SDGs(持続可能な開発目標)への取組
SDGsとは
SDGs(えす・でぃー・じー・ず)は、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。
今のままのライフスタイルを続けていると、気候変動や環境破壊、人口増加や貧困などの問題が大きくなり、すべての生き物が豊かに暮らし続けることができなくなるという危機が本格的になっていることから、2030年までに達成を目指す17の目標を国連が定めました。
国際機関、政府、企業、教育・研究機関、市民社会、こどもも含めた全ての人が、それぞれの立場から目標達成のために行動することが求められています。 キーワードは「誰ひとり取り残さない」です。
SDGsについて詳しく学べるサイトを紹介します
- 公益財団法人日本ユニセフ協会 SDGs CLUB(外部サイト)
- 子どもから大人まで、SDGsが示す課題について学ぶことができます。
今治市SDGs宣言
2024年3月24日、今治市長によるSDGs宣言を行いました。
人口減少などの地域課題の解決を図り、持続可能なまちづくりを目指すため、SDGsの達成に貢献することを宣言しています。
SDGsと今治市政のつながり
第2次今治市総合計画のほか、第2期今治市まち・ひと・しごと創生総合戦略や第二次今治市環境基本計画等の関係計画に基づく施策に、SDGsの視点から総合的に取組み、経済・社会・環境の調和がとれた持続可能なまちを創出します。
バリクリーン(今治市クリーンセンター)
「SDGs日本モデル」宣言に賛同しました
「SDGs日本モデル」宣言とは
SDGs日本モデル宣言とは、地方自治体が国や企業、団体、学校・研究機関、住民などと連携して、地方からSDGsを推進し、地域の課題解決と地方創生を目指していくという考え・決意を示すものです。
「SDGs日本モデル」宣言内容
私たち自治体は、人口減少・超高齢化など社会的課題の解決と持続可能な地域づくりに向けて、企業・団体、学校・研究機関、住民などとの官民連携を進め、日本の「SDGsモデル」を世界に発信します。
- SDGsを共通目標に、自治体間の連携を進めるとともに、地域における官民連携によるパートナーシップを主導し、地域に活力と豊かさを創出します。
- SDGsの達成に向けて、社会的投資の拡大や革新的技術の導入など、民間ビジネスの力を積極的に 活用し、地域が直面する課題解決に取り組みます。
- 誰もが笑顔あふれる社会に向けて、次世代との対話やジェンダー平等の実現などによって、住民が 主役となるSDGsの推進を目指します。
SDGsと今治市内企業のつながり
今治市では、民間企業等と双方が持つ資源を有効に活用することで地域活性化や市民サービスの向上を図るため、企業版ふるさと納税の活用や企業との連携協定を締結を推進しています。
愛媛県SDGs推進企業登録制度について
今治市内の多くの企業が、SDGsの取組を推進しており、SDGs宣言を行っています。このSDGs宣言は、SDGsにどう取り組んでいくのかを考えていただくきっかけになっています。愛媛県独自の登録制度がありますので、ご活用ください。
職員も意識向上を図っています
令和4年2月15日、全職員を対象としたSDGs研修会を開催しました。今回は研修の様子をオンライン配信することで会場を分散し、コロナ感染拡大防止に努めながらの開催となりました。
講師は今治市と包括連携協定を締結する東京海上日動火災保険株式会社よりお招きし、SDGsの概要についてお話しいただきました。
市内で広がるSDGsの取組
しまなみアースランド「環境教育プログラム」について
しまなみアースランドは、自然に親しみ、体験を通じて自然との共生を学ぶことを目的に造られた公園です。
園内には色や形が様々に工夫された大島石などによって造られた屋外環境教育施設があり、緑の教室・裸足の道・石の地球・地球の道をインストラクターが案内してくれる「環境教育プログラム」を行っています。地球を知るところから始め、直面している環境問題について一緒に学んでみませんか。
大学の取組について
岡山理科大学と今治明徳短期大学の学生が、猪の駆除と消費のサイクルを回すことで「SDGs15-4陸の豊かさを守ろう:生物多様性を含む山地生態系の保全を確実に行う。」につながる取組を行っています。
岡山理科大学・今治明徳短期大学「猪彩結縁」コメント
今治市では猪による農業被害を抑制するために猪の駆除が行われていますが、その大半は廃棄されています。猪の肉は、身は香りが香ばしく、油は歯ごたえがあり家畜の肉と違ったおいしさがあります。捨てるのはもったいない!そこで、安全でおいしいジビエ料理の普及を目的に猪彩結縁として2019年から活動を開始しました。
一方で、野生鳥獣の肉は家畜の肉と違って病原体のコントロールがされていないことから、衛生面において細心の注意が必要です。適切に食べないとジビエ が食中毒や人獣共通感染症の原因になることがあります。中心まで火を通す、使用する用具は他の食材に使用しないなど、少しの手間をかけることで安全に・おいしくジビエを楽しむことができるのです。これまででは、レシピ開発、缶詰開発などの試みをしてきました。将来的に市民の方々に猪料理を振る舞いたいと考えています。
SDGs関連イベント
- SDGsフェスティバルキャラクターショー
- SDGs周遊型謎解きイベント(終了しました)
- 森のタンブラーお絵描きワークショップ(終了しました)
これからも、このようなパートナーシップの成果や持続可能な地域づくりにつながるSDGsの取組を発信していきます。
お問い合わせ
市民が真ん中課
電話番号:0898-36-1503
メール:simingamannaka@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第2別館6階