住みよいまちづくりのために私たちができること
私達の社会は多くの人が限られた空間の中で生活しています。一人の行動は、好むと好まざるとに関わらず、他者に影響を及ぼすことになります。
近年、大きな社会問題として取り上げられている環境問題も、私達の行動様式が引き起こしたものと理解されるようになってきました。
ここでは、気づかぬ内に他者に迷惑になっているもの、チョットした心づかいで、環境浄化につながるものを取り上げてみました。市民一人一人がこうした自覚を持って、今治市の環境を良い方向に持っていくことができればと思います。
空き地の管理をしましょう
空き地を放っておくと、雑草が茂ってしまいます。見た目も悪く、雑草の中から害虫が発生するなど近所に迷惑をかけることがあります。また、ゴミを捨てられたり、犬ふんを放置されたりするようになります。草を刈る、清掃をするなどの空き地の管理を、所有者の方々にお願いします。
野焼きは禁止されています
野焼きとは、ゴミを適正な焼却設備を用いずに燃やすことをいいます。家庭でドラム缶や簡易焼却炉を使って、ゴミを燃やす場合も、野焼きに含まれます。燃やす時にでる、スス、臭気、煙は、近所の迷惑になります。さらに、排ガスに含まれるダイオキシンは、焼却を行う人も含めて、人の健康を害します。ゴミは正しく処理しましょう。
野焼きは法律で禁止されています
騒音の防止
カラオケや、深夜・早朝のテレビ・ラジオ等の音響機器、洗濯機、掃除機、車のエンジン等の音は、周りの人にとっては、騒音です。ボリューム、時間を考え、近所の人に、迷惑のかからぬようにしましょう。
ゴミのポイ捨てをやめましょう
空き缶やタバコの吸殻、ガムなどが、道路や空き地に捨てられています。他の町に観光に行って、せっかくの景色なのに嫌な思いをしたことはありませんか。『私一人くらいなら』ではなく、『私から』ゴミをきちんと捨てましょう。
犬・猫のフンをかたづけましょう
犬・猫のフンは、だれが見ても嫌なものです。悪臭 や衛生上の問題もあります。飼い犬・猫のフンは、飼 い主が責任をもってかたづけましょう。
川や海を守りましょう
私達の生活廃水は、川や下水管をとおって海へと流れていきます。廃水やゴミ を目の前から消しても別の場所に汚れが溜まっているのです。河川や海の汚れ は私達の生活態度の鏡だと言えます。
下水道使用の際の留意点
下水処理は、微生物に汚れを食べてもらい汚水をきれいにします。油や毒物を流さないようにしましょう。
浄化槽使用の際の留意点
浄化槽は、適正な維持管理(保守点検・清掃)が必 要です。その維持管理を怠りますと、保健所から指導や改善命令を受けたり、浄化槽の使用停止を命ぜられたりすることがあります。保守点検・清掃を実施していない場合は、保守点検は保守点検業者へ、清掃は、清掃業者へ連絡してください。
それ以外の場合の留意点
台所等からの生活雑廃水が、直接周辺河川に流入している場合は、河川を汚さぬよう 注意してください。
省エネルギーやリサイクルについて考えてみましょう
使わない電気は、マメに消していますか。水を出しっぱなしにしていませんか。平成14年4月から資源ゴミをリサイクルするための分別収集がはじまりました。将来の世代にも、豊かな地球を残したいものです。
お問い合わせ
環境政策課
電話番号:0898-36-1535
メール:kankyou@imabari-city.jp
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