水源の森基金

「水源の森基金」について

蒼社川上流の水源林には、公有林(市有林)、国有林、私有林があります。公有林及び国有林については、国や県の手により積極的な森林整備が行われていますが、私有林については、林業の低迷化に伴い単発的な手入れしか行われておらず、放置林が増加しつつある状況にあります。

平成6年の渇水により、水源林の重要性を再認識し、水源林の適切な保育管理を行い水源涵養機能の向上を図り、上水道水量の安定及び水質の向上に努めるほか、水源林の重要性を訴えこれを守り育てるための意識啓発活動を行うため、平成7年度に今治市水源の森基金を設立し、平成26年度まで年間2,500万円ずつ積み立てていました。平成11年度より、この基金から、玉川町と朝倉全域の保安林における間伐作業などへの助成を始め、現在は事業費の10分の2.5を助成しています。

平成19年度からは、森林の保全並びに、間伐材の活用を図るため、間伐材の搬出費用にも標準単価の2分の1を助成しています。

間伐

国有林

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