いまばり妊娠SOS
思いがけない妊娠や望まない妊娠
誰にも相談できず、たった一人で悩んでいるあなたへ
これからのことを一緒に考え、あなたの心と身体を守りたいと思っています。
匿名で相談でき、秘密は厳守します。
あなたには様々な選択肢があります。相談してみませんか。
【電話での相談】
電話番号:0898-36-1553
受付日時:月~金曜日(祝日、年末年始を除く)8時30分~17時15分
妊娠にまつわるQ&A
1.妊娠検査薬について
薬局やドラッグストアで1,000円以内で購入することができます。スティック状の検査薬に直接尿をかけて、含まれるホルモンを調べます。
生理(月経)予定日を1週間過ぎると検査ができますが、陰性(妊娠反応なし)であっても1週間以内に生理が来ない場合は産婦人科を受診しましょう。
※妊娠検査薬だけでは、正常な妊娠かどうかの判断はできません。あなたの身体やお腹の子どもに異常がないか、医療機関で確認してもらいましょう。
2.妊娠週数の数え方
最後の月経(生理)の日の初日を、妊娠0週0日と数えます。
その280日後が出産予定日とされますが、これは生理が毎回28日毎にくる人が基準です。
あくまでも目安と考えましょう。
※性交渉を行った日が妊娠0週0日ではありません。
【出産予定日目安の計算方法】
- *出産予定の月:最後の生理がきた月+9もしくは-3
- (月数に9を足すと12を超える場合は3を引きます)
- *出産予定の日:最後の生理が始まった日+7
- 例1)最後の生理が1月1日に始まったとすると・・・
*出産予定の月=1+9=10
*出産予定の日=1+7=8
ということは、10月8日が予定日となります。 - 例2)最後の生理が5月5日に始まったとすると・・・
*出産予定の月=5-3=2
*出産予定の日=5+7=12
ということは、2月12日が予定日となります。
※妊娠検査薬で陽性(妊娠反応あり)となるころにはすでに妊娠5週を過ぎています。
3.産婦人科を受診するためには
(1)医療機関を調べる
(2)事前に連絡して、以下のことを確認する
- 診察時間や費用
- 診察内容(妊娠しているか診てほしい。緊急避妊薬が欲しい。など)
※『どこの医療機関にかかるといいか迷っている』『受診の費用が払えない』『親や家族に言えない』場合はご相談ください。
4.緊急避妊薬(アフターピル)について
「避妊しなかった」「避妊に失敗した」といった場合や『同意のない性交渉』の場合の妊娠を防ぐ手段として【緊急避妊薬】を内服するという方法ががあります。
※緊急避妊薬は性交後72時間以内に内服する必要があります。
また、緊急避妊薬の販売が一部の薬局で試験的(調査研究)に開始されました。詳細は以下のホームページをご覧ください。
5.中絶について
人工妊娠中絶は「母体保護法」という法律に従って行われる手術です。法的には妊娠満22週まで可能ですが、妊娠12週を超える人工妊娠中絶では死産届が必要となります。
中絶を認められるのは「妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」と定められています。
「いまばり妊娠SOS」では中絶以外の方法についても一緒に考えます。
6.パートナーからDVを受けている
配偶者や恋人など親密な間柄で起こる暴力を「ドメスティックバイオレンス(DV)」と言います。どんな事情があったとしても、暴力は決して許される行為ではありません。「これってDVかな」「今すぐパートナーから逃げたい」など相談できる場所があります。
- (1)DV相談ナビ #8008
- 最寄りのDV相談支援センターへつながります。
※愛媛県の場合は配偶者暴力相談支援センター - (2)DV相談+(内閣府) 0120-279-889(24時間受付)
- メールやチャット相談ができます。
https://soudanplus.jp/
7.性暴力を受けた
あなたの望まない性的な行為は性暴力です。性暴力はあなたに対する著しい人権侵害であり犯罪行為です。一人で悩まず、相談してください。
- (1)性犯罪被害相談電話 #8103
- 最寄りの性犯罪被害相談電話窓口につながります。
※愛媛県の場合は愛媛県警 - (2)えひめ性暴力被害者支援センター #8891
- 被害を受けた方の心身の負担軽減と健康回復をサポートするため、被害相談や情報 提供、受診やカウンセリング等を総合的に行います。
- (3)性暴力に関するSNS相談 Curetime(内閣府)
- https://curetime.jp/
8.望まない妊娠を繰り返さないために
避妊についての正しい知識を知ることは、あなたの心や体、そしてこれからの人生を大切に考えるうえでとても重要なことです。女性にとって妊娠しない日(安全日)はありません。主な避妊方法を紹介します。
- (1)低用量ピル
- 使用方法:産婦人科で処方される薬を1日に1回同じ時間にのむ。
メリット:忘れずにのめば避妊効果は約99%で生理痛が軽くなる人もいる。
デメリット:性感染症は防げない。副作用として吐き気や頭痛が出る人もいる。 - (2)コンドーム
- 使用方法:男性のペニスにゴム製のキャップをはめる方法。ドラッグストアやコンビニで購入できる。
メリット:手に入りやすい。正しく使用すれば一部の性感染症を予防できる。
デメリット:着脱のタイミングが遅いと避妊効果が望めない。避妊効果は100%ではない。 - (3)IUD(子宮内避妊用具)
- 使用方法:産婦人科で子宮内に小さな器具を入れ、受精卵の着床を防ぐ。
メリット:避妊効果はピルの内服した時の次に高い。
デメリット:出産経験がない女性には向いていない。費用が高い。
妊娠・出産にまつわるお金について
1.妊娠にまつわるお金
妊娠中の健診は有料ですが、妊娠届出書を市町村に提出すると費用の補助が受けられます。妊娠届出書は医療機関に受診するともらえます。何らかの事情で受診することができない場合はご相談ください。
2.出産にまつわるお金
健康保険や国民健康保険に加入している方(被扶養者含む)が出産すると50万円が支給されます。出産費用を病院へ払った後手当てをもらう場合と、病院へ直接支払われる場合があります。保険組合が病院へ直接支払う場合は、本人の自己負担が少なくてすみます。
3.子どもの医療にまつわるお金
今治市では高校3年生の年度末まで医療費が無料になります。出産後に市役所で手続きを行います。
お問い合わせ
ネウボラ政策課
電話番号:0898-36-1553
メール:neuvola@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第1別館5階