トップページ学校給食課第20回全国学校給食甲子園で、今治市立大島調理場が、準優勝に次ぐ「女子栄養大学特別賞」を受賞しました

第20回全国学校給食甲子園で、今治市立大島調理場が、準優勝に次ぐ「女子栄養大学特別賞」を受賞しました

全国学校給食甲子園とは?

全国学校給食甲子園は、特定非営利活動法人21世紀構想研究会が主催し、全国の学校給食で提供されている献立を競う大会を通じ、食育を啓発しながら地産地消の奨励を目的とした大会です。

今回で第20回目の大会となり、全国の調理場から1,019件のエントリーがあり、愛媛県からも52件あった中、今治市立大島調理場と、今治市立夢づくり調理場の献立が見事愛媛県代表に選出されました。(なお、夢づくり調理場のメニューは、今年7月に開催された「学校給食アイデアメニューコンテスト」において、最優秀賞に輝いた主菜に、アレンジを加え、給食1食分としてエントリーしたものです。)

さらに大島調理場は、2025年12月7日に東京都で開催された、全国12代表による決勝大会に進出しました。

今治市立大島調理場のエントリー献立

献立の写真
(写真提供)全国学校給食甲子園事務局

【献立】
まこもしらすピラフ
牛乳
はものフリットにんにくねぎソース
青じそひじきサラダ
れんこん根菜ポトフ
みかん

アピールポイント

主食の「まこもしらすピラフ」は、今治の学校給食には欠かせない食材のまこもたけや、地場産しらすを使ったピラフ。まこもたけは、10〜12月に収穫されるイネ科植物です。「はものフリットにんにくねぎソース」は、愛媛県産のはもに衣を付けて揚げ、炒めたにんにくとねぎの香ばしいソースをかけました。ソースには、春に収穫したいちごで作ったいちごジャムも加え、アクセントにします。今治は豊富な魚介類や海産物が手に入るため、干しひじきをよく使います。「青じそひじきサラダ」は、鉄釜で茹でたひじきを地場産のキャベツ・こまつな・青じそと合わせました。汁物は主食のピラフに合わせ、今治の特産品である鳥生(とりう)れんこんを使った「れんこん根菜ポトフ」です。

れんこんの他にも、にんじん、だいこん、さつまいもや、地場産のとりひき肉と干ししいたけ等が入って具だくさんになっています。デザートは、かんきつ王国と呼ばれる愛媛県産の早生みかんにしました。

決勝大会進出時 審査員講評

まこもたけ、はも、しらす、れんこん、早生みかんなど地場産食材を豊富に活用し、彩り美しく、献立名を見ただけで美味しそうな献立になっている。学校給食魚食普及事業や体験学習と連動し、食育へつなげている。児童が主体的に献立や調理を考え、地元水産業や郷土文化、食材の価値への理解を深める取り組みも評価できる。市からの給食費補助があることなどから、地域の給食への理解がうかがわれる。

今治市の調理場として、決勝大会初出場!!その結果は?

2025年12月7日、東京都女子栄養大学駒込キャンパスにおいて、全国12代表による決勝大会が開催されました。応募した献立を実際に調理、審査委員による調理過程・食味審査が行われました。今治市立大島調理場からは、濱西美幸栄養教諭・村上和賀子調理員が今治市代表として出場しました。

その結果今治市立大島調理場は、

準優勝に次ぐ「女子栄養大学特別賞」を受賞しました。

「日本一おいしい学校給食」を目指す今治市にとって、全国に今治市の地産地消や食育の取り組みをアピールできたと考えています。

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    (写真提供)全国学校給食甲子園事務局

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メール:kyushoku@imabari-city.jp
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