姉妹都市交流

広島県 尾道市

1968年(昭和43年)7月15日提携

 広島県東部・備後地方に位置する尾道市は、古くから海運によって栄え、かつては海産物の集散地として繁栄し、現在も備後地方の中心都市の一つであります。また、「坂の街」「文学の街」「映画の街」としても全国的に有名であります。
 尾道市とは昔から連絡船の着く港であったことから行き来があり、橋を架けようという機運の盛り上がりの中で姉妹都市の提携を結びました。1999年(平成11年)に開通した西瀬戸自動車道(瀬戸内しまなみ海道)によって尾道市と今治市は橋で結ばれ、また、平成の大合併(新尾道市 平成18年)(新今治市 平成17年)によりまして、県境をはさんで両市は隣接するようになりました。
 このように、しまなみ海道の開通によって両市は結ばれ、交流がますます盛んになり、現在でも、郷土芸能団体の祭への相互派遣、少年スポーツ交流、物産品の紹介などを行っています。

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広島県尾道市の位置図

群馬県 太田市

2002年(平成14年)4月4日提携

 1999年(平成11年)5月30日、今治市において南北朝歴史サミットが開催され、南北朝の歴史を共有する5県15市町村の自治体の関係者が集まり「太平記の里 友好市町村連盟」が結成されました。そのうちの群馬県太田市は新田氏発祥の地として知られているところです。
 1342年、当時新田一族を率いた新田義貞の弟、脇屋義助は遠征で今治を訪れましたが、病気のため今治で死去。国分寺近くの山腹に墓があり、命日の5月11日には追善の日として脇屋公の同族で結成している脇屋会の人々が全国から訪れ、昔は近くの境内で子ども相撲や剣道の奉納、草競馬が催されていました。現在でも桜井小・中学校の生徒が墓所の清掃を行うなど地域で墓所を守っています。
 この脇屋義助公の菩提寺 脇屋山正法寺、脇屋義助館跡が太田市にあり、共通の人物ゆかりの地として、南北朝歴史サミットの開催を機に650年余の時を越え、2002年(平成14年)4月4日姉妹都市提携を結びました。
 2000年(平成12年)の今治市の渇水時には、2万本の飲料水が届けられるなど両市の絆は深まり、提携以前から引き続き、行政や議会の研修などの交流、自治会や郷土史家の行き来、学生・社会人のスポーツ交流、青少年の体験交流、合唱や演奏を通じた交流などが行われております。

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群馬県太田市の位置図

パナマ共和国パナマ市

1977年(昭和52年)3月2日提携

 1976年(昭和51年)6月19日、パナマ共和国駐日大使が造船・海運業視察のため来日し、市長を表敬訪問した際に、パナマ市と今治市との姉妹都市提携について話しが交わされました。その後、市は商工会議所(造船部会)より姉妹都市提携推進依頼を受け、1977年(昭和52年)2月、パナマ共和国パナマ州知事がパナマ市長に代わって来日、同年3月2日姉妹都市提携の調印を行い、児童・生徒の絵画作品の送付やタオルの贈呈などを行ってきました。

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パナマ市の位置図

アメリカ合衆国フロリダ州レイクランド市

1995年(平成7年)7月6日提携

 1989年(平成元年)7月、「相互の友好交流を深めたい」とのレイクランド市長のメッセージが届き、中学校の学校間交流からスタートし、1992年(平成4年)には、レイクランド市側交流の窓口として「レイクランド姉妹都市委員会」が発足。1993年(平成5年)7月には、子どもたちの「交流美術展」を開催するなど学校間や民間団体を中心とした交流を深めてきました。1994年(平成6年)には、市内の民間団体が中心となって「レイクランド・今治姉妹都市推進協議会」を設立し、これらの活動を受けて、1995年(平成7年)7月6日、レイクランド市を今治市長、今治市議会議長一行が公式訪問し、協定書に調印しました。

 1997年(平成9年)4月22日には「今治市国際交流協会」が設立され、中高生の派遣及び受け入れ、レイクランド副市長一行やレイクランド姉妹都市委員会会長の受け入れ、英語指導等青年助手の受け入れなどの事業を展開し、相互訪問回数は20回を越え、ますますの友好交流を進めています。

レイクランド市の紹介

レイクランド市の位置図

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