今治港港湾計画
港湾計画とは
港湾計画とは、港湾法第3条の3に基づき、港湾の開発、利用、保全などに関する政令で定める事項について、港湾管理者が策定する計画です。今治港は、昭和41年に今治港港湾計画を策定した後、3回の計画改訂(昭和46年、昭和59年、平成11年)を行っています。
現行計画
平成11年3月(改定)
西瀬戸自動車道の開通によるフェリーの再編と港湾関連企業の経営方針などと整合性を図りながら、平成20年代前半を目標に策定したものです。
今治港港湾計画図(平成11年)(PDF)(656KB)
平成24年3月(軽易な変更)
今治地区の再開発計画への対応と大規模地震対策などを進めるため一部計画を変更したものです。
今治港港湾計画図(平成24年)(PDF)(1.4MB)
平成27年3月(軽易な変更)
今治地区小型船だまりの静穏および船舶航行の安全を図るため一部計画を変更したものです。
今治港港湾計画図(平成27年)(PDF)(2.1MB)
計画の概要
目標年次
平成20年代前半
乗降人員の推移
取扱貨物量 | 外貿 | 50万トン |
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内貿(うちフェリー) | 1,010万トン (760万トン) | |
合計 | 1,060万トン | |
入港最大標準船型 | 3万D/W級 | |
港湾利用者数 | 旅客施設利用者 | 110万人 |
基本方針
- 背後地域の流通拠点として、船舶の大型化、フェリー輸送によるユニット化等のしんてんに、対応するため、大型フェリー施設の強化を図る。
- 地域住民の生活環境を改善するため、物流と人流の分離を図りつつ、アメニティー豊かな多様な機能が集積した賑わいのある空間を形成するため、過密化する港湾施設の再開発を進める。
- 本港及び本港を取り巻く地域の環境の保全ため、廃棄物受け入れ空間を確保すると共に、海面埋め立ての用材として、活用を図る。
- 企業の用地需要に対応するため、工業用地の確保を図る。
- 大規模地震災害時の緊急避難及び緊急物資輸送等の対策を進める。
- 多様な機能が調和し、連携する質の高い空間を形成するため、陸域100haと水域600haからなる港湾空間を以下のように利用する。
(1)今治(大新田~浅川)地区は、船だまり関連・緑地レクリエーションゾーンとする。
(2)今治(内港)地区は、交流拠点・人流関連ゾーンとする。
(3)今治(外港)地区は、物流関連・生産・廃棄物処理ゾーンとする。
(4)蔵敷地区・鳥生地区及び富田地区は、物流関連ゾーンとする。
今治港港湾計画
計画 | 今治地区 |
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公共ふ頭計画 |
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フェリーふ頭計画 |
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水域施設計画 |
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外郭施設計画 |
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臨港交通施設計画 |
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港湾環境整備施設計画 |
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廃棄物処理計画 |
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大規模地震対策施設計画
今回計画している施設のうち、以下の施設について、大規模地震が発生した場合に住民の避難、物資の緊急輸送等に供するとともに、必要な国内海上幹線物流機能を維持するため、大規模地震対策施設として計画する。
今治地区:水深7.5m 岸壁1バース 延長200m
蔵敷地区:水深9m 岸壁1バース 延長165m
港湾の効率的な運営に関する事項
富田地区において、輸送の効率性や利便性等、港湾における物流サービス水準を向上させるため、港湾利用者のニーズを十分把握し、効率的な運営体制の確立に取り組む。
お問い合わせ
港湾漁港課
電話番号:0898-36-1545、0898-22-4120
ファックス番号:0898-22-4121
メール:kouwanka@imabari-city.jp
〒794-0013 愛媛県今治市片原町1丁目100番地3 みなと交流センター3階