いまばりシェイクアウト訓練 (今治市民一斉防災行動訓練)
シェイクアウトとは
2008年にアメリカで始まった新しい形の訓練で、同時刻に一斉に参加者全員が、机の下に隠れるなどの身の安全を図る行動を取ることによって、「自分自身の安全は自分で守る」ことを身につけ、災害があっても「ケガ」をしないことを基本に、身近な人を助けるなど地域防災力の強化を目的としています。
小さな子どもから大人まで行える簡単な訓練となっており、自宅や会社等の日頃からの防災対策を確認するきっかけづくりとする訓練です。
Shake Outは発案者の造語です。造語なので辞書にはありません。直訳すれば、「地震をぶっとばせ」「地震に負けるな」となります。
正式名称はShake Outで、日本においては和訳して 「シェイクアウト」ないしは「シェイクアウト訓練」と表記しています。
実施日時
令和6年9月10日(火曜日)午前8時30分から1分程度
※8時30分に実施できない機関や団体につきましては、9月1日中のご都合の良い時間に実施していただいたので構いません。
参加予定区分
個人・家族、自治会・自主防災会、学校、保育所・幼稚園、企業・団体など
訓練開始の合図
各自で音声の準備をして行ってください。合図方法は別の方法(笛を吹く、館内放送等)でもかまいません。
安全行動1-2-3
1.まず低く! 「DROP!」
強い揺れで倒れることがないようにしましょう。
2.頭を守り! 「COVER!」
固定された机やテーブルの下に入り、頭を守りましょう。
屋外などで頭を守るものがない場合は、腕や荷物を使って頭を守り、落下物、塀の倒壊などのおそれがない安全な場所に避難しましょう。
3.動かない! 「HOLD ON!」
揺れが止まるまで1分程度、動かずじっとしていましょう。
※訓練の際は、周囲の状況をよく確認し、怪我のないように実施してください。また、訓練の実施に際し、危険を感じた場合は直ちに訓練を中止してください。
プラス1訓練について
安全行動をとったあとは「プラス1」訓練を行いましょう。
以下を参考に計画してみてください。
※プラス1訓練は任意です。
- 自地域の避難訓練に参加する・企業等で避難訓練を実施する
- 家族の集合場所や、避難経路・避難場所の確認
- 非常持ち出し品の確認(非常食・日用品等)
- 備蓄品の内容や期限切れ等の確認
- 家具や棚等の転倒防止策・配置等の確認
- ガスの元栓の締め方。ブレーカーの落とし方の確認
- 災害用伝言サービスの方法確認
- 災害時の行政からの情報収集手段の確認
事前学習について
- 参加者の皆さんは、地震に関する知識、身の回りの環境、安全確保行動などについて自ら考えてみましょう。
- また、防災訓練に参加する際は、当日に実施する内容を自ら考えて行動してみましょう。
- 防災危機管理課ホームページを始め、以下のホームページは地震・防災に関する知識の習得に役立ちます。
防災・危機管理 e-カレッジ(外部サイト)
消防防災博物館(外部サイト)
気象庁(外部サイト)
日本でのシェイクアウトの普及母体
「効果的な防災訓練と防災啓発提唱会議(日本シェイクアウト提唱会議)」が日本での普及母体です。今回、実施するシェイクアウト訓練もイラストの使用など、日本シェイクアウト提唱会議のご協力をいただいています。
The Great Japan ShakeOut ホームページ(外部サイト)
シェイクアウト訓練の目指すところ
日本版シェイクアウトは次のような訓練を目指します。
- 短時間で終わる訓練
負担をかけない、参加しやすい - 効果を実感できる訓練
納得する、行動として体得する、忘れない - 気付きがある訓練
知識が増える、理解が深まる - 助け合いの大切さがわかる訓練
自助・共助の大切さを実感する
お問い合わせ
防災危機管理課
電話番号:0898-36-1558(課直通)・0898-36-1630(災害情報ダイヤル)
メール:bousai@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第2別館3階