に避難(同行避難)しましょう
災害時において、飼い主が自身の安全を確保した上で、災害の状況を見極め、より安全な避難場所を確保するために、ペットと共に避難行動(同行避難)をとることがペットを守るための第一歩です。
災害が発生した場合、避難所で対応できる動物は、原則としてペットとして飼育されている犬、猫、鳥類などの比較的小型の動物です。
なお、避難所以外にも安全が確保されている自宅での在宅避難や安全な場所にある親戚・ご友人やかかりつけの動物病院等にペットを預けることも選択肢として考えられます。
同行避難とは
災害時、ペットと一緒に避難所へ避難することをいいます。
避難者の中には動物が苦手な方やアレルギーを持っている方もいるため、避難所においては、テントやケージ等を使用して人間とペットの居住空間を分けることとなります。
なぜ、同行避難が必要なのか?
「ペットは家族の一員である」という意識が一般的になりつつあり、ペットと同行避難をすることは、飼い主である被災者の心のケアの観点からも重要であるとされています。
また、過去の災害においては、飼い主とはぐれ、放浪状態となった動物が住民に危害をもたらす恐れや、犬や猫が繁殖し、在来の生態系や野生生物に影響を与えるなどの恐れが生じたため、被災地に人員を派遣して、保護や繁殖制限措置を取らなければならない事態も生じました。
お問い合わせ
防災危機管理課
電話番号:0898-36-1558(課直通)・0898-36-1630(災害情報ダイヤル)
メール:bousai@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第2別館3階