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風景（熊本城をモティーフとせる）

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寸法：15.8×22.7　制作年：1920年　技法：油彩　画材：カンバス
作家名：古賀春江（こがはるえ）（1895～1933）

　久留米市に生まれる。明治45年17歳で上京。太平洋画会及び日本水彩画研究所にも入る。28歳で二科会初入選、その後クレーの影響を受け、童話的幻想からシュールリアリズムの傾向を深めた。
　この作品は27歳頃の作品でまだクレーの影響をうける以前の作品だが、簡潔なタッチのフォーブ調ながら、古賀の非凡の才が充分伺える小品である。

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