令和6年度 今治市市民が共におこすまちづくり事業実績報告
今治市では、市民自らが企画し実施しているまちづくり事業に対して助成金を交付しています。
令和6年度には審査により市民活動推進事業に2団体、テーマ型協働推進事業に2団体、計4団体が選ばれ、次のような活動を行いました。
市民活動推進事業
3世代で考える地域防災とドローン
団体名:一般社団法人 しまなみドローン協会
交付額 500,000円
総事業額 867,359円
事業概要
- 【事業目的】
- 防災・減災における「ドローン(無人航空機)」の役割・可能性を学修していただき、次世代の災害時に力となる新たな若手ドローン操縦士の自治会単位での育成を目的とする。また、昨年度イベント実施時に課題となっていた女性防災士の増員へ繋げることを目的とする。
- 【事業内容】
- 女性無人航空機士による災害時のドローンの利活用についての話や、防災士による南海トラフに的を絞った防災の話のあと、段ボールでの椅子の作成や今治工業生と防災士とのコラボで制作された防災紙芝居の披露、そしてドローンを使った防災ドローンクイズを行った。
心音(ココロオト)の恩送り~第3回今治発Brave Heart楽団チャリティコンサート~
団体名:一般社団法人 Brave Heart楽団
交付額 500,000円
総事業額 903,779円
事業概要
- 【事業目的】
- 障がい(発達障がい含)や病のある子もない子も、音楽のバリアフリーを掲げて共に活動する中で、差別や偏見のない共生社会の実現を今治市から波及させる。また保護者や共感する大人たちによるネットワーク作りにより、当楽団の理念を広め、誰もが住みやすいまちづくりに繋げていくことを目的とする。
- 【事業内容】
- 昨年度助成頂いたコンサート活動を更にレベルアップさせ、子ども達が主体的に考えた音楽劇を作り上げるとともに、参加体験型のコンサートを構成し、11月24日に波方公民館大ホールを会場として第3回チャリティコンサートを行った。また、コンサート前に当楽団保護者やフリースクール主催者、今治市手をつなぐ育成会会長などをパネリストとして、誰もが住みやすいまちづくりのトークセッションを行い、市民の皆様とともに共生社会について考える場を設けた。
テーマ型協働推進事業
「今治空襲と戦災」DVDの制作
団体名:今治市の戦災を記録する会
交付額 700,000円
総事業額 1,004,450円
事業概要
- 【事業目的】
- 太平洋戦争末期、今治市が受けた3度の空襲。その戦災の惨禍を調査記録し伝える活動を続けているが、体験者の高齢化が進む中、街が灰と瓦礫になった映像(1945年11月米国の戦略爆撃調査団が来今し調査記録したもの)や、体験者の姿と生の声をDVD化して残し、広く後世に平和の大切さを伝えることを目的とする。
- 【事業内容】
- 「今治空襲と戦災」DVDを制作し、市内小中高等学校や今治市中央図書館、その他各種団体でDVD及び関連図書を特設展示し、空襲や戦災体験者の声を伝える場を設け、戦争と平和について考える機会を提供する。
今治の歴史文化を次世代に伝える「オールドイマバリ・クエスト」
団体名:一般社団法人 コード・フォー・イマバリ
交付額 611,000円
総事業額 2,195,436円
事業概要
- 【事業目的】
- 今治の歴史文化をデジタル共有財化し、若い世代や来訪者に魅力を伝えるゲームを展開。楽しみながら未来に繋がる地域社会を形成することを目的とする。
- 【事業内容】
- 今治の歴史文化の紹介を込めたNFTの収集スポットを巡るクエストゲームとオリエンテーションイベントを11月(金星川クエスト)と2月(大手通クエスト)の2回開催。
お問い合わせ
市民参画課
電話番号:0898-36-1530
メール:siminsankaku@imabari-city.jp
〒794-8511 今治市別宮町1丁目4番地1 本庁第2別館8階