成果報告会の様子
地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業成果報告会
令和7年1月17日(金曜日)はーばりーにおいて、昨年7月に採択を受けてから、これまで本市が取り組んできた、地域の企業の皆さんの脱炭素経営を後推しするプログラムの構築成果お披露目会を開催しました。(来場者約80名)
また、これから、自社内外で脱炭素経営を進めるためのメンバーとして今治グリーンフェロー(通称「バリグリ」)の認定式も併せて行いました。
当日は、構築したプログラムのパイロットモデルを実際に体験した皆さんに、感想や気づき、皆さんにプログラムをおススメしたい点などを話してもらうパネルディスカッション形式で進行しました。
地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築モデル事業成果報告会チラシ(PDF 876KB) ※終了しました
意識変容PGパート 今治脱炭素ビジネスカレッジを体験してみて
登壇者からは、意識変容PGについて「ハードル低く脱炭素を認識できたので、入口のPGとして良い」「チームワーク(まち全体)で取り組むことの重要さを学べた」「楽しめた」「若い世代に参加してもらうことで盛り上がりそう」といった報告がありました。
行動変容PGパート 今治市脱炭素経営スクールを体験してみて
登壇者からは、行動変容PGについて「業種を超えて脱炭素というテーマを学べ交流できる良さがあった」「意識変容だけでなく知識も習得でき、目標を立てることの大切さを学んだ」「脱炭素に共感してもらう人を増やす必要がある」「既にやっている脱炭素の取組もあり、それらを情報発信することも大事」といった報告がありました。
行動サポートPGパート 今治市中小企業等先導的脱炭素化推進のための伴走支援を受けてみて
登壇者からは、伴走支援を受けてみて「伴走支援の結果に基づき、早速やれることを取組始めた」「SCOPE1,2,3の概念を知り、自社の設備とCO2排出の関係を整理できた」「製品のサステナビリティだけでなく、脱炭素化を通じて企業自身もサステナブルにならなければ」「定期的な設備更新の重要性を理解した」「脱炭素化に向けた工場全体のレイアウトやカーボンフットプリントを意識した製品づくりに気づけた」といった報告がありました。愛媛県の担当者から企業の脱炭素化支援策の紹介もありました。
支援機関討議パート
登壇者からは、「男女の割合が同等となることで、心理的安全性が確保され、事業に推進力が生まれた」「取組の情報発信を通じて、市内企業にも参加してもらいたい」「県内の大学生も巻き込んで機運を盛り上げたい」「脱炭素は各企業において誰が担当者なのかという点が、しばしば課題となる中、今回、多様な役割・役職につく人が参加していただけたことが、今後、地域ぐるみでの脱炭素推進につながっていくきっかけになる」「脱炭素×人材エンパワメントという複合的課題解決を目指すことで新たな解決策の発想が生まれる」といった報告がありました。
バリグリ認定式パート
今治市脱炭素経営スクールを修了した市内企業13社15名、支援機関4社4名(合計19名)を、今治グリーンフェロー(通称『バリグリ』)として認定し、証としてピンバッジとエコバッグを授与しました。
今後は、企業内外でバリグリの皆さんに活躍いただけるよう、2月にはバリグリコミュニティフォローアップを開催し、来年度以降も「コミュニティ」を核とした脱炭素経営支援モデルを地域に波及・浸透させていきます。
お問い合わせ
環境政策課
電話番号:0898-36-1535
メール:kankyou@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第2別館8階