今治市水道ビジョンの改訂について
令和5年5月
1.改訂の趣旨
平成22年4月に策定した「今治市水道ビジョン」を運営の指針として、着実に事業を推進してきましたが、策定後13年が経過したため、改訂を行うこととしました。改訂にあたり、これまでの事業計画の見直しを実施するとともに、近年の社会情勢等を踏まえた新たな事業を追加します。なお、計画期間は令和5年度から令和17年度までの13年間とします。
2.これまでの進捗状況について
これまで、改訂前ビジョンによる事業計画を着実に実施し、進捗率は約90%に達しています。この中で、広域的送水を実現し、施設の効率化を推進した結果、当時に122箇所以上あった水源・浄水施設が46箇所まで減らすことができました。それに加えて、水道施設の維持管理費の削減効果にも繋がっていることを確認しました。
今後においても、引き続き広域化と合わせて施設の統廃合を進めます。
3.主要な整備事業
改訂後ビジョンは、継続事業のほかに、新たに2つの事業を追加しました。1つ目は、南海トラフ巨大地震等の大規模災害への対策事業として、救急指定病院や避難所までの水道管の耐震化を目指します。2つ目は、近年の異常気象に伴う水不足への対策事業として、渇水時に効率的な水融通が行えるよう、予備水源の整備や、島しょ部の水融通管の整備を行っていきます。
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今治市水道ビジョン【改訂版】の概要版
今治市水道ビジョン【改訂版】(パンフレット)(PDF 935KB)